|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
オービック・シーガルズ |
OS |
7
|
3
|
7
|
14
|
31
|
富士通フロンティアーズ |
FF |
0
|
3
|
7
|
0
|
10
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
OS
|
8:46
|
#6菅原→#10森 18Yard Pass |
#1金親Kick |
2
|
FF
|
2:22
|
#11西村 43Yard FG |
|
2
|
OS
|
14:34
|
#1金親 32Yard FG |
|
3
|
FF
|
1:54
|
#11西村 32Yard FG× |
|
3
|
FF
|
4:58
|
#28進士 8Yard Run |
#11西村Kick |
3
|
OS
|
9:32
|
#1金親 28Yard FG× |
|
3
|
OS
|
12:37
|
#18木下 61Yard Run |
#1金親Kick |
4
|
OS
|
0:09
|
#15龍村→#83清水→#20古谷 40Yard Pass |
#1金親Kick |
4
|
OS
|
11:46
|
#21中西 8Yard Run |
#1金親Kick |
MVP オービック・シーガルズ #18木下
本日のハーフタイムショーのゲストがmisonoでした。何より今日のサプライズは、misonoが出てきた時にアカペラで「Tommorow」(ミュージカル『アニー』のメインテーマですよね)を歌った時、とても上手かった事。アカペラであれだけ歌えるというのは凄いことですよ。バラエティでの残念キャラがイメージで先行していたので、全くビックリでした。
さて、今日も色々不満があったので、本編は後日に廻してでも書かねばならないと思います。
富士通チア。今年は大太鼓がなかっただけましだったけど、それでもPAさんは完璧減点。
ってか、チアコーディネーターとディレクターは、フットボール知らないでしょ。いやすっごく上っ面でしか知らないでしょ。
正直ね。オービックスタンドのクラウドノイズはPAつかってないんよ。一度しっかり確認してごらん、秋期シーズン。
オービックに限らず、どこのチアも「相手がハドルをブレイクしてからPA鳴らす」なんて事してないよね。
あんたらだけだよ。
ハドルがブレイクしたら、止めに入りなさいよ。
ケイダンスに入ってから音響鳴らすの、マナー違反でしょうに。
怪我人出てても気がつかないなんてナンセンスでしょうに。
スタンドにディレクター上げるって話だけど、本当にそうなの? オービックの方が機能していて(シーチアが大きな会場でスタンドにスタッフ上げてるのは周知の事実だし、過去旧川崎や大井第二で見ている)富士通が機能していないのはなぜだろうか?
本当に、申し訳ないんだけれど、スタンドともフィールドとも一体感が出てなかった。
一度、基本的な部分で、他チームのディレクションを研究してみたらどうなんだろう?
少なくとも、去年の関西遠征以降、スタンドとフィールドが全く一体化出来てないように思うのである。
そこ、もっと考えなさいよ。自分たちが気持ちいいところだけ見て気持ちよくなっているなんて、チアー(応援する)という意味からしたら、最低の行為だからね。
(ちょっと体調が思わしくない-このところ下痢気味です-ので、明日じっくり書きます)
続きを読む
えー、調べてみたら今年は中継ないのね。こりゃみっちり書かないと。
試合は、コイントスで勝ったシーガルズのリターン自陣26Yardからで始まる。シーガルズはQB#6菅原。
初っぱなに#18木下にパスを通し37Yard。しかし続いて3回で#20古谷へのバス成功のみ(ラン1回パス2回)でパントに。
フロンティアーズは自陣23Yardから。フロンティアーズ先発QBは#18出原。
最初に#30金へのパス、続いて金のランでダウン更新するも、こちらもパス2回ラン1回(スクランブル)でパント。ところがここで躓き。この躓きは試合中何度も訪れる。
それはパント。ロングスナッパーがスナップコントロール出来ず高すぎる為、パンターが姿勢を崩してしまい、素早いラッシュに慌てて上手く蹴れないのである。結果、シーガルズ陣45Yard。
ここからシーガルズはいいように攻撃を展開する。まず#88安東へブーツレッグからのパス。これが止められないるあっさり敵陣47Yardまで進むと続けて#21中西のランで35Yard。木下への干ばつ区スクリーンと中西のラン、古谷のランで25Yard。さらに中西のラン、菅原のQBドローで18Yardまで入ると、右ツインセットの左SEへのTDパス。完全にゾーンのつききれないところに落とされて、先制。
ところがここからちょっと互いに竦み状態に。
フロンティアーズはパスがまるで機能せず、シーガルズはショート系のパスかランに偏りフロンティアーズ守備の餌食となり、。互いに2シリーズパントに。
さてここで1Q残りわずか。フロンティアーズはQBタンデムで#19吉田にスイッチ。自陣26Yardから金のランで28Yard(で1Q終わり)、さらに金のタイミングをずらしたクイックドローで一気に敵陣48Yard。次の#17秋山へのカンバックパスは外でキャッチ。しかし続いて#6神山のクイックドローで38Yard、次のプレーはDEの早さに吉田スクランブルで32Yardダウン更新。金が2回もって27Yard。次いでパス失敗となるが、ここで43Yard FGを(相手に触られながらも)決めてフロンティアーズ追撃開始。
返しのシーガルズの攻撃を止めたフロンティアーズ(しかしここでシーガルズがフリーズオプションするとは思わなかったが、この試合結構オプションムーブがキーになっていたりするので、要チェックだったのである。後の祭りだが)。
返しのドライブで自陣36Yartからランプレー4回(うち1回スクランブル、ほかは神山)で敵陣38Yard。
ここでパス2回失敗の後、スクランブルした吉田がなんとファンブルロスト。
ここで得点にいけなかった事が後にフロンティアーズの流れになりきれなかった結果のような気もするが、まあいいか。
ここからシーガルズはQBを#15龍村にスイッチ。この後戻さなかったところを見ると、もしかして菅原に何かシリアスな怪我でもあったのだろうか?らしくない交代(クォーターの頭のドライブでの交代ではないので)なのでちょっと気になる。
その龍村は最初に#85萩山、#18木下へパスを通して敵陣に入るも次のプレーで反則があり一度自陣に下がる。これが響いて最終的に自陣46Yardからのパントになる(最後のパスは珍しくインテンショナルを取られる)。
返しのフロンティアーズの攻撃は反則などもあり自陣で釘付け。
その返しで龍村から#10森へのパスが決まり敵陣41Yard。中西のラン、#83清水と#85萩山へのパスで20Yard。しかしここから攻めきれず、最後にFGを決めてシーガルズが引きはがす。
この後フロンティアーズは攻撃せずに前半を流す。
後半はフロンティアーズのリターンで、一気に敵陣40Yard。後半のフロンティアーズは#18出原でスタート。
初っぱなこそ#88中村にパスが決まり19Yardまで進むものの、次のサイドスクリーンはロス、次は投げられずスクランブルでFGになるも、これも当てられてコースがぶれてNG。
この機械をシーガルズはサックを受けるなどしてパントであっさり攻撃権を渡してしまう。
で、フロンティアーズ陣44Yardから始まった攻撃、#19吉田から#82強へ2回連続のパス成功で一気に敵陣21Yard。さらに#38大橋のカウンタージェットスイープが決まり、8Yard。ここで#28進士がインサイドを駆け抜けTDキックも決まって同点に。
これでリズムに乗るかと思いきや、返しのシーガルズ攻撃が止まらない。自陣30Yardからの攻撃が、#20古谷のランで49Yard。木下へのサイドスクリーンがロス、かつ次のプレーでフォルススタートを取られるが、#10森が右トリップスの左SEとしてゾーンの切れ目に飛び込み、敵陣46Yard。次いで#20古谷がディレータイミングでアウトに出て39Yard、#21中西のランで25Yard(守備のラッシュとのすれ違い)#89森へのパスで23Yardまで出るがここでパス2回失敗、#10森へのパスでダウン更新するもなんとかフロンティアーズが粘りにに粘ってFG失敗に。
だが位置が悪く自陣20Yardからになったフロンティアーズ、神山のラン、吉田の2回のスクランブルで25Yardと攻撃がふるわず、パント。
で、ここで勝負が実際決まったようなものだが、例のプレーだ。
このとき、右HB付き、左ツインの体型から、左SB(だと思ったが、違ったらご容赦。でも左サイド)#18木下がリバースモーション、さらにスナップされてから右HBのスマッシュの動きが入り、そこにQBがハンドオフフェイク。このフェイクにOLBとDEが瞬間つられる。そのフェイクをカウンターに持ち込んで、木下にリバースのハンドオフ。
遅れたインサイドがラインに巻き込まれる瞬間に加速した木下に、外のCBがレシーバーにブロックされてタックルに行けず、後は木下のフィジカルクイックネスでタックルできずに抜かれて独走TDだ。
これは、デザインと伏線の勝利だ。パスラッシュに重きを置いていたフロンティアーズのリアクションを逆手に取ったプレーだ。これは仕方ない。
しかし、この返しをあっさりパントにしてしまうフロンティアーズ。
自陣41Yardからの攻撃となったシーガルズはまず木下へのサイドスクリーンで敵陣に入り、中西のランで1ヤード出て敵陣41Yard。ここでクォータータイムを迎えた4Q最初のプレー。
まず左ツインのスロットに入った#83清水にラテラル。で、いきなり縦にドカン。そこには余裕でDBをブッチぎった#20古谷が!
これでとどめを刺されましたな。
実はこの後敵陣14Yardまで攻め込むがギャンブル失敗でダウン更新出来ず。ここで完全に息の根を止められる。
というのも、このあとパントした後のフロンティアーズはパス決まらずあっさりパント。その返しをTDされてしまったからである。
ま、シーガルズの勝因がどうこう、というより、フロンティアーズの敗因について語りたい。
まず最大の原因はレシーバーである。っつか、レシーバーがDB剥がせないから投げられないし、エンドのディレーも使えない訳で。
ようするにこれはレシーバーの足裁きの問題のような気がしてならない訳。どういうことかというと、特に鋭角に切れ込むときのターンしたときに、如実に減速しちゃっているというころが問題な訳で。そこからの再加速もさして上手いとは思わないし。
投げあぐねてラッシュ来て、というパターン何度も見たよね。
それが悪い癖になって微妙なコントロール狂ってた訳で。
しかもプレーとして「コンビネーションで相手を惑わす」プレーも少なかったし。
一度アメリカのレシーバー専門コーチを短期招聘するだけでも違うんじゃないかな。
という訳で、シーガルズがパール優勝したけど、ジンクス(ここ20年近く、パール優勝チームが社会人王座にたてていない)どうなるかね。
※個人的に、一つのチームが長く王座に座るのは、一般普及の面から問題だと思うので、実力でシーガルズに勝つチームが出て欲しいんだけどね。