|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
0
|
7
|
9
|
35
|
|
明治安田生命パイレーツ |
MP |
0
|
0
|
0
|
0
|
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
2
|
FF
|
2:14
|
#19吉田-#86清水 21YARD PASS |
#10後藤 KICK |
3
|
FF
|
6:36
|
#18出原-#20森本 15YARD PASS |
#84久保田 RUN× |
3
|
FF
|
10:25
|
#10後藤 28YARD FG |
|
4
|
FF
|
0:33
|
#20森本 16YARD RUN |
#10後藤ICK |
4
|
FF
|
3:33
|
#18出原-#80米山 77YARD PASS |
#10後藤KICK |
4
|
FF
|
6:26
|
#29平澤 IYARD RUN |
#10後藤KICK |
4
|
FF
|
8:45
|
#18出原-#17秋山 39YARD PASS |
#10後藤KICK |
4
|
FF
|
10:33
|
#18出原-#17秋山 33YARD PASS |
#10後藤KICK |
《10/6深夜 観戦記追加しました》
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奥歯に物が挟まった、というのはこういう時の為にある表現かも知れない。
実は富士通の攻撃の話である。
見ていた印象と試合記録のアンバランスが気になったので、手元で集計したのだが、ちょっと興味深い統計が出た。それは追々。(以下の数値は全部手元の集計です。公式記録とはカウントの方法が違っていると思います)
さてまず賞賛すべきは前半の明治安田。前節より全然良い。
水野のパスも思い切りがよいし、パスプロ持っているし。何より必死さが伝わるのだ。
とはいえ短いプレーが主体なので、どうしても継続性がない。ディープ一発ドカンなレシーバーが居たら面白いんだろうけど、それも難しそうだし。結果として次第にショートヤードをかっちり押さえられて攻撃に精彩を欠く。
さて富士通は最初のドライブでエンドゾーン目前に至るも、ギャンブル失敗で得点できず。ここは残り1ヤードから4回止めた明治安田を褒めたい。いや凄い気迫だった。
しかしまあ、この後の明治安田のドライブの5プレー目で1Qが終わるのだから、いかに時計が止まらないか。どちらもパス失敗なし、最長ゲインが17ヤードという所からして、両チームともショートパスやランで刻む戦略だったのが伺い取れる。
次のドライブで富士通が先制する。でもTDパスが清水への長めのパスである以外、やはり短いパス(失敗したのもTEの10ヤード以内のパスだと思うのだが)主体。
この後明治安田が水野から二宮(日田かも知れません、ごめんなさい)にヒッチパスして、そこからオプションパスで豪快に投げ込むも、DBのマークがあり失敗。これくらいしか長いパス見た記憶がない。
富士通も2回ドライブがあったがパント。あまりぴりっとしていない。
ちなみに2Q終わった時点でのランパス比は明治安田の12回:12回に対して富士通11回:16回。明らかにランに比重がある。
後半もあまり変わらない展開で、というより明治安田は3Q全てダウン更新できず。富士通は攻めきれずFG。
この結果にじれたからのように、4Qは出原のロングパス炸裂。5本中4本が20ヤード越えDBブッちぎり。1本はキックオフリターンであと1ヤードというところで外に出されてしまったもの。
この結果で気になるのは、相手が前に意識が高い時でプレッシャーがない時だけ出原にロングパスが許されているように見えるという事。でもそれてば残り2試合に勝てないと思うのだけれど。相手はシルバーにオークスでしょ、守備フロント7が強いことで有名なチームだからねえ。
※のちにスタンドの声を聞くとは無しに聞いた所、この試合のセンターが今季初出場だったという事で、実戦でコンビネーションを育てるために中央を多くしたのかも知れない。
明治安田は苦しいけど、この試合の前半の内容なら、多分1勝は出来るだろうなあという気がする。ランが出ないのは痛かったが、それでも前半は水野に時間を与えられていたから、あれが続けばもう少し上を狙えると思う。
なお、この試合が終わったあと球場の本部前に救急車が来ていた。誰か致命的な怪我をしていない事を望む。