サーバメンテナンスについて

reeBSD7.0が出ました。これからダウンロードして色々試したいと思います。

で、サーバメンテナンスをかねて3/19の22時頃から、3/26頃までの間、サーバを停止します。(場合によってはもっと長くなるかも。3/29~31は祖母の四十九日なので、東京にはおりませんし)

一応春のオープン戦とかパールボウルトーナメントは観戦を予定しています。それまでには、もう少し安定したサーバにしたいと思います。
※どうもDNSの仕様が変わったらしくて、トップページの呼び出しが遅いようです。これにはルーターの影響もあるんでしょうが。その勉強もします。

技術とニーズと偏った意見についての考察

HD DVD事業終息、東芝が宣言

この記事(および発表直前の複数の記事)で納得いかないことがある。
正直、BDにしろHD DVDにしろ、今のDVD用途から見て必要なものだとは思っていない。
※エンコード技術の方の問題で、高画質高圧縮低ライセンス料金な圧縮アルゴリズムとチューナー機能があれば良い。

そもそもメディア劣化による情報損失は光ディスクで避けて通れないものだ。個人ユースの記録メディアとしてはどんなにツールでも良いというのが個人的な感想。

だからと言って「真の勝者はHDDだ」とかいわれちゃうと「おいおい、勘違いもいいかげんにしなさい」と思ってしまう。

高品質高性能新規格戦争の話題として、一般にはVHSとベータで比較している。でも忘れて欲しくないのは、いまでもビデオのマスターにはベータが使われている事で、一般消費者には「低価格・大容量・可搬性」という方が大切だっただけである(つまり、3倍録画モードが勝利の鍵ということで、別にコンテンツホルダーがどうこうという話ではない)。

でも、CDの後継企画の時の議論で、ユーザーがMP3を選択したのは、実は容量の問題とは全く関係ないという事実をご存じだろうか?
もともと民間人が普通の生活環境でジュークボックス風に気軽に「メディアチェンジせずに」「大量の音楽を」「自分の好きな順番に」かけられるのが魅力だった所に、メモリカードの低価格化が加わり、再生専用に作り込んだ時に小型で携帯性が良い物が作れたという所にある。
つまり「騒音の中で音割れしても良い、ロック・ヒップポップの類が携帯に便利だから選択した」のである。

じゃあ動画はどうか? 確かに最近のハードディスクは低価格が進んでいるけれど、持ち運びにはまだまだ不便だ(衝撃には弱いし熱にも弱いし重いし大きい)。だいたい大量のアーカイブを構成するには電気容量がとんでもなく必要となる。
シリコンメモリはどうかというと、はっきり言うが書き込み回数に限界があり、やはり熱と湿気に弱い。弱いどころかVTRに比べてどちらも壊れやすい。

確かにコンテンツとしてはネット配信というものが主流になるだろう。
でもそれは、昔のような「アーカイヴ系」利用者より「ちょい見ポイ捨て」系の人がそうなるだけの話であって、子供の成長の記録や旅行の記録、そしてスポーツのアーカイヴにおいてはまだまだ「大容量安定型」のディスクは残ると思っている。

見ているといいだろう。おそらく大見得を切ったデジタル配信信者は、5年後に自分の発言を見て赤面するから。
光ディスクは残る。それも高い確度でね。
デジタル配信は、彼らの思うほど上手くいかない。
長いものをかぶりつきで見るには、フラッシュ系の画質では耐えられないから。

同じような愚論に「Windows MobileとiPhonを比較して前者をくそみそにいう」というもの。そりゃそうだ、iPhoneはそれようにカスタマイズされた、ハックされることを前提としない、ソフトウェアモデルではない製品(つまりハードウェアとそれに併せて開発された汎用性を欠いたソフトで構成されたもの)なのだから。
使い勝手が良いというより「そういう使い方しかしないように」という前提の製品なのだ。
ところがWindows Mobileは違う。こちらはプラットホームなのだ。その上に何をのせるかは使う人の自由なのである。
※だから、逆にマイクロソフトはもっともっと標準機能を削り落としまくるべきなんだけどね。

このへんにおいて、デジタルアナリストの大半の言うことを久保田は嘲笑しているのである。
おそらくPCというツールは今後も長生きするし、ケータイはあくまでコミュニケーションツールに過ぎない。ネットは通信手段として日常に溶け込むが、社会インフラとして絶対必須にはならない。というより絶対なれない(視力の衰えた老人にネットは酷である)。
デジタルアナリスト達が何を言おうと、絶対的なものは「対面活動」と「紙による記録」なのだ。
少なくとも、あと30年は続くね。

でなければ、電子書籍はもっと競争による改良を受け、著作権保護を含めた一大産業になっていてもおかしくないのに、そうじゃないからね。
※電子書籍・ダウンロード書籍・ケータイ小説のいずれも、あくまで傍流。文書は最後に紙で読むというのは、たぶん変わらないだろう。

サーバアップデートの予告

気がついたらFreeBSDの最新版(6.3)がリリースされていました。

日本公式サイトか完全に沈黙している現状では、コアなユーザーがこつこつ利用しているだけで、新参者や私のような中途半端な自宅サーバ派はLinux(それも情報量の多いFedraCoreか日本ユーザーの圧倒的な数であるVineLinuxあたり)に流れてしまうんでしょう。

私は基本的にソースコンパイルとかrpmパッケージが好きではなく、portupgradeで更新できるFreeBSDを愛用しているのですが(笑 それではいかん、というコアユーザーの嘲笑が聞こえてきそう)、最近は日本語情報量が少なくて困ってます。

何でも2月中に7.0が出るようで、しかも7.0がかなり安定しているらしいので、2月下旬から3月上旬にかけて-もしかしたら3月中旬かも-サーバの全面停止+メンテナンス+OSアップグレードをすることになると想います。
当然、7.0で。

想えば安定していた4系統から、あまりに迷走した5系統を経て、安定した筈の6系統が、どうして6.3リリースに半年以上かかって(かつ途中でリリーススケジュールで見ると状態が差し戻された)しまったのか判らないのですが、これでしばらく安定したサーバになって(セキュリティ改善版だけのリリースになって)ほしいものです。

Vistaを導入してみました

ダウンしている間、あまりにも虚しかったので、そろそろ会社にも出回るかもしれないということから、Windows Vista専用PCを作成しました。 Office2007は、まだです。お金がないから。 そもそも久保田がWinXPにこだわっていたのは、利用しているビデオコーデックがエンコードできなくなると聞いていたからです。使っているエンコード(XVDといいます。以前旧日記の方で書きました)は、たぶん画質・圧縮の面から見て相当良いと思うのですが、BHA社出資が悪い方向に傾いたらしく、今はその圧縮転送をベースにした民生用ライブ映像に用いられている訳です。(結局日本におけるブランド力を見たと思うのですが、そのBHAも主力製品B’sRecoderをソースネクストに売却。XVDの国内代理店も独占ではなくなった) ただ、困ったことに専用デコーダーソフトでないと見れないんですよね。 実際にこれを、27インチ液晶テレビに出力した場合、DVD1枚にアメフト4時間の試合を録画し、それを画面からだいたい1メートル離れて見て、ブロックノイズなし、コマ落ちなしで見ることができます。ちなみに一頃人気だったDivXは、ブロックノイズが出ます。これは、DivXの方がデジタル的にシャープなのではないかと、逆にXVDは境界が甘いが故に距離を取ると滲んでちょうど良くなるということのようです。 (ちなみに元ソースはカノープスDV形式のAVIファイル) 実際にVistaでエンコードしてみたら、問題ありませんでした。うわーいっ! 一応、ファイル変換は問題ないわ。 ※ただしVistaはmpeg最大ビットレートで録画したものをエンコード。 ところが、今度はキャプチャの方に問題が。ロープロなんですよ、今回。(背面のコネクタ金具の高さが、低いもの) そうなると選択肢が少なくてね。デジタル信号でコピーワンス拾われると困るんですわ。エンコードできないから。(ただし、アナログ出力されたものは規制がないというのが現状のルールらしいので、STBからビデオポートというのか選択肢があります) 現在一般的なロープロのハードエンコというと、バファローなんですが、チューナーがザラついていて、趣味ではないです。現在IOの外付けで対処してますが。もうちょっとましなのないですかねえ。ちなみにMediaCenterは使えません。なぜなら。うちのCATV局が使えないからです。 さあ、これでG+放送分はとれるぞっ!(G+はケーブルで加入)

あっちこっち加工中です

まあ、ログから分析する機能(Analog)とか、手元の履歴管理とか、色々やっています。

あと、月ごとに写真変えたいなとか、そんな設定にしました。

それにしても暑かったです。途中夏バテで(?)発熱してしまい、死にそうでした。

これからちょぼちょぼ更新していきます。

PC不調についてのメモ

突如先週からあれこれあったので、それについてまとめます。
もともと、我が家ではPCが4~5台稼動しています。
・サーバ用のタワー型1台(自作)
・普段使っているタワー型1台(自作)
・ビデオ録画用のタワー型1台(自作)
・組合議事録用のノート1台(ThinkPad X30)
・持ち運び超漢字専用のポンコツノート1台(Libretto50)-最近ご無沙汰しています

ルーターとして使っていたのは、実家で光回線導入の当時から利用していたPersolのPBR005(確か2003年発売)だったんですが、去年に一度挙動不審になったことがあります。
ただ、この製品の良いところは「LANの内側からでも、自ドメインの名前解決を処理してくれる」所にあって(他の人気では、それが出来ない。従ってきちんと外に出ているかどうか確認できない)、買い換え躊躇していたんです。

それは6/22です。帰宅してしばらくして、ネットにつなごうとしたら、つながらない。
色々やってみて、結果ルーターが召されていることが判明。
翌日、買い換えたのですが、今度は名前解決の裏技(サーバに対する記述をHOSTSに書き込む)を実施していたら、メインのPCがネットワークに出られなくなったのです。

もともと、去年の暮れくらいからチップセットの冷却ファンが異音を立てていたので、そのころから調子が落ち目だったんですけど、ここでとどめをさされた感じです。
結局、日曜日にパーツを買いあさり、再構築。なんともやるせない気持ちで再構築しております。

※OSは、マイクロソフトの慣例に従い、SP1が出るまでは旧版を使用します。というより、XVDコーデックの利用可能なOSを使いたいので、当分XP主体でしょう。

以前なら、徹夜してでも回復させたのでしょうが、何しろ通勤でかなり疲れている身の上、意識がそっちに回りません。
まだタブレット、MPEG2キャプチャカード、スキャナ、プリンタのセットアップをしていないし、ソフトも大半が入っていません。
この無気力ぶり、どうしてくれようか。
やはりATOKは必需品です(汗笑)

なお、日常の作業は、ノートに液晶モニタ+キーボード+マウスをつないでやっとります。

物欲モード微妙中

さて、既に通信ガジェットについてで既に書いてしまいましたが、それを上回るガジェットが富士通から発表されてしまいました

これ、最初に発表されたときに「個人向けは下期」って発表があったので、躊躇しちゃったんですよねえ

惜しむらくはバッテリー。最大8時間という事は、実働4時間半くらいだと思うんですよね。アメフト一日3試合では、やや時間が足りないような気もしますね

ま、そういうあほみたいな使い方をするユーザーがいるとは思わないので、標準的なんでしょうけど。
 

通信ガジェット

時代は流れる、と言われた頃もあった。日進月歩ならぬ瞬進秒歩だ、などと言う時代もあった訳である
ところが、どんな技術が進んでも使う人が遅れていたなら宝の持ち腐れ。周辺事情も同じという所か。

一番良い例が、手元で仕事を完遂させるツールである。
以前、ノートPCというのは「ラップトップ」というより「出先の机でPCを使う」という道具だった。だから商談用具というより技術者の道具だった、と思っている。
そこで、さまざまなガジェットが登場した中で、実際に「出先で仕事に使えるだけのガジェット」たりえるものがどれだけあったか、なんて言うつもりはないのね。
それは他にいろんな知識のある方がいて、そういう人たちの仕事だと思うのですよ。私なんぞが出張る必要はない。

ただ、日本に於けるモバイル革命は3つあったと思う。
・本当のモバイルPCと言える東芝のLibrettoの登場
・NTTのimode
・写メを筆頭にした付加価値携帯端末(その頂点が着メロだ)
小型軽量化としては、そりゃあIBMのウルトラマンPCとかあった。軽量携帯はワープロ専用機からの流れでもあった(日立のwith meあたり)。でも、本当の意味で「狭い日本、出来るだけ軽くかさばらず仕事が片付きたい」という欲望を満たしたガジェットは、B5ノートというカテゴリが立ち上がらなかった時代に「超小型でもWindowsが動くんです」というLibrettoの登場は、やはり大きかったと思う。

続きを読む