甲子園ボウル雑感

一週間経過してしまいました。

なのに、個人記録等のスタッツが全く公開されていないどころか、公式サイトにいたっては試合公式結果すら掲載されていないお粗末ぶり(主管の関西学連のサイトに出ている)。
なんて言うんでしょうかねえ、この無気力っぷりは(ちなみに、過去のサイトをそのまま使っているようなので、制作等に関しては大阪毎日放送関係なのでしょうね。手遅いと言うより、やる気がないという事でしかないです)

ま、それはともかく。
基本的に法政の場合「勝ったら選手の実力、負けたら監督コーチの無能」という図式が第50回以降ずーっと続いている(第49回は選手が試合中怪我してパスが投げられなかった為と記憶している。この49回までの法政は、勝っても負けても-基本は負けているのだが-選手の実力という所だったが、ここから先は戦術指示の遅れや分析のミスなどで負けている)のだが、今回もその例に漏れていない。

前半に関してはがっぷり四つという印象であった。いや、プレーで支配していたのは法政、イベント(キックリターンやトリッキーな動き)で乗ったのが関大、という形だったと思う。
従って「キックオフしっかり押さえたらこのまま拮抗した流れになる」と思って見ていたら、テレビのインタビューでの青木監督のコメントにキックカバーが触れられていない訳だ。
こりゃ崩されるぞと思ったら案の定。
そこから後手に回り続ける訳だ。
基本、TBへのプレーケアは完璧だった法政。これはもう見事である。しかし、後半はその裏を付いてQBキープが出され続けた。そこに対するケアは何も出来なかったというのは頂けない。
攻撃に関して言えば打撲と疲労蓄積でQBの握力が落ちたとき、そのまま強行出場を許して試合の傷口を広げてしまった。
山口がベストチョイスであったとしても、3Qの半分を高島に任せて回復を図っても良かった筈だ。そういう点を仕切るが大人のコーチの仕事である筈なのに、そういったゲームマネジメントが全く出来ていなかった。

結果として選手個々の能力は互角か、やや法政に軍配が上がったような気もするのだけれど、それを発揮させることなく沈黙させたという事から見ても関大はすばらしいチームだったということであり、接触による負傷を除いてチームマネジメントに毎年のように失敗している法政は、自滅してしまったようなものである。

ただ、だからといって今年の法政が駄目だとかいう事ではない。試合を見ていて凄くドキドキワクワクしたし、実力そのものは途中までの2点差を維持した事から見てもすばらしいチームである。いやおべんちゃらじゃなくて、真面目な話、ここ数年の法政は高いレベルでフットボールを理解しているチームだと思う。
ただ、問題があった時にうまく舵を切ってあげる人がいない、という事だ。それは学生主導がどうこう、というものではない。チームとしてどう考えていくか、という事なのだと。
その為にはアナライジングスタッフの強化と信頼性になるのではないかと。

なお、中継について文句を言うなら1つ。メインカメラ(バックスクリーンに櫓を組んでその上に設置したカメラ)の高さが足りない。あと1メートル高いと完璧な絵になのだが。

空気の読めない党首

社民党・福島と国民新党・亀井の両党首の事。

まず福島党首。自分では正義のパフォーマーだと勘違いしてるところが露骨で嫌なんですが。
※一応、以下の意見は「政治的に」という所だけの論点です。それ以外の視線は一切挟みません。
正直、60年も居座った基地をどかすというのは大変なことで、正直落ち目の「保守右派に反対するしか能がない」政党が出たとこ勝負で妄言吐いても即実行できるはずがない(少なくとも、沖縄以外の人が真剣に検討したのではなく、こと福島社民党以降は単にアンチ自民右派としての沖縄撤退論しか聞いた事がないのである)。
しかも、それなら政権交代直後から声高に叫べばよいものを、何をトチ狂ったかこの年末のギリギリになって言う事はなかろうに。こういうところがパフォーマンスでしかないのである。
最近、執行役員が偉そうに「前から硫黄島かグアムと言っていた。昨日今日行って見てハイハイでは納得できない」とホザいていたが、社民党議員団が硫黄島施設やグアム施設について今回の防衛大臣以上の密度の視察を行ったのかと言えばNOな筈ですが。第一、そういう目的で基地視察させてくれる筈がないからね。

誤解無きように言うと「沖縄の基地はもっと減るべきだ」とは思っているし、それは速やかに施行すべきだとは思うが、今回の社民党の行為はパフォーマンスに過ぎないと言っているだけです。
政権発足当時やオバマ来日時点で断固たる回答をするといったような、そういう姿勢に結びつけるような活動を何一つしてないだけで、もう救いがたい。社会主義を目指している訳でもなく(だから何度も言っているが、社民党のスタンスはアンチ自民党右派に成り下がっている。まだ共産党の方が筋が通っている)、そろそろ党執行部は自分が何をしでかしたかよく考えて欲しいのである。

次に亀井静香。この人は公共事業万歳主義者でしかないので、早々に退場願いたい。補正予算におけるみっともない醜態は、昔の自民バラマキ政策と同じ事和しろと言っているに過ぎない。
基本、現在の不況はマーケット不在に原因がある訳だけれど、マーケット不在はどこから来たかというと「働けない」人たち-自分の意志で長く働くことをしない上に、それを環境のせいにする人たちの事であって、就労難民をさないので注意のこと-が増えた事から来ている。
たとえば、実際には求人を出しているヘルパーや農業法人といった所でも、定着率が低いのは仕事をえり好みする人が多いからである(本気でその道を究めようと思っている人たちはかなりの確率でその産業内に定着する)。
そういった「贅沢な貧民」をいかにして減らすかが課題なのに、やっている事は逆なのだから恐れ入る。
平たく言うと、現在の「働けない」人は、公共事業の土木工事を増やしても救済できないのである。
この国の産業構造は、そうなっちゃったのである。
そこに気づかない亀井が補正規模を膨らませろとか言うから、問題になるのだ。それだったら自民党の言うとおり、凍結した補正予算を執行する方が効果はある。但し、目くそ鼻くその世界での話だけれど。

こういう政治家には一刻も早く退陣して欲しいものであり、選挙区の地盤の人たちは、こういった無能議員を徹底して懲らしめるべきなのだ、と本気で思う次第であります。

もっとも、前原大臣のような駆け引き下手も困るんだよねえ。

12/6 横浜スタジアム

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF

7

10

7

7

31

アサヒビール・シルバースター SS

3

3

0

15

21

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

SS

3:52

 #10山口 28Yard FG   

1

FF

8:08

 #35西村 50Yard FG×    

1

FF

12:20

 #20森本 8Yard Run   #35西村 Kick

2

FF

3:33

 #30金 3Yard Run   #35西村 Kick

2

FF

11:57

 #35西村 32Yard FG    

2

SS

13:59

 #10山口 40Yard FG    

3

FF

0:17

 #28進士 2Yard Run   #35西村 Kick

4

SS

4:06

 #19東野-#17中島 12YardPass   #19東野-#88橋詰Pass

4

FF

7:21

 #20森本 1Yard Run   #35西村Kick

4

SS

9:05

 #19東野-#17中島 4Yard Pass   #10山口Kick

本当は鹿島戦も生きたかったのですが、何せこのご時世でございまして、すちゃらか事務職の賞与もかなり削減されました関係で行けませんでした。
本来高齢独身会社員たるもの世間の景気に貢献すべく不要不急の贅沢浪費はするべきであると自認しておりますが、いかんせん車の買い換えが近いということもあって……

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11/29 クラッシュボウル@味の素スタジアム

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
法政大学トマホークス  

14

10

38

早稲田大学ビックベアーズ  

11

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

法政

4:50

 #29原 8Yard Run   #97丸田 Kick

1

法政

10:19

 #29原 6Yard Run   #97丸田 Kick

2

法政

3:50

 #99楠原 2Yard Run   #97丸田 Kick

3

早稲田

8:39

 #42小林 45Yard FG    

3

法政

12:07

 #29原 13Yard Run   #97丸田 Kick

4

法政

4:29

 #97丸田 27Yard FG    

4

法政

10:06

 #18高島-#19松永 4Yard Pass   #97丸田 Kick

4

早稲田

10:44

 #5芳賀-#80瀧 7Yard Pass   #30末吉 Run

頼むから、電光掲示板のプログラム修正して、Ball on とTo GO は表示して欲しい。

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最近の出来事として、大分トリニータの話

大分トリニータの資金ショートの話について、降格が決まってから社長がくそみそにたたかれています。

まあ、基本から言うと「大分という土地の規模から考えて、そもそもまJ規模のチームを支えることが出来たのか」という根本を誰も言ってないのが気に入らないのですがね。
正直、大分はバスケもバレーもチームがある訳で、大分・別府を合わせてね3チームを維持できるとは思えないのですわ、本来は。実際にはバレーは常に最下位争いですしね。
その中で夢見た人がいて、その夢を達成するために精一杯背伸びをした訳です。
その結果、一度たがが外れると最後まで転げ落ちるという事になる。

ところがサポーターと呼ばれる人たちの言動・動向を見ていると、そういう所に触れていないのね。ただチームを破綻させた事と2部に落とした事で糞味噌に言うだけ。カンファレンスを多数開いているにもかかわらず、そういう所に触れた経緯も何もない。
なんか、端から見ていた「よっぱらいのヨタ」にしか見えないのですわ。

確かに、退任した社長さんについては実に官僚的な動きをしていたと思います。つまり官僚的な政策として「成績が良ければ外部からお金が入ってくる」という単純思想から抜けられなかったという事ですよね。
ところが残念なことに、シーズンチケットの売り上げが予想より伸びなかったという事から、思ったほど地元の潜在購買層が膨らんでいなかったという事実に直面したわけです。
これは、熱気の中心の人が熱気に酔った時に起きる現象です。周りが見えてないという奴ですね。
結果論ですが、もしここで冷静に対処していたら、あんな無謀な資金管理は無かったのではないかと。

さらに試合で怪我人が続出。あれは明らかに芝のせいです。よく「芝はいいわけ」といいますが、事実は事実です。あんな劣悪な芝で試合を5ヶ月に渡って開催していた事の責任は、スタジアム管理に所有者(つまり県です)が無頓着であり、結局日本代表戦キャンセルの事態まで放置した訳ですから(長い中断期間に何もしなかったという事実は動かない)、地域の理解がそんなものだったという事を認知しなくてはならなかった訳です。
※実際芝が問題なら、1~2試合を大分陸上あたりで代替開催すべきだったのである。収容人員の問題があろうとも。

このように、基本的には指揮者が陶酔したことで資金がショートしたというのは事実です。それでも試合しなくてはならないから帳簿を操作して資金を捻出した訳です。それでも足りないというのは、もう明らかに経営のミスです。

しかし、ではサポは何をしていたか。実はチームに新たにお金を落とすことは何もしていない(つまり、自分の分はお金を落とすが、新たにお金を落とすことに寄与していない)ようなのである。
新スポンサー反対、犯罪歴のある選手獲得反対、フロント批判。全部裏目ではなかっただろうか。
かつて横浜大洋の投手が性犯罪で逮捕・解雇されたが、彼が中日と契約したときに、中日ファンは彼を全否定しなかった。そこから見たら、あまりに稚拙。結果としてサポの心の狭さを見せつけたし、その結果でスタジアムに足を運ばなくなった人もいねのではないか。
スポンサー反対のせいで、新スポンサーは期間を短縮することを宣言した。この結果資金はショートした。
スタジアムに行けば傲慢なサポがいる、という印象を与えた事による客離れは、かつて柏・浦和・広島で発生している。そういった面を全く学習しないまま、「自分たちだけがチームを支える正義の味方である」と振る舞っているサポーターがチーム運営に干渉しているという事実の方が、チームに悪影響なのではないだろうか。

まあ、基本的には経営者がツメを誤ったのは避けられない現実です。だが、自分に酔っているサポが経営干渉をするなら、元々バックボーンのないチームは経営なんて成り立たないのである。
これはJFL時代に横浜FCが何度となく繰り返したお家騒動と同じ事ですが。結果として不満分子が離脱(切り捨てとも取れるが)したことで、横浜FCは今の位置までなんとか維持できている。そういう事を理解した上で、大分サポーターはフロント批判を考え直すべきであると思う。

Jに関しては、地域密着という思想を良しとすべきであるが、その為に必要な経営指南を加盟申請チームには行っていくべきなのだが、残念ながらそういう話は聞かない。
特に最初は行っても、10年目チェックなどをしていない。
現在J1にあるチームの大半が、母体企業のあるチームである。そこから外れたチームは小規模経営で、常に累積赤字である。累積赤字を改善できないチームには、四半期毎の財務チェックが必要であり、もしそれが行われていたら大分の悲劇は止められていたかも知れない。
まだまだJは幼いのである。そこを理解して欲しい。

ちなみに、久保田個人の意見としては、大分は3年で融資返済が不可能なら解散すべきだと思う。そこで地域リーグからまた始めればよい。横浜FCのように、である。その時に、あれだけ経営干渉したサポーターが、どこまで身を粉にする事が出来るか、が本来問われる地域密着のあるべき姿だと思うのである。
本当に愛しているなら、ね。

最近の出来事として、事業仕分けの話題

民主党がやっている事業仕分け。色々話題になりました。
正直に言うと、あんな短時間で専門知識のない人が「はじめに削減ありき」の姿勢だけで官僚たたきをやった事による効果なので、申し訳ないけれど一部に不具合が起きていることは認めなくてはいけないと思いますよ。

ただ、そもそも「公開裁判」とか言われているようなみみっちい根性で反論するのも如何なものかと思います。
普通、企画を通すためには厳しいプレゼンを通過させる必要がある筈です。民間企業では普通そうです。
で、それについて官僚はあまりにも不慣れすぎた訳です。
途中で仕分け人が「そんなに必要ならもっとアピールしてください」と言ったのは正論ですし、理路整然と切り返すことが出来なかった官僚側の不手際でしかありません。
こと、今回の事業仕分けを批判的に報じる記事を多数配信している産経新聞には「貴社の質が低い」という事を言わねばならないと思います。産経さんは企業の企画部門にいた人をスカウトして記者育成をさせた方が良いと思います(だから産経はいつまでたっても一般紙とは呼ばれない、大衆紙に振り分けられてしまうのである)。

そんななかで、気になったトピックをいくつか。

・スーパーコンピュータの件
科学分野が一斉に反発してますが、申し訳ないけど「なんだかなあ」という気がします。
議論は2つある筈なのに、混同している気がして成りません。
一つは「スパコンを使って分析する」という事。この件については仕分け人の方が正しくて、「別に世界一でなくても、必要な研究は可能である」という事になります。必要なスペックを割り出せば、世界一である必要は何処にもないと思われる為です。その代わり多少速度が劣っても、台数を増やすことが出来れば「順番待ち」を解消することになると思うのですが、こいういう議論は一切聞こえてきません。
もう一つは「スパコンを作る」という事。電算システム開発のための技術力を磨くためには、目標として「世界一であるべき」という姿勢は正しいのです。ただし、現在開発を進めているスパコンが、世界最速になる事は考えられない上に、仕様上に大きな問題を抱えていることが判っている(具体的な事はスパコン漫遊記さんで確認できます)為、現在の予算停止そのものは正しいと思うのです。
つまり「真剣に世界一を目指す為の努力をしているのか、己の技術をごり押ししようとして金を無駄に浪費するのか」を理解していない技術屋が、予備費を含めて大量に金をキープしてないと不安、という予算に対して「そりゃあ駄目でしょう」と言われただけの話です。

・大学予算の削減
もうこれは、「自分たちで飯の種みつけなんよ」と言われた訳で、形態として士はアメリカのように大学スポーツの利益をすべて運営費に回す仕組みを作り、かつそうなる為に大学スポーツのビジネス化と中継の多角化を図るようにするとか、特許で食っていくか、という話にすげ替えられてしまった訳です。
それだったら、大学運営寄付に対する非課税措置も検討して欲しいモノです。お金を貯める事を目標にしてしまった人たちからお金を搾り取る(最終的に現物市場に資金を投下させる)手段としては最適だと思いますよ。

・その他
やはり仕分け人の数が少ない。3グループではなく12グループで、その変わり復活仕分けを実施する形で実施すれば、もっと深い議論が出来たのではないかと(別の視点からも精査できるので)。
そういう意味では蓮舫議員のようなカッコツケ、頭から決めつけ系の人がたたみかけるように言い放つ今回の仕分けには、やや疑問が残ると思いますね。

時間が経過しましたが、先週の関西遠征についてのまとめ報告

アメフト以外で。

まず、宿を取ろうと2週間前から奮闘したのですが、大阪市内は全滅。府内も関空付近にわずかにあったものがあっというまにアウトになる。神戸も全滅。京都・奈良はいわずものがな。
いや、カプセルホテルはあったんですがね。あれは最後の手段と言うことで。

そのうちグリグリ探していたら、三田の奥に神戸三田 新阪急ホテルさんが開いているのを確認。一応、三田付近といえば大阪への通勤圏であるから、良しとしようということで、ここをキープ。(駅は神戸電鉄の「パレットタウン中央」です)

えー、関西の人がちょっと吹いてる可能性も否定できません。
実際に行ってみた感覚として東京で言えば「幕張のイベントの為にわざわざ南大沢に宿を取った」みたいな。
いやいや「横浜のイベントのために印西牧の原に宿を取った」かもしれない。
そんな立地です。つまり問題のパレットタウンというのが、平成8年頃から開発されたニュータウンで、しかも鉄道から見て三田経由大阪都心向け、ですわ。(通常、東京近郊で考えれば、鉄道会社の拠点である神戸方面に直通させる事を考えるだろうが、線路敷設の都合かパレットタウン中央始発はすべて三田行き。駅に折り返し施設がありません)

さて宿が決まった事でふと思いついた事が。

そんな訳で昼過ぎに新幹線に乗り、目指すは新神戸。
何でって?そりゃああなた、アレデスヨ。
ちょっと三宮で買い物して、目指すは新長田。
そう、これです。

 いきなり背後から見たとき、最初はさっぱり判りませんでしたが、いきなり認識したときの迫力はお台場ガンダムの比ではありませんでした。
え?手前のブレてるおばちゃんたちではありませんよ。

よる~のまち~にがお~
という事で、原寸大鉄人28号でございます。

て、色々ある中で、原作版です。(色々ある、とはリメイク版の「太陽の使者 鉄人28号」自称続編の「鉄人28号FX」実写版映画「鉄人28号 白昼の残像」などがある為。個人的には今川版「鉄人28号」は駄作ですね。あれは鉄人でない自作キャラでやるべきです)。

近くにマンションがあるのでスケールが判って大迫力でございました。
その後地下鉄経由で神戸電鉄に乗りました。いやー、考えられなかった。
塗装の剥げ落ち方。多分大半がこういう老朽車体なんでしょうね(パレットタウン方面に新造車があるのは見たが)。
そしてホテル近辺はまだ開発されきっておらず、近くに商業施設があるのみ。

ただ、朝はきれいでございました。

遠く山がかすむ美しい景色です。

最後に。今回福知山線で大阪まで移動したのですが、あの事故現場では手を合わせずにはいられませんでした。
事故の犠牲となった多くの皆様のご冥福と、後遺症に苦しむ被害者の方々が一日も早く日常生活に復帰できるよう、鉄道好きとしては祈らずにはいられませんでした。
無邪気に鉄道好きだから、とか言うだけの時代は終わったと思うのです。

11/22 長居球技場第2試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
パナソニック電工インパルス PI

3

6

7

7

23

オービック・シーガルズ OS

7

6

0

7

20

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

PI

11:04

 #15小笠原 41Yard FG    

1

OS

13:57

 #20古谷 43Yard Run   #1金親Kick

2

PI

2:46

 #20石野 1Yard Run   #15小笠原Kick×

2

OS

5:53

 #15龍村→#85萩山 14YArd Run   #15龍村Run×

3

PI

9:42

 #20石野 1Yard Run   #15小笠原Kick

4

OS

1:54

 #1金親 34Yard FG×    

4

PI

8:48

 #8高田→#7長谷川 6Yard Pass   #15小笠原Kick

4

OS

11:43

 #15龍村→#20古谷 11Yard Pass   #1金親Kick
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11/22 長居球技場第1試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF

14

3

7

19

43

アサヒ飲料チャレンジャーズ AC

0

7

0

14

21

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

FF

4:16

 #18出原 7Yard Run   #35西村Kick

1

FF

10:27

 #18出原→#17秋山 24Yard Pass   #35西村Kick

2

FF

4:43

 #35西村 47Yard FG    

2

AC

8:36

 #2古谷 17Yard Run   #17山岡Kick

3

FF

3:12

 #28進士 12Yard Run   #35西村Kick

3

FF

11:06

 #35西村 47Yard FG×    

4

FF

3:20

 #28進士 70Yard Run   #7藤田→#85浜田Pass×

4

FF

5:21

 #19吉田 50Yard Pass   #35西村Kick

4

AC

6:59

 #3有馬→#89瀧本 45Yard Pass   #17山岡Kick

4

FF

11:43

 #29平澤 44Yard Run   #10後藤Kick×

4

AC

14:45

 #22中西 22Yard Run   #17山岡Kick
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11/15駒沢陸上総括

詳細に各試合を振り返るのは、あまり適切な手法ではないと思ったので、いつもの観戦記スタイルは採用しません。

今回10時45分くらいに会場入りしたのですが、ちょうど小樽商科大がパントブロックを決めた所でした。そこんらの感想となることだけお断りします。

で、まあ2試合を比較して感じた事は「今後の大会に希望を持てる試合」と「今後の大会に絶望する試合」を見せられた気がする、という事です。

実は今回、公式パンフで小樽商科大の監督さんの紹介文に「勝てるチームより強いチーム作り」という言葉があって、はたと目から鱗が落ちたわけです。凄い姿勢だなあ、と。考えてみれば100点満点の試験で11点しか取れなくても、他の人が10点以下なら、学年一位ですよねえ。それでは80点の人には永遠に勝てない。ラッキーと知略と努力で覆すのであれば、最低68点は自力で持たないといけないと思う訳です。この監督さんは、そういう姿勢なんでしょう。
それは、日大の篠竹さんが「アメリカに勝つためのフットボール」と言っていた事に通じるような気がします。

実は試合的に言ってどちらの試合がおもしろかったかと言うと、明らかに第1試合です。獲得距離については仙台大の方が上回っていますが、基本として3Q終盤からの一定の時間帯にロングパスが通った為に距離が出ているように見えるだけで、前半だけで帰ることすら視野に入れたくにらいです。
この差はどこから来たかというと、フットボールをどこまで理解しているか、という所に起因していると思うのです。
誤解を恐れずに言うならば、仙台大はダイヤグラム(プレーチャート)を理解したのに対し、小樽商科はプレーの裏にある本質を理解していたように思えてなりません。
その上で「守備がスピード負けしない」「ラインがまっすぐ押す所は互角以上」という(多分に判官贔屓が入るが)印象を試合中見せてくれた。つまり、単純にまっすぐ突っ込めば、法政の2番手以降とはいえ止まる。パスカバーだって必要な本質ほわきまえているからこそスクランブルプレーに出来る。
それに対して仙台大は、浅いゾーンカバーであればその裏に行く選手を完全にリリースしてどフリーにしてしまう。
ライン戦だって勝ったという場面はなく、せっかく優秀なバックスがいるのに(出ていた3人のRBはどれも関東中位くにらいのチームでエースを張れそうな感じがした。何よりも足が止まらないところが良い)、結局ゲインがろくに出来ず。
しかも仙台大の悪いところはボールを掻き出され過ぎ。
つまり、こういう言い方は失礼ではあるが「下地が途上なまま、プレーは高い位置で何とか出来ると思って努力した」という感じですわね。

もう一つ違いがあるのはキッカー/パンター。小樽商科大は追い風を巧妙に使い、2Qと3Qは驚くことにリターナーがエンドゾーン近くまで下がるし、風による空中イレギュラーからタッチバックを2回もやってのけた。それどころか追い風ではあるが47ヤード、52ヤードのFGを成功させている。仙台大はTFPを2回とも失敗(しかも、完全に蹴り損ない)。これはあんまりである。必死にやっている選手には無礼な言い回しではあるが、あの距離で全くバーを超えそうにない角度でしか蹴れないのは、やはりいただけないと思うのであります。

小樽商科大は「ダイヤゴナルな走り」つまりカットバックして斜め方向に走り出された時の守備がしっかりする事が出来ればもっと守備的にはさらなる向上が見込めると思います。
逆に仙台大はファンダメンタルの向上が先。凝ったよそ行きのプレーの前に、自分たちの武器をしっかり磨いて欲しいものです。

あと、両チームに共通の事として言えるのは、「QBの反応速度、パスの精度をもっともっと高いものにすること」。小樽商科大はせっかくフリーなのにコントロールミスしていたり、とにかくQBのパスにムラっ気がありすぎる。仙台大は決定的にパスの動作と判断が遅い。こういうところを徹底して直して育てて行く事を蓄積していかないと。

いずれにせよ、この試合を経験した選手達が母校に何を残せるのか、が問われた結果だと思うので、来年どうなるかが楽しみです。でもそんなに長くは待てないと思うよ、時間的なモノとしては。