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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
7
|
3
|
0
|
0
|
10
|
鹿島ディアーズ |
KD |
0
|
0
|
14
|
3
|
17
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
FF
|
5:00
|
#28進士6Yard Run |
#6神山Kick |
1
|
KD
|
9:32
|
#14青木50Yard FG× |
|
1
|
FF
|
12:57
|
#10後藤23YardFG× |
|
2
|
FF
|
2:45
|
#10後藤22Yard FG |
|
2
|
FF
|
10:45
|
#10後藤35Yard FG× |
|
3
|
KD
|
0:45
|
#10山城→#11前田29Yard Pass |
#14青木Kick |
3
|
KD
|
6:15
|
#10山城→#25岩井 6Yard Pass |
#14青木Kick |
4
|
KF
|
12:05
|
#14青木31Yard FG |
|
ハーフタイムに登場する乃木坂46のメンバーの一人のお父さんが、現役選手(バーバリアンズの選手だそうな)ということで、その娘がセレモニーに登場してました。
ただ、ここで乃木坂持ってくるとさ、JXBとかライスとか、ハードル上がりすぎない? という事は疑問として持ちました。去年だってmisonoでハードル上げてしょこたんだった訳だからね。かなりこれからキツいと思うけど、広告代理店担当者わかってるのかな?
なお帰った人が少なかったので、乃木坂効果ってそれほどでもなかったんじゃない?
FBの方に嫌味で「アメフトは、アイドルの引き立て役なんかじゃない、と心のなかで海に沈む夕陽に叫んでみる」と書いたらツッコミ受けましたんでお断りを。
これはマスコミの取り扱いに対する嫌味であると同時に、イベントの主役はアメフトの試合であるという事を主張したまでのことです。
乃木坂とパールが会場の取り合いをしてアメフトが負けて大井第二でパール決勝、でもいいんですわ。そこで乃木坂をどうこう言う筋合いの事では無く、そこの優劣は個人の趣味です。
しかし「アメフトというイベントの内側に招かれた存在である以上、アメフトよりも前面に出る取り扱いは如何な物か」と思うのです。
よって、いつか将来芸能ニュース担当者が「おお、ついにあの人たちもアメフトのハーフタイムに招かれるような格になったのか」と言われるくらいの格にアメフトがなって欲しいわけです。
コース料理を整えて気合い入れてメインの皿を出したのに、やたらと箸休めの氷菓子ばかり褒める。確かにその氷菓子は凄く有名なものではあるけれど、メインの皿やコースの仕立てについて何も言わずに、ただ氷菓子ばかり褒められたら、そりゃ店の側としては嫌でしょ。
第一取材陣向けに一塁側に作られたひな壇カメラ席、ハーフタイム終わったら全部引き上げたよ。
それって、失礼じゃないですか?
そんな扱いなら取材断って欲しいですよ。それが自分たちの格ってもんじゃないですか?
そういう事です。
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さて、久しぶりに気合いの入った状態で観戦したのですが、結果として「2Q以降、実は鹿島のペースだった」という感じでした。
逆に富士通、突破ポイントで何も出来ず。成長は感じるも、局面打開が及ばず。
試合は富士通のリターンで始まる。ちなみに富士通は試合の殆どを#12平本で、一部で#18出原を使うも負傷退場、#19吉田はパントで出番があったのみ。
で、最初のドライブはピストルセットからHBへのパスを多用し、リズムをつかむと#4宜本へのパス、そこから進士・金・神山のランで攻撃し、あっさり先制する。
翻って鹿島は#10山城が先発するも#18永川のワイルドキャット(#2中川も入る事がある)で攻めようとするが、敵陣に入ったところで進めなくなる。このへん、富士通守備ラインとパスカバーが実に機能していたのである。
だが、この返しのドライブでFG失敗になったあたりから風向きが怪しくなる。
そう、今春の鹿島は、守備が粘って失点を抑えている内に攻撃が局面を打開するのである。徳俵の二枚腰。
それが、なんと1Q終盤から出始めるのである。
そして、富士通側は2Q以降にOL二人にQB二人が怪我で一時的に交代する。
ここから、富士通攻撃が完全に手詰まったのである。
※ちょっと前半は駆け足です。
後半、最初のドライブで鹿島が仕掛けた。
プレーのダイヤグラムではなく、仕掛けのタイミング。
つまり、得点に至ったドライブは、この仕掛けに富士通守備が対処できずに持って行かれた訳である。
すなわち、ほぼノーコールスナップ。
ラインがセットして即スナップ。明治がやるようなちょっと横にスプリントしてからクイックヒット。
これがFLに位置した岩井に決まって、守備陣形の整っていない所を一発で持って行く。
同じタイミングで、今度はサイドラインを縦にあがる前田にパスが決まり(DBのカバーが微妙においつかなかった)、TD。
返しの富士通を3回でパントに追い込み、再び攻撃する鹿島。
丸田のランと永川のキープフレーで前進すると、宮本への早いパスで5Yardまで攻め込めば、再びFLに位置した岩井が億、手前に選手一人同じパターンで走らせた所に「どっちがとってもいいような」鋭いパス。前で合わせられず岩井の所に飛ぶのを、空中でキャッチして片足着地成功。
いやさ、お見事。
それよか富士通。この後基本的にはプレーのパターン(最初に浅いパス、次がラン)をきっちり読み切られてしまい、かつ肝心のランが出ないままパント。これではいいフィールドポジジョンは来ません。
いいポジジョンまで押し込めばプレー後のパーソナルファウルで的にいい位置渡し、苦しくする一方。
で、せっかくいい位置まで来たとしても、サックでロスして万事休した訳ですよ。
結果的に1Q後半から富士通攻撃をしのいだ鹿島の守備この試合のキーポイントだった訳だけれど、前節でそこは見えていた筈で、打開策無かったのかよと富士通側には言いたい。
特に、相手が攻撃にアジャストした3Qの無策ぶりはベンチサイドのミスであるし、交代違反もそう。
せっかく平本がこの春絶好調でいい仕上がりしているので、彼をヘルプしてあげられるようなベンチワークが欲しいのよ。
それが、後半最初に為す術無くてはどうしようもないじゃん。
とはいえ、ハーフタイムまで為す術無く富士通守備に押し込められていた鹿島側も、もう一ひねり欲しかったというかクォーター内でのアジャストが欲しかったな。