|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
17 |
27 |
7 |
14 |
65 |
アサヒビール・シルバースター |
SS |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
FF |
1:16 |
#20高野橋 8Yard Run |
#11西村Kick |
1 |
FF |
5:04 |
#11西村 29Yard FG |
|
1 |
FF |
13:54 |
#3キャメロン→#81中村 39Yard Pass |
#11西村Kick |
2 |
FF |
2:15 |
#20高野橋 40Yard Run |
#11西村Kick× |
2 |
FF |
4:08 |
#29ゴードン 44Yard Run |
#11西村Kick |
2 |
FF |
8:02 |
#29ゴードン 25Yard Run |
#11西村Kick |
2 |
FF |
13:17 |
#3キャメロン→#81中村 1Yard Pass |
#11西村Kick |
3 |
FF |
3:12 |
#32後藤 5Yard Run |
#11西村Kick |
4 |
FF |
5:00 |
#32後藤 22Yard Run |
#11西村Kick |
4 |
FF |
9:41 |
#32後藤 12Yard Run |
|
「きょうのできごと」で触れたような事情で、最初の富士通のドライブは見ていません。
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で……評価がすっげー難しい試合でしたわ。
正直な感想を言ってしまうなら
「アグレッシブに行って裏を突かれたシルバースター守備」
「攻撃の駆け引きになっていないシルバースター攻撃」
というところかな。
まず守備。これはインサイドを強烈に押し込もうとした事で、RBが外に展開したとき一人抜かれると独走、というパターンに陥ってしまったせいで、結局後半に富士通が#12平本#18出原のタンデムに切り替え、かつRBを#32後藤に固定してからも修正出来なかった(する余地もなくこの守備で行くしかなかった、という事ではないかと)。
これは仕方がない。前半、その上を行ってしまったキャメロンの実力が凄かったのであって、前節ライズ戦のままではなかったOLも賞賛すべきだ。
だから、この守備そのものにおいて惨敗とかいうのは辞めようと思う。
シルバースターはQBが#3有馬、後半開始から4Q序盤までを#13高橋がやっていて、うん、決して両者ともパフォーマンスが極端に悪いということではなく、むしろ良い方?
ところが、序盤からずっと3rdショートが取れない。ことごとくパントになる。
で、櫻井の実力からすると、かなり短いという評価が出そうな距離のパントぱかり。これはリターンを恐れての事だと思うが、だいたい富士通陣40Yardくらいでフェアキャッチになる。
これで失点の責が守備にあるように言われたら、ちょっと可哀想というものだ。
これは、基本としてTEを含めたラインの弱体化が原因のように思える(年齢的な組み合わせとして、かなり若返りをした事が判るが……)。そこをどうにかするプレーコールがない、というのが、この結果なんだと思う。
あと……前回あれだけのパフォーマンスをした東野が出てこれなかったのは何故なのか。仕事以外の理由で出ないのなら、それはチーム運営の根底にかかわる事だと思うのね。
もし前節残り40秒に関わる何かで彼が出られないとしたら、そういう決断をしたチームの方が間違っているし、若手の成長を促すならスタートは高橋であるべきだったし。どうもそういう所の方針が見えないんだよね、現在。(関口ヘッド時代からそうだけどさ)
守備は立て直しを図った。その結果賭に出て負けた。それを攻めることは出来ない。
でも攻撃に関しては、かなり根深い傷を負っているように見える。
うーん、名門復活ならず。そして、この敗戦そのものはショック療法にもなれず。実に宙ぶらりん。
富士通? あー、うん。前節からよく立て直したと思うのね。でも、逆に言うと「こんなもんでしょう」。次回のパナ戦こそが真価を問われるカードになりそう。