6/11と12の観戦メモは14日に、13日の観戦メモは15日にの、それぞれ深夜になります。
カテゴリー: 日常
熊本大震災とテレビ自粛の話
まずは被災された方にお悔やみ申し上げると共に、今暫く忍耐を強いる事についてお許し願いたい。
博多方面への在来線が復旧したことで、可能な限り収容可能な地域の拡散につとめて戴き、一時的にも安定した生活が遅れるよう、またライフラインのうち水道と電力の復旧を優先して進めて戴き、物資不足の解消に近づけて戴きたいと思います。
さて……
放送局は災害時にバラエティを自粛すべきかどうかについて、尾木ママとホリエモンがやりあっているけれど、この場合に限って言えば尾木ママが間違っている。
いや、ホリエモンが正しい訳でもないんだけどね。
尾木ママの言っているのは「同調圧力」なんだよね。こと、この場合は「コンプライアンス遵守」という名の「攻撃回避」を目的としているから、同情とかそういう事ではないと思うのね。
自粛では無くて、「報じるべき新しい内容が来ると予測されたから差し替えた」のが金曜日と土曜日の朝。
日曜日にはもうネタ切れでトーンダウンしている訳だから、地上波においては問題ない範囲で、バラエティ自粛とは関係ない話だと思う。
ところがホリエモンが出ようとしていたのはネット番組だ。地上派無料放送のように放送法で地域限定された上でプッシュ型放送するものなら自粛も判るが、「観たい人の意思で選択する」プル型放送で自粛は必要ないと思うんだよね。
※たとえば大地震とか大津波が画像に大写しになるなら配慮は必要だけどさ。
あるいは制作チーム(ここはテレ朝と協業しているのでテレ朝スタッフと仮定しても)が震災報道にリソースを割くので製作出来なくなった、都下言うならまた判るんだよね。
でもそうじゃないなら、これはあきらかに「クレームはいる事に萎縮した」状態だよね。
それならそもそも企画しないで欲しいって話だ。
でもそれを尾木ママは「全ての放送」としてひとくくりに喋った。もうその時点で時代に乗り遅れてアウトなんですわ。
さらにホリエモンもメディアの特性で区切らなかったから正論にならなくなっちゃった訳で。
もうちょっとなんとかならんかねえ。
ついでに厳しく言うと、民放在郷4社グループが東西こぞって取材班を派遣しているけれど、数多すぎ。しかも流す内容はほぼ同じ(同じ場所で時間経過を喋るか、同じ構図をあちこちで求めるか)。
いっそのこと報道協定結んでジャパンコンソーシアム形式で、地域と内容ごとに分担してソースを共有化して、放送時間もシフトして流せばいいんだよ。
そうすれば「報道の車が多くて配給取れなかった」とかそういう事なくなるでしょ。給油で割り込みして平然としている奴らなんか引き上げさせて謹慎させるべきでしょうに。
アベノミクスは失敗したのだろうか?
何を持って失敗と呼ぶかは別として、だ。
そもそも問題なのは「物価が上がれば利益が増えるから賃金に反映される」という考え方なんじゃないだろうか。
結局の所社員賃金が上昇する為には大幅な収入増があって(年収一人1万円上げるのに、単純に言って収入は1万×人数なので、200人の社員の為には200万必要。そこに税金が入るし原材料費も上がる関係で、製造業だったら収入が倍以上求められる)、つまりそれは家計の支出に直撃するわけで、国内で経済を回そうとすれば絶対に給与増を上回る支出増に直結しかねなかった訳で。
そこを国内に原材料を求めなかった場合に発生するのが「下請け・孫請けにお金が廻らない」。
そこで財務諸表だけでなんとかしようとしていたら、絶対に大型設備投資に借り入れなんかしない。短期でなんとかしようとするから借入金利が下がろうが借りようとしない。
そういう観点で言うとアベノミクスは明らかに「八十年代バブル直前期の経済政策」で、消費動向が「ITバブル後の経済環境」。
八十年代は韓国、台湾に下請けの下請けが出来たものの、いまそこいらは賃金が上がってしまったのでミレニアムトレンドの中国へ。ところが中国はパクリに繋がる上(ついでにいうとモラルがあまり高くない)世界中が有利なところに工場を作ってしまったのでもう安いわけではない。
東南アジアが輸送費用の限界点だがそこいらも経済成長しちゃったのでコストがかかりすぎる。
つまりね。「日本で原価かけたものを海外で売りさばく」という視点で行くと、日本は国際競争力がない経済構成になっているのよ。
その中でこの経済政策をやっても、いくら黒田バズーカぶっぱなしても、そりゃ消費構造が見合ってないからかみあわないさ。
さらに柔軟性のなさが問題なのだけれど(これは安倍政権全般に言えるが)、経済評論家はそこを指摘しないよね。
もし柔軟に対応していたら、それこそ消費税8%自体しなかった筈で(8%が失敗なのは、橋本政権時の増税で経済が冷え込んだ事を見れば想像出来た筈なのだけれど)、いやさ中国の景気減速がこんなに激しい状況で「リーマンショック程度のダメージが無い限りは」とか言っている時点で硬直化している訳ですよ。
もともと無理がある政策を成功失敗で語る必要は無い。
ってか、根本から言うと大学の数減らして大学の定員減らして、高卒専門卒で社会に放り出す構造にしたら、消費傾向変わらないかい? そのうえで都道府県の数減らして(だいたい28くらいにするのさ)地方税の自由化して本店を地方に呼び込む方が経済的によくないかい? いまの空港施策見直してトランジット出来る国際空港増やして(この場合羽田成田関西以外を強化するという意味)、かつ新幹線を空港に横付けししまう施策組んだ方がいいんでないかい?
それこそ田中角栄ほどじゃないけど列島改造は必要だ。いつまでも七十年代に策定された計画にすがってないで、抜本的な見直し(ってか本来平成の大合併は都道府県まで踏み込むべきだった)をした上で、本当の意味での国民の意識変をさせなくちゃいけないんじゃないかい。
成功失敗の前に、批判する側にその資質がないという事も、もっと問題としてあげとかないと駄目なんじゃないかな。この後何をやるにしても、結果根本が間違っていたら何も変わらないから。
ちょっと気になった事(ベッキー問題のこと)
まず最初に言っておくべきは、「一番悪いのはベッキーの事務所」であるという事。
まあ不倫というか、「下半身に締まりのない男」の出来事なんて、そら沢山あるでしょ。普通に世の中そんなもんでしょ。
で年上で社歴の長い女が隠し立てして悪のりすれば、一方的に女が叩かれるでしょ。
さらに「疑われることはしましたが、不倫じゃないです」って会社の人事部に呼びつけられた時に言えば「んな訳あるかーーーーいっ!!!!寝言は寝て言え。謹慎しろ!!」で、謹慎明けて左遷されていたたまれなくなって辞職。
男は評価が上がらないけど居座って、「俺に謝れって、俺と彼女の関係に言うことはあってもそれを全社に晒す必要なんてないでしょ」と居直った。将来の管理職登用は絶対無いという社内評価の元、事務所なり生産現場なりで働くのみ、みたいな。
これってそういう事でしょ。
だいたい30女が恋愛下手って事はね、事務所の束縛が過ぎるのよ。尋常じゃない。しかも独りコケて4~5億の違約金が出て、かつボーナス飛ぶなんてのは、全部事務所の責任ですよ。
独りに依存して、リスク管理が出来てないという。
そもそも女性の結婚適齢期考えると、28くらいから手綱緩めるべきだったのよ(いままでの一般的な女性タレントは、商品価値が低下する26歳くいらから恋愛ネタが増え、28くらいに一度結婚するパターンが多くなかったかい? よく恋愛ネタが出て人気下降なんて言うけど、実は下降気味になった頃に上手く手綱を緩めただけなんじゃない?)。
そういう意味でベッキー側、特にタレント本人では無くマネジメント側がメチャクチャ異常であると思うのよ、私。
その上で言うと、ツイッター民の振りかざす「正義」ってのは「俺の気持ちよい自己満足」だからね。
「正義」は行動原理であっても理由ではない。
「正義」は相対的なものであり、「法」でも「共通概念」でもない。
それを理解した上で「お前の行為は多数決で悪と決まった」と言うなら、悪いけど政府与党は多数決で勝つので何をやっても良い独裁を生む事が出来る(だって代議員選挙で圧倒的多数の同意票取ったんだもの。投票拒否=自らいいなりになる事を選択した人に、発言権はないだろ?)。
しかもこの場合、事務所社員や番組関係者に迷惑を掛けたのは、「中途半端に逃げ切ろうとして失敗こいた事務所幹部の対応」なので、川谷が謝る必要は無い。
いや一歩譲って不倫自体が原因だとしても、不倫した当事者がその時本気の(たとえそれが軽い気持ちであろうとお互いが同意の上なら)他者が四の五の言う権利なんてない訳だ。
だから川谷側が詫びるとしたせいぜいサンミュージック側のルールをベッキーに破らせた結果に対してであり、自分の不貞行為で迷惑を掛けた川谷の妻である。でもそれをネットやマスコミでわざわざ大声で無関係の大衆に喧伝する必要って、どこにあるのさ。
ねえよ。
そういう意味で、文春に乗った川谷のコメントは何一つ間違っていないというか、言われて炎上に持ち込んでいる人は、自分の正義の側がいかに薄っぺらくてゲスなものか指摘されてカチンときて逆ギレしているというだけの事なのだ。
なので、そこを理解していない芸能コメンテーターの大多数は、大衆に迎合して人気取りするだけの、脊髄反射な人か、底の浅い正義に迎合して自分の見識の浅さをさらけ出している○○(まあ言われた自分が一番憤慨するであろう下等生物の名前でも入れてくれたまえ)以下の存在、つまり「いなくたっていい」存在だと宣伝しているようなものである。
※もし不倫が絶対悪なら松方弘樹や石田純一は一般社会からも抹殺されていなくてはならないが、そうなっていない。つまりその程度の事なのである。
ちなみに。ここまで傷口が広がらないようにするには、やはりふんな記者会見すべきではなくて。やるなら素直に不倫関係であったことを認めた上で1クールの謹慎を宣言すれば良かったと思う。思いが強い状態を認めて「ピュアなまま突っ走って気がついたら相手が不倫でした」なら、まだ許された筈なのよ。質問受けてもぼろは出なかった筈なのね。
明らかに事務所幹部の不手際です。世間はもっと事務所幹部を袋だたきにすべきだと思う。
久しぶりの買い物に出たのですが
先週の左頬がほぼ治った(医者に見せに行った)ので、買い物がてら池袋に行きまして。
昨年新規オープンした三省堂池袋本店を通りまして……
駄目だ。
何が駄目かというと、もともと旧イルムス館(今は無印良品が入っている)は天井高があまりない。そこに壁面も天井も漆黒の下地で部分木調パネル、所々に鏡が壁面一杯に(奥行きがあるように錯覚させる仕組みだと思う)で、もっっっっんのすっっっっっごく圧迫感がある。
いや、圧迫感で人を追い出そうとしているようにしか思えない。
というか、通路から店舗内に誘導しようとして圧迫感かけているのか(ざっと見た感じ、店舗内は白壁面)と思うんだけど、俺、気持ち悪くなっちゃった。はっきりいって二度と通らないな、あそこ。
※さらにジュンク堂の棚配置が微妙に改悪されていた。三省堂対応したつもりなんだろうけれど、却って使いづらくなっている気がするなあ。文庫売り場なんて棚と通路の関係が悪くなった気がする。
酷い目に遭ってます
スーバーボウルも終わり、のんびりと次の更新を考えていた所、妙なことになりました。
まあ、毎年この時期に、左側の頬に吹き出物が出るんですよ。それをこの間剃り負けてしてしまいまして。
いつものことだからとへ放置していたら。
金曜の夜から痛み出しまして。土曜の晩は寝ていても痛みで目が覚めてしまいまして、2時間に一回程度の割合で目が覚めたし。
今朝、こんなんになりました。
左側、宍戸錠みたくなってます。(醜い無精ひげと顎のだぶつきはご容赦)
結局日曜日にやっている皮膚科を探して、結果として仙川まで移動して、かさぶたの所を切開して(局所麻酔あり)中の膿をある程度絞り出して(腫れてるところ全般に膿が貯まっていたとの事。口の中に指突っ込まれた上にぐいぐい押されたが、多分全部出し切れてないと思う)、抗生物質点滴して今日は終わり。
明日来いといわれたが仕事の都合でそう簡単にはいかないので、あさって午後休を取って見て貰うことにした。
続きを読む
年内最後のご挨拶゛
結局、修復作業が完了しないまま実家の掃除の手伝いに早めに帰ってしまいました。
まだあきらめてないんですが、こりゃどうも厳しい感じです。
そんな感じで、いつもは「ライスボウルのタイムアップが年明け」なんていってますが、今年は全く乗り気がしない状況です。
という訳で、旧年中はお世話になりました。来年もどうか見捨てずにかまってやってください。
ホリエモンは半分間違えている(半分は正しい)
ホリエモンこと堀江貴文氏が、「寿司の板前になるのに修行で10年なんてばかげている」という発言をしたそうな。
半分当たっているけど、半分ハズレ。
どういう事か。
寿司職人と言われている人たちにも階層があると思えばいい。
①あくまで寿司の基本だけ習得した人
②基本に加えて指導出来る素養を持つ人
③経験に裏打ちされた様々な技術を持っている人
④老舗の味を仕切る能力のある人
基本だけ学んでたどり着ける最上位は②抜きの③。つまり一代限りの「一握りの天才」であって、何らかの出来事(言ってしまえば板前本人の味覚の経年による変化が顕著)で途絶えてしまう、言ってしまえば「深みがない」味だわね。
日本料理って恐ろしいことに、出汁の取り方や配合で結構違いが出るのね。洋食慣れした人には判らない可能性高いけど。特に江戸前と大阪では味付けが根本的に違う(混ざってしまっている最近ではあまり意識しないかも)。
という訳で、ホリエモン理論で出てくるのは「回転寿司の板場に立つ人」とか良くて「ホテルの日本食コーナーの雇われ板さん」くらい。夢持って独立して見せ構えても、そこは「日常の味」つまり「かっぱ寿司よりちょっと高級」程度の店な訳ですわ。それはつまり雇いの職人さんもその程度、という事。
なので、どう頑張っても暖簾分けすらしてもらえない「10年修行した人」よりは「料理学校で基礎だけ学んで、あとはビジネスとして店を持つ」事に専念した方が利益とかそういう形で考えると利口、つまり修行する人は馬鹿と言える訳ですわ。まあ、ビジネス起業家ホリエモン的着眼点ですよね。
ところが、その観点で行くと、ほぼ9割の自称天才は「味に深みがない」ので、すぐに飽きられてしまう。時代とともに嗜好は変わるけれど、老舗和食の基本は「時代にぶれない」事だから、センスだけで生き残ることは出来ない。
同じ食材でも時期と収穫地域で味が変わってしまうのを、どうやって同じ味として提供するか、とか、どうしてもその食材が入手出来ない場合にどうやって満足して貰うか、という時のベースの味がないのであれば、古くからの客は離れてしまうだろうし、そこで新しい客が来ない(時代の嗜好に合わないので、来店が消極的になるなど)といったときのベースがないので、喰っていく為の業態変更とかせざるを得なくなる。
でもそれって、寿司屋や料亭として正しくないよね。
という観点からいとく「10年修行して一人前」というのは最低限のお約束という事になる。
大量生産・大量消費型の味でよしとするか、伝統に裏打ちされた深みを是とするか、それによって話は変わるので、半分間違っていて半分正しいという事に落ち着くのであります。
なお、この場合の評価としては「店が25年続くかどうか」です。起業レベルだと3~5年維持出来ればいいみたいな感じだろうけどね。
なんか……ごめん
Facebookのあるアメフトコミュニティで、ほんとうに嫌な気持ちになったので、当面アメフトから距離を取りたくなってきた。
なんで選手上がりって馬鹿の巣窟なんだよ。
自分の気に入らないことを「お上が悪い」でケリつけたがるの、なんとかなんねえ?
……という訳で、暫くアメフト関係で何か書くのはなしにします。
本当に、誰かが毎年億単位の金を道に黙って落としてると勘違いしていとしか思えない。
肩を痛めまして
いやさ、一週前の木曜日の朝なんだけど、右肩を下にして寝ていたらしくて、なんかそこから右肩に痛みが走るんだよ。
多分寝違えたとかそういう傾向(しびれはないので)だと思うんだけど、時々(週に2回くらい)痛みで眠りが浅かったりするんだよね。
そんなこなんで、今キーボード叩くと結構痛みが走るので、色々書きたいことがあっても遅れます。すみません。
※その後この記事を書いて開けた月曜日、右足のアキレス腱を痛めました。昼休みに軽くベンチで膝裏伸ばして横になって背伸びして、さあ仕事だと右足を着地させた途端に「ピキッ」と言いまして。踏ん張れないですよお。