渋滞で遅れて駐車場がいっぱいでさまよった挙げ句遅刻し、到着したのは2本目のTDとほぼ同じくらいです。
その後、あまりの試合の酷さにあきれて3Qで引き上げました。
それだけならまだしも、実家に寄ったのですが、そのままアップすることをすっかり忘れてました(あはは)
でもって、投稿は14日の試合中にこそこそと。おまけの部分は深夜にちょこちょこと書いてます。
それだけメタメタな試合だったと感じてください。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
オンワード・オークス |
OO |
19
|
7
|
6
|
7
|
39
|
アサヒビール・シルバースター |
SS |
0
|
7
|
7
|
6
|
20
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
OO
|
3:53
|
#4菅原-#81井上 25yardPass |
#3岩崎 Kick |
1
|
OO
|
6:11
|
#4菅原-#25前田 40yard pass |
#3岩崎 kick |
1
|
OO
|
8:07
|
Safty |
|
1
|
OO
|
12:00
|
#11西村 39yard FG |
|
2
|
SS
|
0:14
|
#17中島 98yard KOR |
#10山口 Kick |
2
|
OS
|
11:44
|
#13冨澤-#2宮幸 13yard Pass |
#3岩崎 Kick |
3
|
SS
|
5:24
|
#30吉岡 1yard Run |
#10山口 Kick |
3
|
OO
|
8:23
|
#2宮幸 2yard Run |
#4菅原-#36大谷 Pass,NG |
4
|
SS
|
4:20
|
#19東野-#17中島 38yard Pass |
#10山口 Kick |
4
|
OO
|
6:22
|
#4菅原-#88大滝 7Yard Pass |
#3岩崎 Kick |
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オープニングシリーズ屈指の好カードだった筈である。
今期の行く末を左右する試合だったはずである。
フットボールの魅力をみんなに伝えうる試合だったはずである。
なんだいこりゃ。
シルバースター一方的な敗北である。点数だけ見ているとシルバースターの立ち上がりが固くなっていただけで、あとは互角ではないか、という意見もあるだろうがそれはとんでもない話。
まずQBなのだが、#5波木は年々悪くなっていく。組み合わせが単調で、プレーが崩れたときの対応が悪く、初めから走る可能性を入れてるとスクランブルするが、縦に上がる判断が遅すぎるし、パスに固執したら投げることだけ一生懸命で、あっさりサックされたりとんでもないパスしたり。
時々いいパス投げるも守備にベタ付かれしているレシーバーは為す術無くはたかれる。
かくしてラインももたない(あるいは、ラインが持たなくても相手に脅威を与える術がない)まま、2Q8:42にブーツレッグした際DEのパシュートにもパスにこだわりスクランブルする機会を逸してしまいサック、その時負傷しアウト。
交代で出た東野はハンドオフフェイクにしろポケットからのスクランブルにしろ、良いタイミングで抜け出す判断にしろ、スピードやカット能力よりも「判断速度」が全てであるという事を証明しているのが興味深い。
問題は、守備フロント7。
有望なLBを加えた事とDLの神様佐々木康元の引退を受けて、および相手が常にパスコースに4~5人を出すスタイルという事もあるのだろうが、3-4体型で挑んだ。
ところが、プレッシャーは届かない、カバーは甘い、29回24成功349ヤードという公式記録の前にどんないいわけも通用しない訳で。
守備バックも苦戦しているが、もうひたすらに届かないDL(#90阿部などは、何度となく相手を振り切ったとたんに足が止まる。それだけ相手にやられていたのだが、ふりきった時の勢いでパシュートしていればプレッシャーになった場面が幾つかあった。残念である)と、そのサポートが出来ないLBに、どうしても責任が行ってしまう。
いずれの場合も、このチームの悪い点が過去ずーっと連なっていて、いま正体がバレた(まあ昨年からバレたって事でもあるが)ようなものである。
ベテランに頼りすぎて、世代交代が失敗している。その結果、選手が伸びずに引退する。
QBにしても安斉、中村と関東屈指のパサーを持ちながら、金岡に頼り切りのシステムの中でレシーバー転向させて浪費してしまった(内外に移籍しての安斉の活躍は、誰も文句が言えない。それだけの逸材を飼い殺しと呼ばれても仕方ない状態にしたのだからねえ)ばかりか、ラインもベテラン中心で若手が出てこなかった。
システム云々より、運営のあり方なんじゃないかと思うのだけれど。そもそも東海を引退させた時と同じ事を金岡に出来なかったのは何故?「近くにいると頼りすぎるから」って理由はどこにいったんだ阿部さん。
ただ、一応フォローすると、オークスの守備フロントは今がピーク。かなり強い。DLは当たり負けしないしフォローに入るLBもスピードあり判断良し。DBも味のある選手がそろっていて、普通じゃ勝てない。そこをなんとか拮抗した点差に持ち込めたのは東野のクォーターバッキングのお陰である。
また、この日オークスの#4菅原は、学生時代からのセンスの良さが爆発している。久しぶりに一人で300ヤードたたき出した選手を見たぜ、と言う感じ。冨澤や小島がかすんでしまう活躍である。プロテクトもしっかりしているし、レシーバーも極上で、いいランナーが沢山いる現状で、彼を止める事は困難だと思う。いや、イーストでは止められないだろう。電工かシーガルズくらいだろ、多分。
もう、それくらいの格差が目立つ試合でした。
再建のためには、思い切った手を打たないと駄目だろうね、マジで。