TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL OT
USA 7 0 3 7 17 6
日 本 0 10 0 7 17 3
Q TEAM TIME PLAY
1 USA 2:57 #26カスパーバウアー 5Yard Run / TFP # 4コフィン Kick
2 JPN 1:09 #13冨澤-#92紀平 2Yard Pass / TFP # 1金親 Kick
2 JPN 3:58 # 1金親 49Yard FG
3 USA 12:00 # 4コフィン 35Yard FG ×
3 USA 7:42 # 4コフィン 35Yard FG
4 JPN 2:31 # 1金親 38Yard FG×
4 JPN 4:53 #13冨澤-#87黛 6Yard Pass / TFP # 1金親 Kick
4 USA 9:09 #26カスパーバウアー 5Yard Run / TFP# 4コフィン Kick
OT USA 1st # 4コフィン 43Yard FG
OT JPN 1st # 1金親 25Yard FG
OT JPN 2nd # 1金親 34Yard FG ×
OT USA 2nd # 4コフィン 23Yard FG
日 本 アメリカ
FD(Run-Pass-反則) 13(4-9-0) 14(7-7-0)
ラン(ATT-YARD-AVG 34- 92-2.71 32- 90-2.81
パス(ATT-COMP-INT-YARD 25-17-1-166 25-12-1-109
AVG/ATT-AVG/COMP-%) 6.64-9.76-68.0 4.36-9.08-48.0
攻撃(ATT-YARD-AVG) 59-258-4.37 57-199-2.09
Time of Possesion 27:45 20:15
反則(ATT-YARD) 1-15 3-30yds
ファンブル(ATT-LOST) 1-1 3-3
FG(ATT-COMV-AVG/ATT) 4-2-36.5 4-3-34.0
大会MVP:USA#26カスパーバウアー
さて、これから2週間程度かけて、全試合のスタッツを詳細に分析して行こうと思います。幸いにもPlay by Playが公式サイトに出ているので、それを解析データにしたいと思っています。(あそこまで詳細に掲載しけていれば、私ごときがどうこうする必要もないのですが)。
各試合に関する詳細な分析結果をこのブログに掲載して参りますが、まあ気ままに取り組みます。
あと、日本対スウェーデンの放送が、私の加入しているCATVであるとばっかり思っていたのですが、よくよく見てみると「よく似た名前の別のケーブルテレビ局」で放送されていました。つまり、私の地元では見ることが無い、という事です。
もし、標準録画された方がいて、優しい方がおられましたら、テープを貸与していただけると幸いなのですが。※DVDに落としてアーカイブ化したいので。
また、XVD形式限定で、かつ私的複製の範囲内で希望者にコピー(メディア、ケース、印刷代、梱包代の負担、送料負担という事で、利益は出ない形を取ります)したいな、などと考えていますが、これはあまくで計画のはなしであって、実現しないかもしれません。NHK放送分はあるんですけど、スウェーデン戦がないもので。
もっとも、タッチダウン社からDVDで出るようなんで、私のなんかは不要でしょうけど。。
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とはいうものの、この試合に関するコメントを掲載しないわけにはいかないでしょう。
正直言ってしまえば、この勝敗自体は順当で、かつ「日本はよくやった」「天候や日程に恵まれた」という言葉が、冷静で的を得たコメントとなります。
その事は頭に入れておかねばならないわけですよ。
もし、日本がリーグ戦でドイツと戦っていたら、この結果になっていたか?
もしアメリカがリーグ戦で韓国と戦っていなかったらこの結果になったか?
すべての試合が平等に中3日で開催されていたらどうなっていたか?
少なくとも中1日開催が0だった時にどうだったか?
日本だけが中1日の日程になっていない事実をどう取るか?
湿度の高い東京ではなく、札幌だったらどうだっただろうか?
などなど。
ただ、それらの発言を無視しても、この試合はすばらしい試合でした。
特に、後半のアメリカ。ラン攻撃をワイドに展開することで日本を疲弊させるという戦略は見事というほかない。それまでの「中央でランを展開して、相手を消耗させる」事が出来ないと分かった瞬間の変わり身はすばらしいですよ。
そこに対応しきれず消耗した日本とは段違いというべきでしょう。
日本が突き放したのは完全に運です。金親のキックがブロックされた後、アメリカがリターンを開始してからファンブルした(日本選手がァンブルさせた)為のリターンで、いわばチョンボロスながらファーストダウン。
※周りの人が飲み込めていなかったようなので、わめき散らして説明してましたが、「アメリカがリカバーした時点でアメリカ側の攻撃権となり、そこでファンブルしたので4thという考え方ではなくなった」という事で間違いない筈です。
ここで最後の気力を振り絞って取った点数で、相手に逆転を許してしまうのですから、アメリカは点を取られてもよしとしていたのでしょうなあ。
ただ、何事も取り組まねば運も奇跡も生まれない。
たとえミスがあろうがどうあろうが、ここまでたどり着いた。その事が大切なのだ。
それを忘れてはならないと思う。
選手は戦った。だから勝機も見えた。我々も夢を見る事が出来た。
そうでしょ?
今回の大会では、アメリカ代表を編成させた。アメリカでもひとつかみのエリート達がいる訳ではない(輿 亮のおたく部屋「米国代表」参照の事)けれど、じゃあここにいるメンバーがドラフトされた連中から見て格段に劣っているかと言われれば、そんな事を証明する術がないという事実を理解すべき。
そして、他国から目標にされた事から見ても(ただし、参照記事があまりにお気楽な発言をしている事は問題だが)、日本はアメリカのプロ予備軍の第2集団に肩を並べる機会を得た、という事になる-但し、ここの選手のスキルとしてではなく、フットボールの質が、である-。
4年は、長い。その間にNFL主導の新しい国際大会が設立され、各国が本場の力に触れる機会が生まれることが望まれる。ワールドゲームズが次回7月頭の高雄(台湾南部)という悪条件である事を考えれば、トップ4クラッシック(日本・アメリカ・欧州代表・招待国-北中米or欧州-)をプロボウル翌週に開催する事や、以前取りざたされたプロボウルのプレゲームとして日本-欧州クラブチャンピオンシップの開催などがあっても良いと思うのだ。
そもそもバスケットのドリームチームは、五輪で大学選抜が大敗した事をきっかけに「元祖の意地」を見せるべく出てきたもの。NHLは元々国際色豊かなのでリーグ運営が出来ないので代表に選手を出していると聞く。
MLBが代表を編成したのは、WBCのみだ(しかも、あまりにも自分たちの都合の良い編成を仕掛けた上で負けた訳だから笑わせてくれるのだけど)。これとてMLBで各国の選手が活躍するようになった事に端を発している-但しあくまでMLBのプロモート目的だが-。
だから、我々は初めて一歩を踏み出せたに過ぎないのである。
これから。
日本がどうなって行くのか。
どうして行くのか。
そこが大切なんじゃないですかね。