VMPlayerにFreeBSD10を入れてみる(1)まず事前情報。

本番インストールの際にトラブルで立ち上がらない事を回避するために、Windows7上のVMWarePlayerにFreeBSD10をインストールしてみる。

意外とあれこれ手間取ってしまった(汗)ので、記録として残します。案外機知の事柄として上がっている事が多くて、まとまって書かれた事ないみたいなんですよ。くぼたさんみたいなすちゃらかシステム屋には、ちと厳しいです。

事前情報としてまとめます。

1.結構ディスクアクセスで遅延するっぽい

実際コマンドプロンプト状態でネットワークに遅延が発生するし。
結論から言うとVMWarePlayerインストールで出来上がる、2つのネットワークアダプタVMnet1とVMne8を「使用しない」事でネットワークの遅延は回避。

さらに、仮想ディスクと仮想メモリの設定が、ある程度値が大きくなると、キャッシュ取りに行く為か遅くなる。
少なくともメモリの割り当ては256MBくらいの推奨値前後が一番落ち着くようである。
さらにVMXファイルに
 mainMem.useNamedFile = "FALSE"
 MemTrimRate = "0"
の2行を書き添えると良いらしい。
なお、さらに念を入れてCDROMは起動時に接続しないでおく。(かなり意味なくアクセスしてました)

2.Logitechの一部の無線マウスは、ホイールにセンターボタンが割り当たらず、両ボタン押しに割りついていた

これに気付くのにイラッとしっぱなし。ちなみに有線マウス(ロジクール製ではない安マウス)ではそんなことがありませんでした。

3.Xが通常ではフルスクリーンにはならない。

それを気にするかどうかによりますが、気にするならVMWarer-Toolsを入れましょう。

4.固定IPの場合はNTA接続ではなくてブリッジ接続で。

逆にDHCP使う人はNTAの方がいいようで(試してません)。
でも、今回の設定のせいで、超漢字VはこのPCでは使えなくなりました(VMnet8必須の為。まあここ3年くらい使ってませんけど)

では次回からスクリーンショットと元に。

サーバメンテナンスの件

気づかなかったのですが、7/18頃にFreeBSD9.3がリリースされていたそうです。(いつもチェックしている後藤大地さんのDaly Topicsが更新されてないもんで気にしてなかった!)

で、スケジュールを見るとFreeBSD10.1が10月下旬リリース予定……まあメジャー版のリリースはここの所数ヶ月単位で後ろ倒れするので、年末に10.1が出回る覚悟でいなさいと言う事なのでしょうが、9.2や10.0の時の遅延っぷり見ていると、10.1はタイミングが悪い(過去の遅れ方からすると年明けの可能性がある。年末で旧版入れて即次版出た、では自分が惨めだ)ので、ここでFreeBSD10で一度構築することにしました。

今回、FreeBSDでは久しぶりにNamedサーバの変更があり(確か6の時だっけ、それまでなかったDNSの強制インストールでbindが勝手に入ってくるようになった)、デフォルトでインストールされるのがDNSキャッシュサーバのunboundになった。ただ、どうもこれではうちのような自宅サーバの処理には向かないみたいなので(ざっくり見ただけなので不勉強なだけですが、mailなど用途別の設定の仕方がどこを見ても判りにくくて……出来の良い解説書がほしい)、多分Bindのままで進める事になるでしょう。

で、次に前回の9.0から変更になっているファイルフォーマットは、前回は昔の設定を生かすため(及びディスク破損時の待避を兼ねてディスクごとに設定したかったので)使ってこなかったZFSを導入します。
※でも多分前回以前も泣かされたSSDの不具合は解消されないだろうから、そこはHDDで行くしかない。

ついでに、どうも最近PHP方面のバージョンアップの為に不具合を起こしていたアマゾンデータ取得を作り直すなどいろいろインストールには手間暇かけたいと思っているので、予定よりも長引く可能性は(毎度毎度で申し訳ありませんが)出てきそうです。

もしかしたらメールサーバをpostfixからqmailに戻すかもしれません(解説本が判りやすいのがqmailなので)。

で、予定としては8/15の夜10時過ぎにサーバーを落として(その為バックアップは前日分までとします。)17日深夜にはWebサービス公開までたどり着きたいと考えています。

やべっ、バグッた

以前書いたようにエディタを変更したのですが、それで試合速報を読み込むと正しく反映あされないことが判明。
※CKEditorの仕様上、読み込んだテーブルタグの設定はすべてスタイルシート属性となり、TRやTDといったタグの中身がクリアされる。さらにPタグも解釈されずに/Pのみが生きてしまう。

慌てて速報入力機能を直したところ、バグって一行目が繰り返し表示されることになってました。

 

……何故だ?

昨日久しぶりにモバイルWi-Fiルーターからサイトに接続したんだが、つながらない。
他のスマホで試した結果

イー・モバイル系 ルーター、スマホともアウト。
docomo系 ルーター(L-09C 何故こんなものを持っているかというと、LifeTouchNote販促でセット購入100円が出来た為。以降一度も使ってない)スマホともOK

ちなみに自宅からはIPグループ内なので、見えて当然。

一体何があったのやら。
自宅でWi-Fi親機増設した時に、最初設定が間違ってルーターモードにしていたので干渉したかも知れないけど、nslookupでサーバは生きてる事確認できたからなあ。DNSの書き換えとかではなさそうだし。

気持ち悪くて色々調べていたので、昨日の観戦記はお休みしています。

※はっきり言ってイーモバが安いというのもあるが、docomoが高すぎる。今、月額1万円超え(うち2000円は端末分割料金なんだが)。データ通信定額をスマホ本体とテザリングとで分けている時点で問題なんだよ。買い換えようにもxi回線ではカーナビ連携(G-BOOKがxi回線に適合しない)しないので、買い換えできない。裏技あるらしいんだけどね。

---4/14追記----
14日朝には元通り閲覧できました。

DynabookAZをLinuxで再生する話

一度書いて途中でトラブルで飛んでしまったのが痛いなあ。

そもそもThinkPad X30の挙動が重くなって来たのが事の始まり。さすがに10年近く使っているご老体、蔵書目録登録用限定で使用していても、アップデートがかかるとつらい。しかも置いてある場所が有線LANだと不便なリビングと言う事で、元々無線機能なしの期待だったことかにPCカードスロットに増設しているので出っ張りがうざい。
さらにXPのサポート終了もあるので、お役御免ご苦労様としてあげたい。
但し、代替機を蔵書目録登録用という限定環境で使うのに、お金かけたくない。
という事で、棚の肥やしになっていたDynabook AZに再登場して貰う事にしました。

ってか、やっぱりタッチパネル前提のOSをタッチパネル無しで使うというコンセプトそのものに無理がありすぎるのよ、こいつ。

そもそもこの機種、グローバルモデル(世界で販売されている機種)だったので、いろんな国のギークな皆様があれこれ弄って下さったものですから、復活する手段が二種類存在することが判明しました。
……その前に、誰だいったい「あずにゃん(aznyan)」なんて愛称付けたのは。『けいおん!』のあずにゃんに失礼では無いかっ

で、再生方法は2つ。どっちも試しました。
  ①Android4.0を入れる。
  ②Ubuntu Linuxを入れる。
①はロシアのギークな皆様により開発されたカスタムROMを焼き込みます。但し!前述のように「タッチパネル前提のOS」ですから、使いづらいこと請け合い。しかもかなり動作が重たい! と言うことで再生対象から外れました。こっちがいい人もいますので、それはそれとして、私は駄目でした。
②の方は、かなり早い段階で日経Linuxなどで記事が出ていましたので、薄々気になってはいたのですが、個人的にLinuxはFedorCoreのアップデートの面倒くささとかTurboLinuxのコケっぷりとかで、ずっと見てこなかった世界なんですね(Turbo以外はATOK対応を公式に唄ってなかったしね)
でも、入れてみて「まあこれなら」と言うところまで来たので、こちらを解説していきます。

なお、今回利用する母艦環境はWindows7です。

1.まず、必要なものをダウンロード
 1-1)バックアップ・ブートイメージ書き込み用の必要なもの
    http://narod.ru/disk/9705776001/ac100_flash_v3a.rar.html
   .rar方式の圧縮ファイルですから、解凍ソフトは自前で入手して下さい。解凍先はどこでもかまいません。
 1-2)Ubuntu用のインストーラーとインストールイメージ
    http://cdimage.ubuntu.com/lubuntu/
    ちなみに現在あずにゃん対応は正式リリース版では13.04です。
    「releases/」から「13.04/」に進み、その中の「releases/」に進んで末尾が「.bootimage」と「.tar.gz」のものを取得。
    ので今回は
     lubuntu-13.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.bootimg  
     lubuntu-13.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.tar.gz
   の2つね。tar.gzは解凍しないで使います。

2.所定の場所に保存
ブートイメージはv3a関係、正しく言うと「nvflash」直下に移動。
.tat.gz(インストールイメージ)はSDカードのroot直下(Windows派の方:フォーマットしてまっさらな所に置いて下さい)に移動。

3.AZをリカバリモードで起動しつつ母艦と接続
あずにゃんの電源を切って、「Ctrl+Esc+電源ボタン」の同時押し、10秒ほどしてから指を離すと、画面は消えて電源ランプだけ点いた状態になります。
過去nvflashを利用したことがないと、ここで母艦側でデバイスのインストールが始まるので、先ほど解凍した「ac100_flash_v3a」のフォルダ内の「usbpcdriver」にドライバがあるので、訪ねられればここからインストール。聞かれて来ない場合はデバイス接続を確認して、ちゃんとインストールしてあげるように。
※今回はバックアップ取ってませんが、必要なら取ります。こちら と こちら を参考にして下さい。

4.母艦でコマンドプロンプトを出し、nvflashを実行

この画面は、nvflashのフォルダを明けているところです。この状態で「Shift」キーを押しながら右クリックすると、「コマンドウインドウをここで開く」というメニューが出て来ますので、これを選択。※判る人はコマンドウィンドウを明けてからCDコマンドで移動してもいいですが。
コマンドプロンプトに以下の2つの命令を入力。
 nvflash.exe –bl fastboot.stock.bin –go

 nvflash -r –download 6 "lubuntu-13.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.bootimg"

母艦側での作業は終了。コマンドウインドウ消して、USB外します。

5.AZを再起動。
先ほどのSDカードを挿しておいて、あずにゃんの電源を落とし、もう一回普通に電源を入れます。(ほっといても再起動するみたいです)

※画面はカメラで撮影した物
このメッセージが出たら「y」を入力してEnterすると、インストールが始まります。

で、後は入力時の設定むをすればいいい……のですが、ここで注意。ぶっちゃけ、言語系など多くの所で「インストールされてない」事が多いです。
それを入れる為にはネットワークの設定が出来てないと駄目。
ちなみにうちはDHCPを使っていないので、全部設定(DNSから自機IPから)してからでないと動きません。
また、Ubuntuのリリースによっては、サスペンドからの復帰が出来ない物もあるようです(13.04では解消されている)また、FLASHは12系統以降は使えないそうです。
なお標準で入っている入力システムはiBus-Anthyです。日本語化モジュールのセットアップが終わったら、iBusの設定画面からAnthyを選択して下さい。
※ちなみに、Anthy系のお約束として、文字入力の起動はCtrl+Spaceです。

やっと全部設定できた

結局CKEditorとアップローダーのKCFinderの設定が、今の今やっと終わりましたわ(ははは……結構苦しんだのに、何故出来るようになったのかは全く不明です)。
この連休中に「苦闘の記録」を書き上げるとしますか。

それにしても、疲れたです。

 

やれそれ困った

現在行き詰まっているのは

PHPなどのバージョンが上がったせいもあるのだろうが、FCKEditorがうまく使えないという事。

これが使えないというのは、投稿記事の修正(試合観戦後の記事記載などを含む)が全く出来ないと言う事。新規登録は出来るのだが、何故だか知らないが変更時に読み込めない。データベース側から変数を取得できている事は確認済みなのだが、それがFCKEditorのValueに入らない。

今回の設定で大きく違ったのはSambaのUnix-CharasetをUTF-8にした事くらいで、あとは何一つ変わっていないのだが、もしかしたらスクリプトのエンコードを全部変更しないと駄目かも。

今までそんなに気にしていなかったので、戸惑いまくり。

さて、寝坊せずに起きることが出来るだろうか。

……寝坊したら観戦パス。ゴメンナサイ。

※20日心や追記。CKEditorにバージョンアップしたら使えました。が、このエディタ、標準搭載でサーバブラウザ(画像等のアップローダ)がついていない。フリーのKCFinderを組み込んでみたが動かないんだよね。公式のCKFinderは値段が1万近く(場所によってはディスカウントしてますが)するので、二の足踏んでます。

Divx10でH.265を試してみた

色々あって10日の観戦メモは11日深夜に。

色々のうちの一つがこれ。
新しいビデオコーデック規格H.265に対応したDivx10が発表されて、コンバーターを導入してみました。

コンバーターで変更になったのは、H.264エンコードも出来るようになった事です。ただし、4Kはエンコード序盤にエラー吐いて止まりましたけど。

で、圧縮率のが上がったH.265エンコード試してみましたが……

NFL開幕戦レイブンズ@デンバーのBS-1の奴をやってみました。
H.264の場合5.6GBだったのが、4.3GBのなりました。画質は、ちょい上くらい(まあ同じビットレートにはしなかったんですが)。
但し、H.264では元時間とほぼ同じ5時間弱でエンコできたのですが、H.265はほぼ2日かかりました。

使えない、というのが結論になりました。

いちおー、AMDでもクアッドコアで、メモリ16GBつんでるんですよ。それでこれでは……せめて24時間で無いと実用性がありません。

という訳で、多分Divx11位で改善されるまでは、ちょっと実用的では無いかも。

物欲ふ、ふんだっ、ジョブズに魂売ったつもりはないもんっ

なんというタイトルにしてるんだか……

通勤時間を何とか有効活用できないかと、考え始めたわけです。
その結果導き出されたのが、「秋は朝と帰りであわせてNFL1試合見る」というもの。

で、色々考えた。
実際、7インチタブレットにBTキーボード、というのは考えていた事で。
というのもLifeTouchNoteはちと古くて、出先でのブログの修正が出来ないのである(登録用のツールバーが使えない)。
そこで、最低でもAndroid4.0以上にしたかった。

ところが、ですな。悲しいかな我が輩はかな入力主義者でして、ローマ字入力は嫌なんですわ。
はい、Androidはメーカーカスタムの場合を除いて、物理キーボードではかな入力できないのです(だからLifeTouchNoteとDynabookAZは最強だったんです)。

ところが、iPadは出来るそうで。逆にローマ字入力モードでは半角英数を打つのが大変で(AがÅになるとかね)、そのわりにかな刻印されたキーボードが無くて。

かなーり迷いましたよ。

で、買っちゃいました。iPad mini。

だからどうしたって事はないんです、ええ。今度からアメフトの速報はiPad miniでやります。雨天カバー買って。

でもそのおかけで、給料日前日に、かなりピンチなお財布と口座になってしまいました。
はあ、倹約せねば。