スーパーボウル雑感

どうも、ワーナーが絡むと「もっと時間使えていいよね、4Q最後のTDは」と思ってしまうのは私だけなんですかね。

最初の時は、確か2分50秒くらい残してロングパスでTD。結果、残り0秒でタイタンズがパス通ってあと1~3ヤードでダウン、逃げ切り。
次の時も確か3分切ったところで一気にロングゲインだったと思うのだが、結果としてペイトリオッツが残り数秒まで他夢コントロールして、FGで逃げ切り。
今回も、2分切ってロングTDだったところが、逆にプリベントの間隙を突かれたというかプリベントにしてなかったのか、クロマティが浅いゾーンのレシーバーに気を取られたもんでロングパス通され、最後はホームズのパスキャッチ能力で逆転。

多くの人が指摘しているように、勝負のキモとなったのは、2Qラストのインターセプト・リターン・TD。でもあれは、正直言って守備を褒める物であって攻撃はベストチョイスだったと思う。
※あの場合、アウトかエンドゾーン奥ぎりぎりのアクロスで、失敗しても傷が浅い方を取る筈。その裏があのプレーで、凄いいい選択だと思ったよ私は。
ただ、あれだけ反則して自滅しかかったカーディナルス守備が、反則連発の3Qをたった3点に抑えたところが、とても面白い(興味深い)所だと思う。そこで粘って得点を許さなかったからこそ、あれだけシビレる4Qが待っていたと言えるだろう。

正直、カージナルスの守備は出来すぎ、オーパースペックだったと思う。それでもこの戦を演出したのは4Qになってダレたスティーラーズ攻撃ラインを圧倒しまくった守備ラインであり、本当にそういう意味では「立場は人を作る」という内容だった。

ただ興味をそぐのは「パス失敗かファンブルか」みたいな所。ああいう大きな舞台では原則パス失敗にして流して欲しい気がするんだよね。

いずれにせよ、いい試合でした。去年もそうだけど、スイッチ入ったQBはシビれる試合するねえ。

※ちなみに。ロスリスバーガーはスイッチ入ったとは思っていない。どうも彼の場合は彼に爆発力があるようにも見えないので。