2024年12月14日ヤンマースタジアム長居第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 パナソニック・インパルス PI 14  24 
 オービック・シーガルズ OS
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 4:26  Safty(エンドゾーン内でファンブルリカバーしてダウン)
1 OS 8:32  #12山﨑38Yard FG  
2 PI 0:0  #16佐伯50YardsFG×  
2 OS 10:39  #12山﨑44YardFG×  
2 PI 12:50  #42立川4Yard Run  #16佐伯Kick
3 PI 3:41  #16佐伯22YardFG  
4 PI 0;12  #5ジャモー 25Yard Run  #16佐伯Kick
4 PI 4:48  #42立川 1Yard Run  #16佐伯Kick
  パナソニック オービック
1stDown(Run-Pass-Foul) 5(4-1-0) 21(5-15-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 33-149-3 36-1-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 10-4-0-26-0 47-26-3-277-0
Total(ATT-Yard) 43-175 83-278
反則(Att-Yard) 3-18 3-22
Punt(Att-Yard) 7-268 6-158
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 3-2-0 7-17-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-46-0 5-0-92-0
Fumble(Att-Lost) 2-1 2-2
攻撃時間 20分56秒 39分4秒

後半の、それもパントの戦術ミスで大ダメージを負ったシーガルズが自爆した試合、と言い切っていんじゃないかな?
素直に言ってガルズ守備はとても良かった。インパルス守備のレッドゾーン守備も凄かった。
※2Qに立川が独走した時だけが課題だったとはいえ、だ。

最初のつまずきは、もしかしたら1Qだったか、OLが負傷退場(2QにLSだった選手が背番号変更したので、Cが負傷した可能性は高い)なのかも知れない。そこからかなりインサイドを割られてサックされる事になったのと、必殺のアウトサイドゾーン自体をやらなくなったから、だ。
たがそれでも。試合は拮抗していた。
していたのだが……
2Q最後のクルカのパス。あそこから試合が歪み出す。
確かに立川の独走からパナソニックにTDを許したとはいえ、前半である。
あそこ無理にパス決めに行く必要はなかったんじゃないかな。結構無理投げ(プレッシャーきつかったのは仕方ないとしても)、失敗になってもインターセプトされない位置に投げるか、無理せず投げ捨てた方が良かったと思うのだ。
その失敗の後FGでも逆転だし、気パナには充分なプレッシャーになったと思うのだ。
※結果論と言われればそれまでだ。

そして3Q冒頭、この悪い流れの中でパナソニック守備がアジャストし始めた最初のドライブ。このパントが頂けなかった。
この時、少し右にロールしてから蹴ったのだが、右側のラッシュがきつくてミスパントになり、インパルスは敵陣32Yardからの攻撃になる。守備が凌いでFGらに止めたものの、だ。

さらに3Qも終盤、確かにFGで追加点取られたとはいえ5点差だったのだから、攻め込んで無理投げしなければ良かったのだ。ここもFGで良かったのだ(何故なら、2点差という事でFG1本で逆転可能だったから)。ところが直前のプレーで李がロスタックルを受けたせいか焦ったのか、クルカが2人で縦に挟んで守っていたレシーバーに投げてINTされてしまう。

で、そこを守備が止めてパントに追いやったんだけど、ガルズは3回でパント。
また、やらかした。また右にムーブして蹴ろうとしてラッシュかかってミスパント。しかもスクリメージ越えない最悪の結果。
これ、もしかしたら相手のラッシュをわざと受けてランニングイントゥかラッフィングパンターをもらいに行ったのではないかと疑うくらい酷いプレーだった。
これの時は絶対に深く蹴り込んで相手に圧を賭けるべきだったのだ。
結果としてジャモーのTDを生んでしまった。

ここからプレーコールが最悪なシーガルズ。点差を考えてロングパスを狙うのだが、レシーバーがオープンになる前にラッシュが届いてしまいスクランブルすら出来ずサック連発。ロスタックルを入れて4Qだけで7回ロスヒット、である(公式記録では試合トータル9被サック、ロスタックル-70ヤード)。しかもファンブルロストでガルズ陣1Yardとか、守備に申し訳ないだろうという失態。
これは辛辣になるけど、OL1枚削れて狙われているのにロングパスとかリバースからのフリッカーパスを複数回仕掛けたりとか、攻撃コーディネーター側の責任がとっても大きい。
少なくとも圧が凄い時にイックパスしか投げさせないくらいの統制をかけても良かった、クルカの負担を軽くしてあげられるプレー(ランが出せないのであればなおのこと)を入れてあげなければならなかったのだ。
※最も、クルカ自体の限界値がここだという事も言えるだろう。

そういう意味で、とにかくパントの選択ミスが自分たちを追い詰めたというのが避けられない評価である。

そして、今年特に顕著になったのが「ベテラン頼みのチーム」になりかかっている事。特定の選手に依存して、若手が成長しきれないまま引退・移籍に繋がっている。故に悪循環しとて特定の選手に頼り切ってしまう。その選手が怪我をしたり不調だったときにつぶしが利かなくなっている。
立て直すのに時間がかかるだろうなぁ

インパルスの方で気になったのはランプレー。
いや、基本的にインサイドのランしかしてないの。もっと積極的にオープン狙って左右に振るかと思ったんだけど(ジャモーはそういうプレーで強烈なカットバック切って唖然とさせたわけで)、終盤まで積極的に仕掛けたのはインサイドなんだよね。
もしかして、守備インサイドを意識して攻めていたのかな。そうだとしたら、立川とジャモーの独走以外効いてないので、凄く気になる。
もっとも後半は3回の敵失(ミスパント2回にファンブル1回)で距離が詰まっていたので無理せず攻め切れたといえるんだけど、その割にパスが悪すぎる。
パスが悪いのはひとえにガルズ守備が最高の守備をしていたという事に帰結するんだけど。

2024年11月24日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 28  14  49 
 IBM Big Blue IB 14 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 0:11  #2ニクソン46Yard Run  #5納所Kick
1 FF 3:48  #2ニクソン23Yard Run  #5納所Kick
1 FF 5:48  #11木村52Yard Punt.Ret  #5納所Kick
1 FF 10:24  #2ニクソン11Yard Run  #5納所Kick
2 IB 2:29  #2政本4Yard Run  #11福岡Kick×
2 FF 5:11  #181高木→#13高津佐 35Yard Pass  #5納所Kick
2 FF 10:41  #28香川1Yard Run  #5納所Kick
4 FF 1:50  #25坂本34YardFG×  
4 FF 9:51  #8濱口33Yard Run  #25坂本Kick
4 IB 11:49  #2政本→#81鞍谷1Yard Pass  #2政本→#4鈴木Pass
  富士通 IBM
1stDown(Run-Pass-Foul) 14(6-7-1) 19(5-12-2)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 20-169-5 31-104-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 17-10-0-144-1 54-25-2-211-1
Total(ATT-Yard) 37-313 85-315
反則(Att-Yard) 3-26 5-35
Punt(Att-Yard) 2-74 4-165
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 4-96-1 2-17-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-26-0 7–96-
Fumble(Att-Lost) 0-0 1-0
攻撃時間 14分59秒 33分1秒

ニクソンが2回持ってぶっちぎりTDして試合が終わりました。そこに木村がトドメのパントリターン。
あとは見る勝ちすらないというと失礼だけど、本当にそういう試合でした。
何でそうなったのかというのはまあIBMの責任なんだけど、ぶっちゃけ「ジェームス・ブルックス依存」「ジョンスタントン依存」のまま自チームの問題点に目をつぶって来たということなんだろうなと。
そういう環境でどんなに凄いアメリカ人コーチ連れてきてもどうしようもない。というよりチームの補強ポイント間違ってね? という感じでしかない。
選手はいつか引退する。引退に備えて常に層を厚くする必要がある。その為に常時ベンチ入りメンバー自体をローテーションさせて経験を積ませる。それが出来てないから行き詰まっている。
一番強かった頃のエース級がもう30代に入っているのだ、無理が出来る訳じゃない。

逆に富士通はニクソンがさっさと下がったし三宅もグラントも欠場し、小梶も移籍して、守備も今季前半は宮川をベンチ入りさせない(神山が凄いから出番がないあるけど)など人を動かして経験させているから戦力が下がらない。
これ多分、GMの胆力の問題だわきっと。

2024年11月23日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 オービック・シーガルズ OS 20 
 ノジマ相模原ライズ SR 14 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 7:05  #17クルカ→#5西村(有) 5Yard Pass  #12山﨑Kick×
2 OS 3:08  #12山﨑36Yard FG×  
2 SR 9:37  #6パランデック→#28吉澤3Yard Pass  #37佐藤Kick
2 OS 11:38  #17クルカ→#18渡邊12Yard Pass  #12山﨑Kick
3 OS 11:28  #17クルカ→#18渡邊20Yard Pass  #12山﨑Kick
4 SR 9:07  #6パランデック→#99レッドウィン1Yard Pass  #37佐藤kick
  オービック ノジマ相模原
1stDown(Run-Pass-Foul) 18(6-11-1) 13(3-10-)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 30-68-0 20-83-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 28-17-0-248-3 32-18-2-154-2
Total(ATT-Yard) 58-316 52-237
反則(Att-Yard) 1-0 7-30
Punt(Att-Yard) 4-160 5-188
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 0-0-0 2-6-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-9-0 2-0-26-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 0-0
攻撃時間 26分31秒 21分29秒

時間間違えた上で渋滞巻き込まれで、3Q後半からむしかその範囲で。

まずシーガルズ攻撃。ランブロックが弱体化している。少なくとも伝家の宝刀アウトサイドゾーンは出るけれど、布石の通常ブロックのプレーやらパスプロダイブはOL完敗。
パスもクルカの破壊力と言うよりレシーバーの能力に救われている感が非常に強い。多分にギャンブルディフェンスだったライズの「当たり」がそうさせているのだろうが、このままだと相当シンドイかな。
ライズ攻撃。パランデックの限界というか彼がチームを牽引している訳では無いというか。そういう意味でランが吉澤に偏っている(ランプレーの出番が吉澤のみ)からプレーが読みやすい。その中でパスに活路を見いだそうとしてもOLが踏ん張りきれなくてパランデックに負担がかかりすぎる(典型的なのがラストのインターセプトで、あれはDLがセンターごと押し込まれたからバックステップで無理に投げて失速してインターセプトされた。あそこで棄てる勇気が無いのはしんどい)。
シーガルズ守備はベテランの清家・仲里が負傷退場した時にどうなるかと思ったが、常時ローテーション(常に誰がいなくても対処できる状態)が出来ているので心配はなかった。ただ、やはり#15カニンガムと#87定成にむやられすぎだし、そこにパランデックが投げ込める余裕を与えすぎている。
ライズ守備は初戦のIBM戦で魅せたライン戦で勝つことが出来ていた。ただ、やはりそれでもレバー(特に務渡邊ジャマール)に隙を突かれてしまっている。

どちらのチームにも言えるのが「バックアップ層の薄さ」で、両チームともベテランが出ずっぱりなのに休ませる事が出来て無くてスタミナ切れしている感はある。シーズン中からなんとか若手を引き上げる努力して順次戦力を入れ替えていかないと、再来年にはガタガタになりかねないという、余計な心配をしてしまった。

最後に。頼むから関東開催は試合回時時間を11時・14時・17時か10時半・13時半・16時半で固定してくれ。12時開始は変則的すぎる!!!

2024年11月9日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアース FF 21  21  14  64 
 IBM Big Blue IB 14  14 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 0:14  #4グラント84Yard K.O.R  #5納所Kick
1 IB 2:51  #11福岡51Yard FG×  
1 FF 7:12  #21三宅82Yard Run  #5納所Kick
1 FF 10:15  #18高木→#84神136Yard Pass  #5納所Kick
2 IB 0:42  #2政本→#85鈴木7Yard Pass  #11福岡Kick
2 FF 7:11  #28香川3Yard Run  #5納所kick
2 FF 10:43  #18高木→#17糸川40Yard Pass  #5納所kick
2 FF 11:11  #21三宅15Yard Run  #5納所Kick
2 IB 11:27  #37スチュワート97Yard K.O.R  #11福岡Kick
3 FF 3:09  #26横川3Yard Run  #25坂本Kick
4 FF 2:01  #26横川3Yard Run  #25坂本kick
4 FF 7:47  #19鎌田→#82糸川8Yard Pass  #25坂本Kick
4 IB 10:22  #11福岡45Yard FG×  
  富士通 IBM
1stDown(Run-Pass-Foul) 22(8-14-0) 12(6-5-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 24-197-5 22-95-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 32-23-0-276-3 32-13-1-136-1
Total(ATT-Yard) 56-473 54-231
反則(Att-Yard) 4-20 3-10
Punt(Att-Yard) 2-95 4-108
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 2-18-0 1-19-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-102-1 9-0-270-1
Fumble(Att-Lost) 0-0 1-1
攻撃時間 22分43秒 25分14秒

いやあのね。バックフィールドのポテンシャルはさほど差があるわけけじゃないと思うの。
ただただ、選手層の問題と局所的な問題なんだろうと思うのね。
この試合富士通はニクソン出番無し(前節退場の影響から、試合展開上)グラント早い段階で退き(負傷によると思われる)だったのに、ここまで点差がついたのはどういう事だ、という。

個人的に言うと
①IBMのOL(多分右Gと左T)が思った以上に衰えており、3DL+LBまたは4DLに対してダブルチームをせねばならない上にチーム事情からかパスハッピーになってしまいプレー選択肢が狭く、パスカバーの餌食になりがちだった。
②IBMの守備で、インサイドLBが完全に機能していない。ゾーンの動きなんだろうが、滅多に富士通が攻めない(基本手に富士通のパス縦・縦から外へ開く・縦フックで。DLの裏やILBのゾーンは特定の選手がいないと選択肢に入らない)ILBのいる当たりに何度もパスを決められている。
③途中から選手のモチベーションがダダ下がりしているのが見えた。プレーはしっかりしているが、なんか気持ちが切れていたように見えた。
と、結構厳しめ。
負けて次節対戦となった時になにか隠したのかというと、そうとも取れない。また、そういう伏線があるならそもそも初戦で別山に行くべく出し惜しみすべきではないと思うのだが。

まあ見るべき所がない試合になってしまった。IBM#84近江がモモカンだったみたいなので、再来週に間に合うのかどうか気になる。

10/26・27について

家の給湯器が25日に壊れまして。

修理が26日午後という事で26日は泣く泣くキャンセル。

結果、漏水による漏電なので給湯器交換。

その営業が27日午前と言う事でまたしても泣く泣く27日もキャンセル。

とほほほほほほ

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 28  14  14  59 
 オール三菱ライオンズ ML
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 1:21  #18高木→#11木村25Yard Pass  #25坂本Kick
1 FF 3:39  #4グラント66Yard Punt.Ret  #25坂本Kick
1 FF 5:57  #11木村66Yard Punt.Ret  #25坂本Kick
1 FF 7:58  #2ニクソン38Yard Run  #25坂本Kick
2 FF 6:19  #18高木→#4グラント14Yard Pass  #25坂本kick
2 FF 10:47  #19鎌田→#25坂本14Yard Pass  #25坂本Kick
3 FF 6:05  #19坂本29Yard FG  
4 FF 0:44  #19鎌田23Yard Run  #26横川Kick
4 FF 4:20  #28香川6Yard Run  
  富士通 オール三菱
1stDown(Run-Pass-Foul) 20(13-6-1) 5(0-5-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 27-274-3 20-2-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 17-11-0-138-3 24-14-1-73-0
Total(ATT-Yard) 44-412 44-75
反則(Att-Yard) 1-5 4-30
Punt(Att-Yard) 0-0 9-275
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 4-143-2 0-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-23-0 4-0-47-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 20分21秒 27分39秒

えっと。3Q寝ました。あまりのつまらなさに。

試合開始前に某有名解説者氏が「こういう試合はマッチメークに問題がある」と言い放っていましたが、言いたくないけどその通りで。
第1節のちぐはくながら頑張っていたオール三菱の姿は何処にも無かったのは、多分第2節に大量怪我人を出したせいなんだろうけど。
でもそれでもあんまりである。

それしか感想はありません。ってかこの試合かかないと行けないというのが苦痛で仕方なかったです。

2024年10月13日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 ノジマ相模原ライズ SR 24 
 東京ガス クリエイターズ TC 24 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 5:24  #6パランデック→#19カニンガム15Yard Pass #37佐藤Kick
1 TC 6:52  #3エバンス→#28ジャスティン65Yard Pass #7高橋Kick 
2 TC 1:24  #3エバンス→#34大阪 8Yard Pass #7高橋Kick
2 TC 6:53  #7高橋51Yard FG×  
2 SR 10:31  #6パランデック→#19カニンガム58Yard Pass #37佐藤Kick
3 TC 4:30  #3エバンス→#34大阪21Yard Pass #7高橋Kick
3 SR 8:44  #37佐藤30Yard FG  
4 SR 8:00  #6パランデック→#9宜本7Yard Pass #7竹内Kick
4 TC 11:48  #7高橋22Yard FG  
  ノジマ相模原 東京ガス
1stDown(Run-Pass-Foul) 17(7-10-0) 14(5-9-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 26-106-0 22-54-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 28-19-0-208-3 26-15-0-258-3
Total(ATT-Yard) 54-314 48-312
反則(Att-Yard) 4-20 5-20
Punt(Att-Yard) 4-102 3-126
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 2-3-0 3-12-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 5-0-85-0 3-0-62-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 23分56秒 24分4秒

いやー良い試合でした。
特に着目して欲しいのは両者攻守ラインのアジャスト力!
いや確かに東京ガスのランは思ったより出てないけど、逆にライズは吉澤頼み(彼が怪我したときにどうするんだろう?るくらいるくらい)というのと、多少東京ガスの方がラインが脆いぶんパスに偏重した(RPOもそれ相応にあったんだと思う)というのもあったんだと思う。
思うんだがそれでも以前の「小粒で一発目は当たれば凌げるけど時間がかかるプレーは持たない」から相当進化している。バックフィールドの個人能力頼みというところから一歩抜き出た感じがある。

それは恐らく、今季大活躍の#27マクラレン。いやスタッツリーには出てないんだけど、彼がすっげえプレッシャーかけるから対応すると田の選手がフリーになるという、実に相乗効果が際立つ。これでライズは相当苦戦していた(実はIBMもだ)

攻撃は両軍外国人WRが大活躍だが、その裏で東京ガス#34大阪ライズ#81九里など非常に目立っていた。
うーむ、パナやガルズは厳しいけれど、他のチームなら勝てるな、プレオー付

2024年9月29日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 14  31 
 ノジマ相模原ライズ SR 13  13 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 4:00   #5納所33Yard FG  
1 SR 10:00   #7竹内41Yatrd FG×  
2 SR 1:54   #37佐藤40Yard FG  
2 FF 4:38   #2ニクソン24Yard Run  #5納所Kick
2 SR 7:23   #6パランデック→#19カニンガム7Yard Pass  #7竹内Kick
2 SR 12:00   #37佐藤40Yard FG  
3 FF 6:41   #18高木→#4グラント80Yard Pass  #5納所Kick
4 FF 3:36   #2ニクソン12Yard Run  #5納所Kick
4 FF 7:06   #18高木→#84神17Yard Pass  #5納所Kick
  富士通 ノジマ相模原
1stDown(Run-Pass-Foul) 18(4-12-2) 18(5-13-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 17-99-2 26-114-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 32-22-2-290-2 37-24-2-245-1
Total(ATT-Yard) 49-389 63-359
反則(Att-Yard) 3-20 3-35
Punt(Att-Yard) 2-88 3-125
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 1-0-1-0 1-18-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-34-0 4-0-79-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 20分29秒 27分31秒

スタッツを見る限り、実は3Qまでライズの方が数字が良いのである。
ぶっちゃけ3Qのサマジー(グラント)のランアターキャッチの凄さですらかすむくらいのライズ守備の出来は良かった……スタミナ切れしなければ。
厳密に言うと、去年ほどキープ(スクランブル含む)を多用しなかくなったパランデックが、我慢して我慢してパスを丁寧に通した裏にあった吉澤のランが、後半抑えられてしまった事で加点出来なくなったことで守備の負荷が少しずつあがってしまった為、時間的に圧倒していても手手詰まり感がマシマシになってしまった、と思う。
いや素直に言って前半はライズの攻守はほぼ完璧だったと思う。
思うんだけど得点機会FG3回は攻めきってTDまで行って欲しかったなあと。

ただし、やはりスタミナ配分だよなあというか、特定の1本目にプレーが偏るのはやっぱり良くないと思うのですわ。そういう意味では選手層の底上げ(及び隠し球の登場)に期待したい。

富士通は、そうはいっても結構エース級お休みしていたしなあ。ニクソン以外のランがしっヵり出て欲しいくらいで、層も厚い(ここまで来るのに費やした積み重ねは凄いと思うよ、ずっと見てて)ので多少のことなら揺らがないと思う。
※他チームみたいに新人枠フルに使ってない訳で。

2024年9月29日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 OrientalBioシルバースター SS 24 
 富士ゼロックス海老名ミネルヴァAFC FM 14  17 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 2:49  #10安藤→#15フィリップス22Yard Pass   #4梅垣Kick
2 SS 2:24  #4梅垣37Yard FG×  
2 FM 10:30  #94大野53Yard FG  
2 SS 11:47  #4梅垣43Yard FG  
3 SS 3:08  #21須川79Yard Fum.Ret  #4梅垣Kick
4 FM 3:08  #0デレクアキラ4Yard Run  #94大野Kick
4 SS 9:55  #26植木16Yard Run  #4梅垣Kick
4 FM 10:55  #12鈴木→#22桑原14Yard Pass  #94大野Kick
  OrientalBio 富士フイルム海老名
1stDown(Run-Pass-Foul) 10(1-9-0) 15(4-6-5)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 28-37-1 28-54-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 20-15-0-155-1 30-13-1-117-1
Total(ATT-Yard) 48-192 58-171
反則(Att-Yard) 8-92 1-5
Punt(Att-Yard) 4-156 3-134
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 3-25-0 4-30-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 4-0-48-0 3-0-100-0
Fumble(Att-Lost) 2-2 3-3
攻撃時間 23分40秒 24分20秒

素直に言ってシルバースター守備が「当たった」試合で、そこで覆すことが出来なかった富士フィルムの残念な勝敗という感じだ。
というのは、富士フィルムの攻撃はアンダーニース付近の早いパスと縦ディープの組み合わせで、そこにアクセントとしてランが入る。
ここでシルバースターはLBを上げ目にして浅いゾーンのパスルートを潰し、ディープを2人のセーフティでべったりマークした。
逆にこの時に鈴木がディープに無理投げしたりアンダーニースに拘ったり結構後手を踏んだ。
いや良い悪いでは無くて、そこを打開するプレーを前回ライズ戦で投げられなかった事からシルバースターが狙った戦術だと思う。

ところがシルバースターの攻撃は、#12ダリウスが途中交代の憂き目らにあってリリーフした安藤が絶好調……というよりフィリップス頼みな気がする(カバーしていてもはじき飛ばす迫力は凄まじい)。
だから次節も苦戦するんじゃないかという気がするる。

2024年9月28日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 胎内ディアーズ TD 14 
 PentaOcanパイレーツ MP
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 MP 7:48  #3柴田1YTard Run  #16菅谷Kick
2 TD 9:46  #12大和田→#3井上65Yard Pass  #14青木Kick
4 MP 1:00  #16菅谷36Yard FG×  
4 TD 8:51  #26田頭2Yard Run  #14青木Kick
  ディアーズ パイレーツ
1stDown(Run-Pass-Foul) 16(10-5-1) 5(0-3-2)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 40-139-1 15-25-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 25-8-0-126-1 19-8-1-56-0
Total(ATT-Yard) 65-265 34-81
反則(Att-Yard) 6-50 5-29
Punt(Att-Yard) 7-246 7-256
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 1-0-0 5-137-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-27-0 3-0-41-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 31分15秒 16分45秒

いや本当は見ないで帰る予定だったんです。ただ前の試合がなんかアレで、いい気候だったからついうたた寝して気がついたら1Q後半だったんです。
で、そのまま見入っちゃいました。

どってもこの試合に向けて仕上げただけあって身体のキレが違う!
攻守ともギリギリの仕掛けでもうね、スタッツ見て判るように、攻撃が思うように出てないパイレーツはパントリターンでいいフィールドポジジョンを得て、ディアーズは攻めあぐねて、この試合展開。
実際の所3Q終盤から4Qにかけて攻め込んだパイレーツが残り2Yardからの攻撃を全部パスで攻めた(で最後に攻撃側の引火ターフェアで下げられFG失敗)所が勝負の分かれ目で、もしそのうちの1回でも中央にねじ込みにいっていたらどうなっていたか、という所。ディアーズが4Qに攻めた時はラン1回挟んでパス(ギャンブルで失敗だったが守備側のパーソナルファウルで前進)、パスで「次は中央のランだよ」と魅せる演出からオープンスイープで追加点、の流れといい対比だった。

でもさ、次の対戦まで全勝で行って、8点差で勝てばパイレーツが入れ替え戦な訳で。
いやいやもう面白かったですよ本当に。