5/26川崎球場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR

7

7

7

14

35

IBM Big Blue IB

14

7

0

0

21

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

IB

3:50

 #8崔 45YardFG×    

1

IB

5;12

 #10末吉 59Yard Run   #8崔Kick

1

SR

7:05

 #28杉原 11Yard Run   #16出澤Kick

1

IB

10:33

 #10末吉 5YardRun   #8崔Kick

2

IB

5:46

 #14多川→#17小川   #8崔Kick

2

SR

11:15

 #36大谷1Yard Run   #16出澤Kick

3

SR

6:34

 #28杉原1YardRun   #16出澤IKick

4

SR

6:45

 #5木下→#16出澤 65Yard Pass   #16出澤Kick

4

SR

13:41

 #5木下→#89東 3Yard Pass   #16出澤 Kick

試合は前半にIBMが新人#10末吉のランを軸に、守備もリズムに乗りきれない相模原を押さえ込んだのだが、後半は末吉を止められてリズムを崩し、攻撃がいい位置を得られないことで消耗戦に持ち込まれてスタミナを削られたIBMが、ずるずると負けた試合、という事になるのだけれど。

ただここで注意したいのは、プレー的に相模原がさして昨年と変化のない(大谷と杉原頼みのラン、木下のスクランブル能力に依存したパス)のに対して、IBMは底上げを目指していた点が見て取れるところである。
逆に、その取り組みの為にかえって勝ちそこねたのかもしれない。
というのは、4Qにキャッチアップの為のノーハドルを展開していたのだが、これが機能しなかった為に守備に負担がかかってしまったという点を指摘している訳で。
実際すべてノーハドルにする必要はなかった訳で(落ち着かせるためにしっかりハドル組ませても良かったのではないだろうか?)、フィールドで落ち着きのないプレーをしていた選手を見ると、どうしてもそういう点を気にしてしまうのである。
ノーハドルの実践練習と思えば別にいいんだけどね。本質として「勝つためにどうすべきか」というところから考えたときに、どうなんだろうな、という事で。
※そういう意味で、末吉を止められた時の対策が出てこなかったという意味でも痛いことは痛い。

相模原の方も、前半のバタバタがどうも気になる訳で。特に攻撃が、打開点ないまま前半終わって、後半フィールドポジションが良くなった時に相手が精神的にバタバタしたところでリズムに乗った、という印象しか残らなかった(何か新しいエッセンスがあったか、というと、ピンとこない訳ですな)。
ただそれば、よそのチームと違って、昨年練り込まれたシステムで春を勝ちに行くという姿勢の表れかもしれない。
たぶんその気持ちが一番強く出ていたのが相模原だったのかもしれない。

5/26川崎球場第一試合

 

試合中、近くの方から得た情報ですが、準決勝の日の第一試合(11時開始)は、各ブロック第2位チーム同士の交流戦だそうです。

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF

13

16

17

9

55

明治安田パイレーツ MP

0

0

0

0

0

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

FF

7:23

 #11西村 20Yard FG    

1

FF

9:08

 #11西村 35Yard FG    

1

FF

14:57

 #30金 6Yard Run   #11西村Kick

2

FF

6:36

 #6神山86Yrd Punt .Ret   #7藤田Run×

2

FF

9:39

 #19吉田→#32後藤 65Yard Pass   #11西村Kicl

2

FF

15:00

 #11西村 27Yard FG    

3

FF

7:31

 #28進士9Yard Run   #10後藤Kick

3

FF

12:24

 #11西村32Yard FG    

3

FF

15:00

 #28進士21Yard Run   #10後藤Kick

4

FF

4:58

 Safty    

4

FF

7:57

 #28進士 4Yard Run   #10後藤Kick

正直に申し上げて、こんな試合になるとは思いもしなかった。

開始前に「24点差で富士通の勝ち、かな?」と言ってしまったが、この結果を予想だにしていなかったで、穴があったら入りたいコメントになりました。

それもこれもすべて、パイレーツの攻撃がピクリとも進まないという事に起因していて、ここまで進まないのにこの点差というのは、ひとえにパイレーツ守備が要所で活躍していたりするからなのだという事である訳で。
QBは先発#15広野、二番手#1田口、ラストに#8幸田の順番。どうも新規加入の噂のある郷原や堀は出ていない模様。
その上で広野のパスがまったくかみ合わなかった(というか、相変わらず守備のゾーンにはまったままのレシーバーのコース取りでは厳しいと思うのだが)と見るべきか。
ただ、注意すべきは、ここ数年使用していたスプレッド体型ではなく、セットバック体型だった事。もしかしたら全く違うコンセプトを入れようとしてもがいていたのかもしれない。

逆に心配なのは富士通のパスレーシブ。セットしたメンツが#82強#89植田#40白木が本職で、あとはみんなRB登録ですよ。途中からバックフィールド全員(QB以外という意味で)全員RB。けが人がいたという事は聞いていたけれど、これではパスの組み立てが難しいというもの。結果として、攻撃に物足りなさを感じてしまったのだけれど。

試合展開として、もっと圧倒してもいいし合いだったと思うのだけれど、富士通が押し切れないのは痛いというか何というか。