|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
鹿島ディアーズ |
KD |
7
|
3
|
3
|
7
|
27
|
富士通フロンティアーズ |
FF |
3
|
6
|
3
|
3
|
15
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
KD
|
4:22
|
#14青木38Yard FG× |
|
1
|
FF
|
7:52
|
#11西村 32Yard FG |
|
1
|
KD
|
13:16
|
#12加藤 1Yard Run |
#14青木Kick |
2
|
FF
|
3:12
|
#11西村 47Yard |
|
2
|
FF
|
10:14
|
#11西村23Yard FG |
|
2
|
KD
|
11:57
|
#14青木 29Yard FG |
|
3
|
KD
|
6:03
|
#14青木 29Yard FG |
|
3
|
FF
|
10:24
|
#11西村45Yard FG |
|
4
|
KD
|
0:10
|
#12加藤 1Yard Run |
#14青木Kick |
4
|
FF
|
2:11
|
#11西村28Yard FG |
|
4
|
KD
|
10:57
|
#12加藤1Yard Run |
#14青木Kick |
もともと第2試合の時間のみ、と勘違いしてスケジュール調整したので、第一試合と第三試合は見てません。
ちなみに試合結果および他会場(飲料12-29オービック/パナソニック27-28ノジマ相模原)の結果を受け、
ワイルドカード:パナと富士通が抽選の結果、富士通。
準決勝:第一試合 オービック-ノジマ相模原
第二試合 鹿島-富士通
となりました……すぐに再戦かよ。こればっかりは仕方ないという話ですが(いずれにせよ、この勝ち残りチャートの中で、再戦なしになる確率の方が低かったからね)、逆に「空気を読んだ抽選」ではなく「ガチに抽選」だったのね、という事がはっきりした訳で。
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まあ試合については富士通の自滅というか。
正直、序盤は守備中心にかなり狙ったプレーが出来ていた富士通ではあるが、攻撃がねえ。
今回パスパターンを色々試してきた所はあるんだけど、ランシチュエーションで、ばればれのパワーオフタックル体型から馬鹿正直にパワーオフタックルして止められたり(だいたい1バックで片側にエンド2枚つければそっちと読めるでしょ)。
パスプロが持たない場面も出てきたし。前半特に吉田にスクランブルを自重する傾向があったり、出原の時はノーバックが多いからパスばれてるし。
そうこうしているうちに前半で守備が2回続けてインターセプトしちゃった訳だけれど、ここで鹿島は「今日の加藤・山城の出来だったら、無理して投げ込む必要はない。短いのとスクリーンでこつこつ行けばいい」と戦略自体を切り替えてしまった。それに対してアジャストが遅れた為に時間を使われてゲインされる事になる。
得点のうち鹿島のTDが全部QBのプレーだが、その他にもショートヤードでもQBスニークを止められず(丸田ケアで飛び込むタイミングがずれてしまった為)。結果として守備が消耗し、それでもよく粘りに粘ったとは思うので、守備はまあ合格点でしょう(スクリーン読み切れてない嗅覚は問題だが)
問題は、これはもう正確に言ってしまえばベンチサイド。
攻守とも入れているプレーが相手を読み切れていない為、要所で不利になっている。
せっかくこったパスルートを序盤にコールしても、終盤になるといつもの「縦にレシーバーを競わせて開いたところに落とす」パターンばかり(フリールートをコールしているとしたら、今までのプレーが習慣になってしまっている)。それでは勝てない。
結果的に前回触れたように、基本的にクイックヒットの思想から抜け切れていないと言わさざるを得ないのである。それでは発展性も無いから読まれるよね。
守備も2Q後半からの相手の変化に対応しきれず、時間を使われてしまった所が問題。
さらに気になったのが、#6神山。この試合も最初のパントリターンでファンブルロスト。その後RBとしてセットすることも少なく。見せ場は1回あったキックオフのロングリターンのみ。なんか元気なかったな。
とにかく、これが「準決勝もあるから、そういう所の空気を読んで」いたとしたらベンチの態度はもってのほかだし、そうでなくこれなら再戦でも勝利は危ういと思ってしまう。
うーん、期待していただけに、結果に不満ばかり浮いてしまった。
鹿島側について触れておくと、不安定な加藤が、短いパス主体になった事が怪我の功名という感じであったが、とにかく攻撃では思ったようなプレーさせて貰えず。ここは富士通守備を褒めるべきだけど、そこから粘り腰で耐えてじりじり進めたのはベンチワークの妙。
守備はライン戦で勝ったこともあって、富士通をいいようにさせなかったのはお見事。
まあ、次回が本番と言うことで。