メンテナンスの結果、年末年始もサーバは稼働します。

考えてみれば、8月末にサーバ再構築した時に、グラボ追加とかしたから、その時に徹底して掃除したんですよね。

まー、毎年年末の掃除の時に必ずどれか1台壊れるので、サーバとメイン環境が動いたので何より。
……一番問題な「CATV録画ごにょこにょ用」が無事なことを切に願いますが。

というわけで、年末年始は今年もノンストップです。

サーバ停止のお知らせ

年末の大掃除の都合で、28日の深夜でサーバを停止します。

今回、FreeBSD9.1が予定より半年以上遅れてのリリースであり(FTPのタイムスタンプ見ると、12/11には日本のサーバ各所には入っているようですが、いまのところリリースアナウンスがありません)、そのへんの安定性の問題とか使い勝手レポートとかがあがるまではバージョン上げないつもりでいます。
同時に、今回はPC-BSD9.1でやってみようと考えているので、その為のテストも実施したいと思っています。
※もし上手くいけば、PHP+Postgresqlの開発環境サーバとしてテストマシンを走らせようかな。

バージョン上げ

Windowsに関しては、当面現行の体制(メインがWindows7、キャプチャ用がXP)を変えないつもり。というのはWindows8というのはタッチスクリーン前提なので、デスクトップ利用者としてはあんまり必要ないかな、と。
(モニタも4:3の製品なので、そこに投資したいとは思っていない)
-予算が出来たらモバイルノート買い換えます。その時にはWin8になるかも。

で、最近Divx Encoderが9.0に上がったんですわ。
Win7 64bit環境でエンコードしてみて、あらビックリ。
以前は3時間の試合を10時間近くかけてエンコードしていたんですが、今回のバージョンアップで(エンコード結果が少し容量UPになっているものの)半分以下でエンコード出来るんですよ。今まで1日2試合がエンコード限界だったんですが、これでエンコ待ちは解消されるわけです……あとは見るだけですが、まだWeek12に入ったばかりですからねえ。
(さすがに毎日3試合見てたら、飽きたので消化ペースが落ちた)

さらに、現在予告段階ではありますが一太郎が毎年恒例のバージョンアップとなります。
異体字の画像化機能とかついてるようですので、外字生成の時にどれだけ苦労しなくて済むかが期待ですね。
※ITMediaのみの報道ですが、後付けオプションとしてKindle対応があるようです。
正直現在目指している電子化はリフロー型ですので、固定化には興味が無い(というよりそれはPDFで済んでしまう、という意味)私にはあんまり興味が無いんで、そこっでどうなんだろうとは思いますが。
ただ、個人的に言わせてもらうと、このペースでこの内容のバージョンアップであの値段、というのはあんまり納得できる内容じゃ無いんですよね。
ベースの一太郎のバージョン上がらなくていいから、周辺モジュールの提供で処理できないもんですかね。
-とはいえ、多分買いますけど。

ちなみにサーバOSは、そもそも8月リリース予定だったFreeBSD9.1が、半年遅れになっているので、また年末年始あたりにバージョン上げするかも知れませんし、しないままかも。

ふ、復旧しましたぁぁぁ

いやー、申し訳ありませんでした。

よーやっと立ち上がりました(号泣)

トラブル内容は後日、8/28~30付あたりで記載します。

でもまだメール周りいじってなくてね。

と、とりあえず本日の一番上に配置しておきます。

※仕事の都合と、今回のダメージを考慮して、土日はパスします。

サーバメンテナンスします

いや、本当は予定外だったんですけどね。

前回のメンテナンスがぐだぐだのぼろぼろだった事を踏まえて、今回しっかり再構築したいなあ、と。

大本の予定ではFreeBSD9.1がリリースされている筈だったのだけれど、ふたを開けてみればRC1すら出ていない遅れ(だいたい3週間くらいかな?)なので、年内のバージョンアップそのものは諦めようかと。

逆に、未だに不安定なメールサーバの再構築を含めて、クリーンインストールしたいなあと。

その為にグラボ買い直したくらいだし。

そんなこんなで、8/21深夜に一度バックアップ・データ吸い出しを行い、8/22にクリーンインストール、8/23以降断続的にソフト更新といきたいと思っています。

でも最近、FreeBSDチームの、特にPorts周りの仕上がりの悪さがとってもとっても気になるので。

もしかしたら次からOSをLinux系に変更するかも?

いきなりPC絶不調につき

まあもともと6年もつかっていれば不具合も出るってことですけど。

今使っているPCが30分くらいしたら落ちるんですよ。
恐らくCPUファンが埃で目詰まりして排熱失敗して落ちてると思うんですけどね。
それでももうVistaのOffice2003って訳にもいかないだろうって。

そんな訳で、PCを新たに(Mini-ITXで)一台作ることにしました。
前から持っていたMini-ITXでは非力かと思って、新たに買って構築しました。

でも、ビックカメラ立川店の自作エリア、今回行ってやはりと思ったんだけど、かなーり質が落ちてますな。
落ちてるなんてもんじゃなくて、ありゃ惰性ですわ。
以前はそんなことなかったのに、今じゃPC-Depotに完敗状態。
値段(ポイント還元は別として)で高めなのに、品数が届いてないという、これはちょっとねえ。

※そういう意味でいうと、ビックカメラ全体の自作部門の冷え込みっぷりは、明らかに担当者の代替わりなんだろうけど、以前なら「秋葉原行かなくても事足りる」状態だったのに、今では「最低新宿行かないと」になって、その新宿の冷え込みもかなり厳しい(それだけ自作環境全体も冷え込んでいるということでもあるが)という事なんでしょう。

……あれ、一太郎がどっかいっちまったなあ。仕方ないからATOKだけでもダウンロードしちまおうかな。

サーバをFreeBSD9.0にする(4)Ports地獄は終わらなかった

結果から言うと、

「インストール状態のPortsツリーでインストール」

で、かつ

「Packageでコケたらサーバそのものを諦め」

という選択をしたのである。

その結果、WindowマネージャをWindowmakerに変更する事になった。
これはKDE4.7が全部Portsで入れたときにコケた為である。

そして、まずXまわりだけPackageとして、それ以外はPortsで入れる。
コケたのはphe-extenthonとdradである。php-extenthonはオプションを飛ばして問題なく動かしたが、postfixのpop befor smtpが利用出来ない状態のママである。

よって
・ファイル起用:Samba3.6
・ウェブサーバ:Apache2.2
・DNSサーバ:OS標準
・Postgresql9.1
・PHP5
という構成でなんとかごまかして運用中である。

現状、3月の連休に、もう一度きっちり作り込みたいものである。
それまでに、Ports関連とか色々直して欲しいと思うけれど。

……それにしても、疲れた。

サーバをFreeBSD9.0にする(3)Ports地獄の一丁目

(2/12からの続き)

書き忘れ。フォーマットとスライスについて。

Bsdinstallにおいては、ブート領域のフォーマットがGPTである必要があり、その下に最低以下のスライスが必要。
1.boot領域。[Type]項目:freebsd-boot。昔からの制約で、最大512KBである。
2.Swap領域。[Type]項目:freebsd-swap。
3.ルート領域。[Type]項目:freebsd-ufs(デフォルト)[Mountpoint]項目:「/」。

Type項目は手打ち。選択されません。

さて、14日は会社でもっのすっごく嫌なことがあって、家に帰ってくるまで鬱々としていたのがかえって良かったのか、作業する頃には色々憑きものが落ちた状態になっていて(一度ブチ切れて悪態尽きまくって、はき出しきったんでしょうね)、上手く行かない理由として調べてみる事に気付いたのである。

そうだ、BIOS調べてみよう。

今まではあまり気にしてなかった(U-ATA時代はU-ATA1のMASTERにつなげば良かったので、BIOS関係なかったからね)のだが、S-ATAが入るとブート順が影響する可能性があるんじゃないかと。

結論、はい、このマザーボードには昔から馴染みの「優先起動デバイス」の他に「ハードディスク・メモリカードのブート順」がありました。
で、そのまま抜き差しすると「HDD優先、SSDなどのメモリは下位順位」に強制的になってしまう。さらに「そこにブート領域がないからって、自動的に下位に探してくれる訳ではない」ようなのだ。

で、ここをいじったら、見事ブートしました。

万歳ってことで、まずPackageでX系を入れることに。

ちなみに、ブートしたからコマンドラインでSysinstallを呼ぶことが出来ます。

で、一応X.orgとKDE4を入れることにしました。

ここで躓き。KDE4.5はグラフィックの能力が規定以下なら自分のエフェクトをバシバシ切って最適化するのですが、最新の4.7はそれをしないでCoreか何か吐いてしまい、再起動すると表示出来ない。
いや、なんでこんなおもおもおになるんだかねえ。
結果、再起動しない理由で再インストール3回。

まあとりあえず色々入れてテスト。
ちなみにKonsleなどでEUC表示をしたい場合は/Japanese/qt4-code-jpを入れるとDolphin、Konqerorも日本語を文字化けせずに表示出来る事が判明。
でもブラウザはOpera。これはportsから入れるときにFirefoxより速いから。

で、さてここでPortsを最新にする。

# portsnap fetch
# portsnap extract

※最初にソースをインストールしていれば、 #Portsnap update ね。

ところが、まずSamba-36が入らない。途中でなんかエラー吐いて止まる。これはSamba-35でも一緒。
結論から言うと、Samba-34なら入る。なお、この前に必ずlibiconvをインストールしてEUC/CP932対応のバッチを当てておくこと。

さらに、次に躓くのはApache-22とPostgresql。どっちも何らかのライブラリが違う、違うと叫ぶのである。

こらあかん。という事でここから苦悩のPorts/Package組み合わせ大会に突き進むのであった。

ちなみに、後日原因と思われる物が判明。ライブラリのPCREが、丁度この日にアップデートされたのである。所がPorts側での対応がまだ追いついていなくて、Portsによっては旧バージョンを要求したり(Packageと同じバージョン)、新バージョンを要求したりするので、インストールが先に進まなくなってしまったのである。
※ちなみにこれに気付いたのが17日です。ネタ元はこちらだった訳で。 

さあここから試行錯誤の地獄の一丁目。このあと気付くまでずーっと再インストール。XとかKとかPortsから入れてみたり色々したんだが、どうしてもあちこちでコケては再インストール。

そして17日深夜に最後の賭けに出るのであった。
(17日に続く。)

サーバをFreeBSD9.0にする(2)ブートしないんですけど

(11日からの続き)
まず機器メンテナンスをしていて、どうも電源のSATA用が一系統死んでいるっぽいので、電源を載せ替え。
そしてHDD3の問題が解決しなかったので、チップセットの不具合を検証するために別のマザーボードに変更して、まあ前述の通りなんとかかんとか動いた訳です。

バックアップに8時間くらいかかったので、土曜日の深夜にFreeBSD9.0のDVDイメージを焼いて、いざセットアップ!

ちなみにHDD構成はこう。


ちなみにHDD1はまだ買って2年なので、ローテーションさせた。HDD3に至っては買って1年なので、そのまま継続使用。

……あれ?ブートしたのに自分のブートエリアを、認識、出来ない?
(なんかエラーが出て、システムがありませんよとか言ってるっぽい)

よく見てみたら、すっかり忘れていたんだけど、DVDドライブもU-ATA→S-ATA変換器つかってた(汗)。
後に色々見ていたら、9.0環境では、変換器をうまく認識でない(後でカーネルのコンパイルが必要との情報あり)らしい。
いずれにせよ、ここでS-ATAのBDドライブ(実はBDリードオンリーだったので、使い道がなかった。電源・マザボと共に予備マシンから流用。これで2階居間でのネットワーク端末がなくなるが、まあ秋にアメフト見るときしか使わないのでいいか)を当て直して、リブート。ただしこの問題に気付くのにそれなりに時間がかかる。

さて、インストーラーがそれまでのsysinstallからBSDinstallに変更されたので、それなりに戸惑う。戸惑うがまあなんとか出来る。
個人的に感じた事は、Linux寄りに「スライスを先に切らず、自動でBoot領域とSWAP領域を作り、ルートスライスだけ選択」という構成は面倒ではなくていいんだけれど、ネットワークの設定が判りにくい。またユーザーセットアップはadduserコマンドに切り替わったので、そこはうざったい。
さらに以前はPackageインストールをダイレクトに聞いてきたのに、それがなくなったので戸惑う。
で、サーバ用途の場合SSDに対してログアクセスが多発する訳で、寿命を考慮すると/varはHDDに作った方がいいかも知れない(後にそう構成する)。
あと注意しないと行けないのは、ブートディスクはBSDフォーマットではない。従って一度ブートディスクをフォーマットすると、旧システムのFDISKではフォーマット出来ない。

さて、インストール終了。Packageとかなかった分最初のセットアップはハイスピード。多分、他にも幾つかデフォルトで入れてないのがあるっぽい。でもまあいいや。

さて、Rebootを選択して、再起動!

……あれ、ブートロードして、プログラムのパスが見つからない!?
(/bin/shの場所を聞いてきて止まる。さらにシステムありまへんがな的なメッセージが)

何度試してもダメ。で、確認の為に8.2をSSDに入れようとすると……FDISKでコケる。
ぐおおおおおっ、と何度試してもダメ。
もしかして……SSD壊れた?
(PC Depotで売っていた120GBの高速R/Wタイプ。電源の不良が重なっているので、電気的な故障を疑った)
この時点ですでに明け方。翌日ってか当日の都合があるので、仕方ないので一寝入り。

念のため何かあってはいけないので、12日夕方、用事を済ませて近くのPC Depotへ。そこで64GBの同型SSDを購入。
※ちなみに、OSだけなら大抵のモノは40GBで事足ります。アプリを何処に入れるかで話が変わるので。BSDの場合/USR以下に入ることが殆どで、かつサーバとして扱う場合はメールデータを溜めなければ気にしなくて良いという感じもあるので、そう割り切ると、最近のHDDは容量が大きすぎる。

さて、もっかいインストール。
……あれ、すでにスライス切った所でエラーが出てる?

どうもBSDInstall使っていると、「フォーマットとかマウントとか、一から全部やらんとダメよ」という事らしい。
と言う事で何度も何度も試行錯誤して、インストールした。
さあ、Rebootして、再起動!

……ダメだ。また探している。

どーなってんだこりゃ!?

(14日に続く。ちなみに13日はインストールして弾かれ、旧システムで確認しようにもインストールCDが書類に埋もれて出てこない、でヤケ起こしてふて寝しました。)

サーバをFreeBSD9.0にする(1)旧システムのバックアップ

さて、今回FreeBSDの久しぶりのメジャーアップデートである。
(ちなみに、サーバ構築はリビジョンが0.1上がる毎に行ってきたが、8.0以降はサボった。その結果正月のトラブルまでの間ほぼ2年間再構築無しである)

だいたいサーバを再構築する時は、常に一から作ることにしている。作り方を忘れないようにするためなんだけどね。
それでも構成上、Webサーバ領域とかメディアサーバ領域は物理ディスク交換以外ではいじらないことにしている。
(スライスを再マウントするだけで使えるので、設定ファイルいじらなくていい)
従って、今回はデータベース領域も久しぶりに丸ごと更新することにした。

これには理由があって。
・Webサーバ領域の物理ディスクはU-ATAデバイスで、それを変換器かましてS-ATA接続している。物理的にもそろそろ変えないとクラッシュしかねない。
・FreeBSD9から、ファィルフォーマットが変更される。従って全HDDをフォーマットしなくてはならない。

で、構成は本来こうなっている筈なのである。

※メディアサーバ:単にMP3とかビデオデータを入れてある、SAMBAファイルサーバです。シンボリックリンクでHDD2のファイルサーバ領域の下部ディレクトリにしてあります。

※BSDシステム:スライスが「/」「SWAP」「/var」「/tmp」「/usr」に切られています。

HDD2は、スライス2つに切ってありますが、これはApache標準のパスだとHDD1が壊れたらデータが飛ぶ、またはHDD1を作り替える度に領域再作成になる、といった手間を考えて、データ領域を切り離した構造です。これってHDDローテーションする際にも判りやすい構造です。

ところが、年末に挙動不審になってFreeBSD8.2で仮復旧したら、何故か以下のようになってしまった。


何故か、SSD1とHDD3(SAMSUNGの1TB)が同時に起動しなくなった。これは実は今も課題があって、結局SATAのマザー側のポート(なのか管理しているチップなのか判らないが)の組み合わせでHDD3が動いたり動かなかったりである。
なお、全部HDDの場合はこういうこと無く全部動く。

したがって、まずはこのメディアサーバ領域のサルベージと、DBのバックアップデータを取る必要がある。

その為、手順として

  1. Windows側からツールを使ってデータベースのバックアップを実行。
  2. 一度HDD1を再フォーマットして、Sambaサーバを再構築し、HDD3をなんとか復旧してデータをサルベージ
  3. その後HDDローテーションを行い、FreeBSD9.0で全部フォーマット。なおこの時HDD2はお役ご免とする。

というプロセスを検討したのである。

さて、そんな訳で、10日の夜からFreeBSD8.2での移行用サーバを構築し、無事データをサルベージ出来たのだが、このサルベージで11日は半日を終えてしまった。

ちなみに12日は用事があって出かけるので、作業がほぼ出来なくなることが判っていたので、11日夜が勝負だったのである。

だが、ここから誤算と苦悩と狂乱の一週間が始まるのであった!!

(12日に続く)