アメフトW杯2011Austria 日程発表

全然リリースが無くてやきもきしてましたがどうやら本番モードになりましたね。TD誌で拾いました。
公式サイト
ヨーロッパ連盟(EAFA)のリリース
日本協会(JAFA)のリリース

これによりますと

アジア代表決定戦 日本代表 対 韓国代表 2011年2月26日(土)13:00 於 川崎球場

の勝者をアジア代表にするそうです。

参加チームは以下の通り
【グループA】=インスブルックで予選ラウンド
 アメリカ合衆国(前回優勝)
 ドイツ(欧州選手権優勝)
 オーストラリア(オセアニア代表)
 メキシコ(アメリカ大陸代表)
【グループB】=グラーツで予選ラウンド
 オーストリア(欧州選手権3位・開催国)
 フランス(欧州選手権準優勝)
 日本×韓国戦の勝者(アジア代表)
 カナダ(アメリカ大陸代表)

試合は以下の通りの日程となります。

7月 8日(金)  アメリカ×オーストラリア  @インスブルック
 ドイツ×メキシコ 
7月 9日(土)  オーストリア×アジア代表  @グラーツ
 フランス×カナダ
7月10日(日)  メキシコ×オーストラリア  @インスブルック
 ドイツ×アメリカ
7月11日(月)  アジア代表×フランス     @グラーツ
 カナダ×オーストリア
7月12日(火)  オーストラリア×ドイツ     @インスブルック
 アメリカ×メキシコ 
7月13日(水)  オーストリア×フランス  @グラーツ
 カナダ×アジア代表
7月14日(木)  Open Date  
7月15日(金)  グループA2位×グループB2位  @ウィーン
 グループA3位×グループB3位
7月16日(土)  グループA1位×グループB1位   @ウィーン
 グループA4位×グループB4位

調べてみると、鉄道でウィーン-インスブルック間5時間弱、ウィーン-グラーツ間は2時間半。グラーツ-インスブルックは6時間前後。うーん、全試合生観戦は捨てるべきなのか、それとも夜行列車をフル活用するか(嘘)、国内線を利用するか、車とテントと寝袋でなんとかするのか。
多分、ツアーはグラーツ起点で日本戦のみという事になるんだろうしね。それじゃあアメリカードイツとかメキシコ-ドイツとか美味しそうなの観戦できないじゃないですか。

……会社の気が変わらなければ、来年は勤続20周年なので、7営業日の休暇と20万円の旅行クーポン券が貰える筈なんで、狙ってるんですけどね。イタリア大会は狙っていたのに辞退騒動でタイミング逸しちゃったし、ドイツ大会は仕事上ムリな日程だったし。今年を逃すと、次の次までムリそうだし(次の次の次、なら早期退職で時間は空いている可能性もあるけれど、そこまでアメフト見てるかどうか。その頃はくぼたさんも55だしね)。
今の職場でも、7/6深夜~7/18って事なら、なんとか休めそうなんですよ。

個人的には
1.1回戦をインスブルックで開催(2日間)
2.2回戦をザルツブルグあたりで開催(2日間)
3.3回戦をグラーツで開催(2日間)
4.順位決定戦をウィーンで開催(2日間)
各開催日間に1日の移動日
という事で、オーストリア側が「ワールド観戦パッケージ(各国の家族・応援団が全試合見るように+観光地で金落とすようにし向けるツアー)」でも用意してくれたらおもろかったんですけどね。

まあ、行くとなったらこの年にして初めての海外旅行ですからねえ。多分怖じ気づいて行かない方に(仕事を理由に行かない)傾く気も。

 

で、その他週末のアメフトの整理

まず社会人は、ワイルドカードにIBMが選出され、あろうことかパナソニック電工と試合に。
(あろうことか、というのは、電工との実力差が大きいため。出来ればオービックと電工で壮絶な試合して欲しかったという願望です)

やはり現行のワイルドカード決定方法には問題点があって、対象チームが順列2位同士の場合(順列2位:各ディビジョン2位通過のチームの事)、ほぼ確実に抽選になってしまう。
制度の見直しをするのであれば、是非来期から
1.総勝ち星数(通算)
2.当該チーム直接対決結果
3.相手チームセカンドステージ進出チームに対する総勝ち星数
4.セカンドステージに於ける総得失点差(1試合の最大は30点差とする)
5.セカンドステージに於ける総TD数差(獲得TD-喪失TD)
6.抽選
として欲しいものです。
ちなみにこの方式だと、IBM+4 飲料-10 富士通+13 で4.の段階で決まります。また、もしこの方式なら、IBMはもっと点を取りに行った筈なので、得失点差が改善された可能性もあります。
(得失点差最大20にした場合、IBMは±0、飲料-10、富士通+3)

続いて学生。各地区代表の試合が行われたのですが。
まず法政対東北。
ここはまず、誰かメディア対策を大人に仕込むべきでしょう。
記者会見の時に青木さんなんて言った? 150点取るだか150点差つけてだか、もの凄い失礼な発言をして勝利宣言してましたけど、去年に比べて控え選手投入量も少なかったようだし(去年はQBが3本目まで、ユニット的にも4本目まで入っていた記憶が)、獲得ヤードが去年の約2/3。
これって、ちょっとおかしいと思うのね。
まあこれが故・篠竹幹夫氏なら判る。判るというのは、本気で150点取るから。
ところが結局それが出来なかったという事は、本来「自分の力不足であった」と言って辞任すべき状態ですよ。
※多分、怪我人を休ませているとは思いますが、それなら去年に遠く及ばない現状について説明義務がある筈です。
続いて早稲田対小樽商科。
こちらもある程度戦力を落として戦った早稲田のスピードに完敗というところか。

まあいずれにせよ、この展開なら早晩(10年くらいかな)すると、もしかする可能性もあるかな。だいたい戦力的にはこれで「関東4~5位の力を発揮できている」事が判った訳だから。

※11/23深夜追記
その後デイリースポーツのサイトでの青木氏のコメントを確認。接戦になるようにメンバーを落としたと発言しているこの上から目線を何とかして欲しい。戦う相手を全くリスペクトしていないのだから話にならない(し、記録上QBは主戦級出してるのだからなんかおかしな話である)。正直、私が親なら、子供に法政のアメフト部には行かせないだろう、人格形成に支障を来す。さらに早稲田に対する感想もひどい。
まあ、こんなんでは関西のチームに勝てるとは思わないし、昨年ハーフタイム談話でボロ出して顰蹙を買って嘲笑を浴びたのに、気づいてないのか。一度大きく足元救われないと判らないのか。
などと思ってしまいますね。

関東Bブロックの今後に対する記述の訂正

早稲田-中央戦の観戦記の最後に、可能性の検討漏れがありました。当該記事に追記しておきましたが、ここに再掲いたします。

すみません、もし次節中央が負けたら巴戦にはならないので、得失点差は関係なくなり直接対決の勝者が優勝になる事をすっかり失念しておりました。ですから、明治ファンの方は東大を応援しましょう! また、早稲田ファンの方は中央を応援しましょう!
きっと横浜スタジアムは凄い盛り上がりになるでしょう。
でも行かないよ。

Toshiba Dynabook AZの評価

●Toshiba Dynabook AZの評価

 

この所色々設定してみたのですが。星5つで評価します。

ハードウエア:★★★
ソフトウエア:★

評価:正直に言って、余程のマニアでソフト開発する趣味のある人でない限り、このマシンを有意義に使うことは不可能に等しく、実用性に欠け、一般ユーザーとしての利用価値が全くない。

理由:ハードウエア
良い点

  • 10インチワイド画面は見やすい
  • フルピッチキーボードは入力しやすい
  • バッテリーが長持ちする
  • 操作速度が速い

悪い点

  • 無線接続がWi-Fiのみ対応。BTモデムが使えないのは痛すぎる。また、本当なら携帯電話を直接接続するツールがあっても良いのに。
  • タッチバッドがフラットなので、ちょっとした事で接触過敏に反応するのでマウスが飛ぶ
  • 持ち出し用途として見たときに、コネクタが剥き出し。最低ラバーパットなどで蓋が出来る構造でないと。

理由:ソフトウエア
良い点

  • Operaが入っている
  • かな漢字入力も連想変換なので、繰り返し入力に便利

悪い点

  • 目玉のDocument To Goが、フルサイズではない(別途購入)
  • LAN接続するのにファイルサーバに入れない設定。SMB接続は最低限必須だろうに
  • また、LAN接続の代わりとなるものが何故かリモートデスクトップ。
  • そのリモートデスクトップのSingleClick ConectがAZ単体では使用できない。ユーザー登録のやり方についてどこにも説明がない上、事前登録とか言われてもその登録サイトにすら進むすべがない。従って使うことが出来ない。Windowsから強引にアクセスしたが、英文サイトにしか繋がらず、しかも登録方法はどこにも書かれていない。
  • さらに使えたとしても、試用期間を過ぎたらメディアデータの転送は受け付けない仕様。メディアデータを使いたければ別途金を払えと言う。
  • 代替策を探そうにも、Android Marketアクセス不可。
  • 一度使用したソフトはシャットダウンできない。タスクトレイツールは見つけたが、セッションダウンの方法が電源ダウンしかないのは、明らかに設計ミス。
  • 何よりもイタイしふざけるななのは、ソフトウエアの取扱説明書のたぐいが一切存在しない事。全部電話でコールセンター対応ってのは、基本あり得ないでしょう。
  • カメラついてるけど、Skypeのフルスペックが使える訳でもない。第一、モニタ側についててどんな役に立つというのか教えて欲しい。そもそも電話会議用にするとしてもFlash入らない訳で、無用の長物。

評価について:結構厳しく言ってますが、はっきり言って「これで何が出来てどうなるのよ」と言われて、答えることが全く出来ないというトンデモツールだと思います。
ちなみにデータ転送だけで良いならストレージ接続という手もありますけどね。ありますけど、それならWi-Fi対応とか必要ないじゃん、みたいな。
公衆無線スポットの活用とか、そういう事考えているしいうなら、このサイズはあり得ないでしょう(B4サイズは机の上で仕事をするサイズ。だが、前述のようにソフトが全く使えない訳で、この条件ならわざわざこのサイズにする意味無し)。
いったいこの状態でどんな仕事をしろって言うんですかね、東芝さん。自分たちで本当に開発段階で、仕事に使ってみましたか?それも、マニアな開発陣が使うのではなく、末端営業所の営業マンに何も言わずに使わせてみました?
正直、来年半ばにはラインナップから消えそうな感じですね。
一度、コンセプトを明確にすべきでしょう。その上で、サポートのあり方(使い始めた人が、どうスタートして良いかを考える、という意味)を根底から考えないと、ダメでしょう。

これの為にNFL録画のエンコードをDivix6にしたのに。
画質はMpeg2やDivix5時代に比べて遙かに綺麗ですが、やはり圧縮率ではユーザー向け開発が無くなってしまった5年前のエンコードであるXVDに及ばない。画質を求めると、どうしてもDVD一枚には試合が収まらなくなる。設定も細かくできないし。
もう戻れないから今年はDivixにしますけど。

なんだかなあ。ガッカリしたですよ。

小沢さんは完全に焦っている

民主党で、小沢一郎氏が代表選挙に出ることになったそうです。

正直に思ったことを言うと、「なぜここで我慢できないかなあ、とくに取り巻き」という所ですが。

いやさ、だってどう考えたって管総理大臣は次の国会会期末で不信任でしょう。その時一気呵成に打って出て、総大将に居座った上で総選挙に打って出れば、自ずと首相の座に座れるはずなんですよ。

ところが、本来国民の支持を得る上で必要なこの時期に、自分のことしか考えていないような振る舞いをしているようでは話にならないのであります。

ここで小沢氏が本当に打つべき手とは、「景気対策としての、非バラマキと集中と再編」を広くアピールすることだし、そこでこそ政策論争となる筈なのに。
なのに。
どうして取り巻きがそういう「政治の目」で発言しないで「利権の目」で祭り上げるかなあ。

勝っても負けても、民主党にはこれで未来が無くなったようなものです。

一部表示の仕様変更について

ちょっと過去ログ検索をしていて不便だったので、以下のように変更します。

・カテゴリ別の表示について
 1画面の表示件数を15投稿に変更

・月別の表示について
 1画面の表示件数を15投稿に変更
 ソートを日付の若い順・投稿順(時間順ではない)に変更

なかなかやる気が出ないですなあ。

PC壊れたの記

壊れたのは、Windows XPの機体。

以前から告白しているように、くぼたさんの所ではビデオコーデックが超どマイナーなXVDを利用しています。どうもエンコードまではVistaで出来るのですが、ディスクにビルドするところがうまくないらしい。
そこでどうしても現行XPマシンは生き残って欲しいのでず。
(註:mpeg2ではどうしてもブロックノイズやモヤモヤ感が強く、また高画質にしようとすると3時間の試合に8GB使う事になるので、耐えられない)

ちょうど、自噴の手元のPCをUNIX系の高速PCにしようと買ったパーツがうまく動かず(どうも最初の不正動作をCMOSレベルで記憶してしまったようである。CMOSクリアしたら動いた)、不具合部品をチェックしていたら電源の買い直しが発生し、当初予定してたケースでは駄目で新調し、検証用にマザーボード一枚余分に買い、と無駄出費がかさんだ所でXPマシンのネットワークまわりとオンボードグラフィックがおかしくなって、強引に転用してみました。

結果。
5月の生活が鬼のように厳しくなってしまいました。
ちくしょー、CPUとメモリと電源を買えばもう一台作れるのにぃっ!

パールボウル日程が出てますね

月 日 会  場 開始時間 試合 ブロック
5月1日 川崎球場 11:00 オール三菱×オール東京ガス D
14:00 日本ユニシス×富士ゼロックス C
5月2日 川崎球場 11:00 明治安田×ブルザイズ東京 A
14:00 IBM×ハリケーンズ B
5月15日 川崎球場 11:00 鹿島×富士ゼロックス C
14:00 富士通×オール東京ガス D
5月16日 川崎球場 11:00 オービック×ハリケーンズ B
14:00 アサヒビール×ブルザイズ東京 A
5月29日 川崎球場 11:00 鹿島×日本ユニシス C
14:00 富士通×オール三菱 D
5月30日 川崎球場 11:00 オービック×IBM B
14:00 アサヒビール×明治安田 A
6月13日 川崎球場 11:00 A1位×B1位  
14:00 C1位×D1位  
7月1日 東京ドーム 19:00 パールボウル  

専門誌に出てました。なお、関西は交流戦のみになるそうです。

第44回スーパーボウル雑感

本当は当日休む予定だったのだけれど、仕事の都合で出勤せざるを得なくて録画鑑賞。
個人的には豊原アナと河口氏の組み合わせで、実に良かったと。民放では絶対に出せないな、この間は。

いつにも増して微妙感漂う終了。
河口氏が言っているように、「畳みかけるのではなくじっくり攻めて、ムリに点を取らない」というスタンスが結果としてコルツ敗北の要因であった事は間違いないし、フリーニーが機能しなくなった事でセインツが攻撃しやすくなった事も事実なんだろうけれど、それだけなのかなあ、という感じがする。

その点では「セインツが序盤緊張で動きが固かった」だけだったのではないかと。それを相手の実力として相手にあわせてしまった為に後半に対処できなくなったのではないかと。

まあ、それはそれとして、今年は実に「微妙な均衡に保たれた実力が、ある一点で大きく揺らいでしまう」という、実力伯仲の戦いを見せてもらった気がする。
ちなみに「ある一点」とは「後半最初のオンサイド」。あれは奇襲として大成功。

うーん、でもなんだか、あれ以外ではコルツ守備が自滅したというか(フリーニー不在の時のゲーム戦略が破綻していた気がするのですが)。

サッカー東アジア選手権男子に思うこと

もう呆れて笑うしかない。

監督どうこうじゃない。日本協会の専務理事以上は全員永久追放。
組織として人が育てられない。

誤解無きように言っておきますが、このていたらくの根本は、岡田監督がどうこうというレベルではないです。
スポナビブログで見ていて呆れるアンチ岡田派の安直な更迭論にもげんなり(いや、ヘドが出ると言いたい)なので。
戦術論として岡田サッカーがどうか、という所の話題ではない。それ以前の所の話なのである。

基本、今年の国内2試合+海外2試合のちぐはぐさは、対戦相手の問題に起因しているというのが1つ。そしてもう一つはアジアカップの運営変更に効果的に関与できなかった日本協会の無力っぷりが及ぼしたものであるというのが1つ。そしてブラジル幻想が一つ。最後に、強化ポイントを間違えているのが1つ。
正直、誰が監督しようと大差ないというのが結論。

まず、根本としてアジアカップの予選に出ている事実。これはオシム信者が敢えて避けて通っているが、シードを取れない時点でオシムの罪。その為に無駄な試合をたくさんしている。
これは各大陸が「ワールドカップの間に大きな国際大会を」という事でワールドカップの2年後に試合を設定していたにもかかわらず、アジアではオリンピックと重なるという理由から「ワールドカップの翌年」に変更された(北京オリンピックに配慮したというのが正しいのだろう)。この結果、チーム作り初めて1年ないうちに重要な試合をさせられるオシム・ジャパンはチームの核がないままシードを取れなかった。

そしてオシムに代表監督をさせるのは間違っていたという事。実際に必要だったのは、U-21監督か、あるいは強化部長であったという事である。
※逆に言うと日本において、オシムは代表監督には不向きである。っつうか「新しい日本のサッカーを構築する」のは強化部長とかアンダー年代の代表監督の仕事。

ついでに日本のサッカーが躍進するのは常にヨーロッパの指導者がいつた時。ブラジルの指導者がついた場合には伸びない。
メキシコ五輪の時は西独のクラマー氏が中核だった。ところがその後読売クラブなどかブラジル式サッカーを広めてしまった。中途半端にブラジル人を集めてサッカーしてコンセプトがないまま強化していたから最後の一線を越えられなかった。
そこで代表監督にハンス・オフトを入れた。その結果、ドーハの悲劇に至ったが、少なくとも4年前の日韓戦の敗北よりは遙かに上のステップに上った。
続いてファルカンが来たが、実はここでステップアップに失敗している。
次は加茂-岡田だが、ゾーンプレスはヨーロッパ型。ちなみにこの当時海外指導者としてヨーロッパの監督が来日していたことも影響していると思うが(ただ、聞くところによれば「古くさい」戦術らしいが)。
そこで次がトルシエ。彼は一つ下の世代にも自分の戦術を浸透させる事で、底上げに成功した。※とはいえ、コーチを育てる点で成功したとは言い難い。
その次のジーコは明らかにスペックダウンさせている。
さて、この流れを見て考えた場合「南米は、厳しい生存競争の中で叩き上げられた基礎があるから、監督が決め事を少しだけ定めれば動いてしまう」という特質があると思う。逆にヨーロッパでは教育の一環として取り上げられて来たこともあり「定められたルールの中で、いかに結果を出すか」というスタンスで取り組んでいる。
勤勉な日本人、いや愚直で言われたことに固執してやりとげる日本人としては、ヨーロッパ型のシステムで規律重視の方式の方が好ましいのである。

ところが残念なことに、現在のサッカーは無駄にブラジル幻想に寄りかかっている。小学生から生存競争(クラブから切られてしまえばストリートチルドレン、くらいの厳しさ)にさらされている所ならともかく、アメリカ型スポーツ教育の中でもまれた日本は、ヨーロッパ型でなければ伸びない。

実際、そういうコーチ理論を海外に学びに行くコーチが異様に少ない(ジュニア世代の指導者が、もっと多く海外に学びに行く必要があるという事)。従って中手半端「形から指導する」事になる。その結果、パターンに固執する。得点ではなく安全に点を取ることに固執する。従ってうまくいくはずがない。

結果として言えば、ジーコを選んだ時点でこの結果は見えていた。多分、オシムが監督をしてもこの結果は変わっていない。(ちなみに、ジーコ最大の失策は、W杯の直前にピークを持っていた所。しかも気候の変化を織り込め成った為にバテてしまった事である)

まあ日本のサッカーを駄目にしたのはマスコミと評論家なので、特にテレビ朝日はサッカー界永久追放である。
※ついでに松木安太郎も。彼が評論家でもっとも質が低い。
今回がフジでまだ良かった。※清水秀彦は凄くまともに「シュートしない」事を指摘していた。セルジオも言ったと思うが、少なくとも松木は言わないだろう。

正直に言うが、岡田さんが今辞めても意味はない。「南アフリカはともかく、その次につながる布石を打つから、南アフリカ開催の成績は問わない」という条件でのみ、巨額のリベートを払って強化権限すべて渡して引退直前の監督を連れてくるしかない。その監督の最後の花道として(日本が伸びても監督の経歴にハクがつかない。トルシエもジーコもそうでしょ)。

まあ、あんだけフォローが遅くて相手の厚い守備にひっかかっちゃっていたなら、シュートも糞もないのは認める。というよりも、サイドで囲まれた時の対応が悪すぎ。それだけの話でしょ、すべては。
そういう散らしが出来たり、当てが出来たりする選手でスタミナがあるのがいないというのが事実なんだから。
そういう試合でしょ、これは。
だから、これで監督がどうこうより選手が自覚しないと話にならない。頭で判っても体がついていかない、という状態において監督は無力ですもの。