で、その他週末のアメフトの整理

まず社会人は、ワイルドカードにIBMが選出され、あろうことかパナソニック電工と試合に。
(あろうことか、というのは、電工との実力差が大きいため。出来ればオービックと電工で壮絶な試合して欲しかったという願望です)

やはり現行のワイルドカード決定方法には問題点があって、対象チームが順列2位同士の場合(順列2位:各ディビジョン2位通過のチームの事)、ほぼ確実に抽選になってしまう。
制度の見直しをするのであれば、是非来期から
1.総勝ち星数(通算)
2.当該チーム直接対決結果
3.相手チームセカンドステージ進出チームに対する総勝ち星数
4.セカンドステージに於ける総得失点差(1試合の最大は30点差とする)
5.セカンドステージに於ける総TD数差(獲得TD-喪失TD)
6.抽選
として欲しいものです。
ちなみにこの方式だと、IBM+4 飲料-10 富士通+13 で4.の段階で決まります。また、もしこの方式なら、IBMはもっと点を取りに行った筈なので、得失点差が改善された可能性もあります。
(得失点差最大20にした場合、IBMは±0、飲料-10、富士通+3)

続いて学生。各地区代表の試合が行われたのですが。
まず法政対東北。
ここはまず、誰かメディア対策を大人に仕込むべきでしょう。
記者会見の時に青木さんなんて言った? 150点取るだか150点差つけてだか、もの凄い失礼な発言をして勝利宣言してましたけど、去年に比べて控え選手投入量も少なかったようだし(去年はQBが3本目まで、ユニット的にも4本目まで入っていた記憶が)、獲得ヤードが去年の約2/3。
これって、ちょっとおかしいと思うのね。
まあこれが故・篠竹幹夫氏なら判る。判るというのは、本気で150点取るから。
ところが結局それが出来なかったという事は、本来「自分の力不足であった」と言って辞任すべき状態ですよ。
※多分、怪我人を休ませているとは思いますが、それなら去年に遠く及ばない現状について説明義務がある筈です。
続いて早稲田対小樽商科。
こちらもある程度戦力を落として戦った早稲田のスピードに完敗というところか。

まあいずれにせよ、この展開なら早晩(10年くらいかな)すると、もしかする可能性もあるかな。だいたい戦力的にはこれで「関東4~5位の力を発揮できている」事が判った訳だから。

※11/23深夜追記
その後デイリースポーツのサイトでの青木氏のコメントを確認。接戦になるようにメンバーを落としたと発言しているこの上から目線を何とかして欲しい。戦う相手を全くリスペクトしていないのだから話にならない(し、記録上QBは主戦級出してるのだからなんかおかしな話である)。正直、私が親なら、子供に法政のアメフト部には行かせないだろう、人格形成に支障を来す。さらに早稲田に対する感想もひどい。
まあ、こんなんでは関西のチームに勝てるとは思わないし、昨年ハーフタイム談話でボロ出して顰蹙を買って嘲笑を浴びたのに、気づいてないのか。一度大きく足元救われないと判らないのか。
などと思ってしまいますね。