|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
鹿島ディアーズ |
KD |
10
|
3
|
0
|
14
|
27
|
ノジマ相模原ライズ |
SR |
0
|
6
|
3
|
3
|
12
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
KD
|
1:41
|
#10山城→#18永川 15Yard Pass |
#14青木Kick |
1
|
KD
|
10:34
|
#14青木33Yard FG |
|
2
|
SR
|
1:09
|
#25東松66Yard Run |
#16出澤Kick× |
2
|
KD
|
4:24
|
#14青木48YardFG |
|
3
|
SR
|
4:07
|
#16出澤20Yard FG |
|
3
|
SR
|
9:15
|
#16出澤36Yard FG× |
|
4
|
SR
|
3:23
|
#16出澤25YardFG |
|
4
|
KD
|
4:04
|
#10山城→#85鈴木23Yard Pass |
#14青木Kick |
4
|
KD
|
9:42
|
#10山城→#2中川40Yard Pass |
#14青木Kick |
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正直言って、両チームに不満が残ったのだけれど、それを差し引いてもいい試合でしたよ。
試合は最初、鹿島があっさり先制する。逆にライズは相手の守備に押さえ込まれてなかなか前進できない。
ちなみにQBは、鹿島はワイルドキャットを除き#10山城、ライズが序盤のみ#10小島で後に#5木下。
ライズが流れを引き寄せたのは、2Q冒頭、東松のランである。このプレーはカウンタープレーで、さらに守備が東松のフェイクで重心を逆に動かしたためにタックルに行けなかった事で独走につながった物である。
ところが、ここからずーーーーーっとお互いに勝負を決めきれない。
というか、鹿島は相手のパスカバーがきつい事と中央のランを執拗に繰り返したことでなかなか進めない。ライズはTD狙える所まで行きながら、最後の決定力が足りなくてFG止まり。
4Qに息を吹き返した鹿島攻撃陣が、スタミナ消耗の激しいライズ守備を振り切った、という形での勝利であった。
うん。まずライズ。
木下が出ないときの攻撃の軸がない。厳しいが宮幸のインサイドが出ないのは仕方ない面もあるとして(彼がマークされている為)もうちょっとなんとかしていかないと。特にインサイドのランのブロック。
木下が出た時もロングのパスが少ない。いや、吊りとしてのプレーも少ない。
その善し悪しはおいておくとしても、FBやTEへのパスは驚異ではあるが、そこで試合が決まるわけじゃ無かった以上、何らかの対策が必要だと思う。
で、ディアーズ。まだ春浅いこともあるが、山城の率いる攻撃は、ある一定時期かならず淡泊になる傾向があり、そこで守備がギリギリでしのぐから勝ちにつながっている。
しかし、だ。こちらもヒッチやサイドスクリーンやスラントといった浅いパスが主流で、まだ長いのもあるし横に広く使っているだけ相手が苦戦するのだけれど、こちらも攻撃はもう一ひねり欲しい。
ってか、去年のJXBと大差ないパターンに見えたわけですよ。
守備はディアーズに関しては文句なく、ライズは終盤のスタミナの問題が少し出たと思う。
いい試合なんだけど、上記のような「荒さ」を感じてしまった。