|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
17 |
17 |
14 |
0 |
48 |
パナソニック・インパルス |
PI |
10 |
7 |
0 |
0 |
7 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
FF |
4:10 |
#11西村29Yard FG |
|
1 |
FF |
5:25 |
#3キャメロン→#81中村63yard Pass |
#11西村Kick |
1 |
PI |
11:07 |
#11佐伯45Yard FG |
|
1 |
PI |
12:25 |
#12今西65Yard Punt.Ret |
#11佐伯Kick |
1 |
FF |
12:45 |
#3キャメロン→#81中村84Yard Pass |
#11西村Kick |
2 |
PI |
0:33 |
#8高田8Yard Run |
#11佐伯Kick |
2 |
FF |
9:54 |
#11西村25Yard FG |
|
2 |
FF |
12:53 |
#3キャメロン→#81中村23Yard Passs |
#11西村Kick |
2 |
FF |
14:25 |
#3キャメロン→#29ゴードン2Yard Pass |
#11西村Kick |
3 |
FF |
3:11 |
#20高野橋9Yard Run |
#11西村Kick |
3 |
FF |
10:00 |
#20高野橋10Yard Run |
#11西村Kick |
4 |
PI |
13:41 |
#25須賀→#80柴田4Yard Pass |
#11佐伯Kick |
一応気になったので。
富士通チア、PAなにあれ。関東では出来ていたのに関西で出来ないのはおかしいでしょ。
PAは相手がハドルをブレイクしたら止め。それ大原則でしょ。
スナップされてから止めるのはおかしいでしょうに。
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それにしても……どんな試合にも流れが変わる潮目みたいなものがある筈なのに、未だに整理しきれないという、うーん、どこで見誤ったかなあ……
試合はパナのリターンで開始。QB高田は最初からプレッシャーを受けパス失敗、本多にパスを通すもまたしてもプレッシャーを受けてサック。しかしこの直後のパントリターンを富士通がファンブルロストして攻撃権を敵陣48Yardから始める。のだが……。
のだが……、パント、短すぎなくない?
しかもこのドライブ、パス失敗、ランでロス、パス失敗と精彩を欠く。さらにパントフェイクパスを試みるもダウン更新ならず。
でもって、富士通は一発目にキャメロンから宜本潤にロングパスが決まり、あっさり敵陣に攻め込む。が、こちらもゴードンのランで攻め込むもパス2回失敗でFG止まり。
次のパナの攻撃あっさり終わってパント。
で、ここでキャメロンから中村への一発ドカン。この時DBがコケた為にフリーになった中村が一気にロングパスを受けてTD。
うん、ここまでは富士通ペースだったのよ、その潮目だった筈なのよ。
ここからパナは岩田のランを軸に攻撃を仕掛ける。じわじわ攻めてミドルのパス、というパターンがリズムよくきまり、最後は敵陣28Yardまで進み、FG。
で、何故かキャメロンが異様にパスに固執しだして、かなり無理なパス連投で、パント。このパントを、パナがリターンTDしてしまうから流れが読みにくくなる。ここで潮目がインバルスに行った、一度は。
しかも返しの富士通、交代違反だもの。
しかしだ、ここで一発またしてもドカンだ。キャメロンから中村に一発ロングどかん。
でもこれって、相手を崩した訳じゃないから、まだ流れはパナ。ほらほら高田がパスを投げたした。7プレー中3回パス成功、4回高田のキープですよ。あっさり同点。しかも、次のドライブ2プレー目で、キャメロンがスクランブル中にファンブルロスト!富士通陣36Yardですよ。
ここで来られたと思ったんですが……
フォルススタートでいきなり下がる。
次のパスが失敗(DLが手を出したせいでコントロール出来なかった)、岩田のランで2ヤード進むも次のパスをドロップ。結果パント。
まあ、強いて言うならパナの攻撃が出なくなったのはここからなので、ここが潮目なのかもしれないが……
これを自陣5Yardからの攻撃で、最初はゴードンのランで攻めるが、相手のオフサイドの後自分たちがホールディングで下がると、そこから大橋へのTEスクリーンを皮切りに強、宜本潤へのパスの後ゴードンのランで敵陣侵入、高野橋へのヒッチスクリーンと強へ2連続パスであれよあれよという間にレッドゾーン。ここから最後は攻めあぐねるも西村のFGでリードを奪う。
次のパナのドライブは途中無資格レシーバーダウンフィールド侵入があったりした為にあっさりパント。
これも自陣31Yardから敵陣39Yard……やはり短い気がするんだよねえ。しかも意図的に。
で、ここからキャメロンは中村ーのパス、高野橋のランで敵陣に入ると、強へのパスがドロップに終わるも成田へのパスが決まり仕上げは中村に決めて突き放し。
次のパナの攻撃もあっさり3回で終わり(最初にサックされパナが2回目のタイムアウトを入れたのはいいが、次のパス失敗の後にタイムアウト入れたのは理解不能。さらにその次がランって…… その関係で、富士通がタイムアウトでクロックマネジメントに入れた)、このパントがミスパントで敵陣48Yardまでしか飛ばず。そのせいか、まず一発目に宜本潤にロングパス通され、強へのパス成功、次のパス失敗の後ゴードンのラン、続けて強にパスを投じたところ守備のインターフェアで2yard。結果、ゴードンをパスコースに出してTD。
このままの勢いで後半のリターンからのドライブをキャメロンのパス主体で攻め(ほとんど中村に投げた)、相手を翻弄して高野橋のランで突き放し、次のドライで2プレー目でロングパスをレシーバーの前に入ったDBがインターセプト。
ここで話されると絶望的になるパナはここからハイプレッシャー守備を試みる。自陣44yardからの富士通攻撃を、最初にサックで34Yardまで下げさせると、スクリーン出てられるが、まだまだ諦めず勢い余ってラフィンザパサー。これでパナ陣に入られるがゴードンのランは止めキャメロンをスクランブルに追いやり、とキャメロンがイラついてきたライズ戦のような展開になったのだが……。
次のプレー、ラッシュをうけ苦し紛れ(に見えた)に投げたパスがレシーバー取れず、そのボールをDBがINT……までは良かったのよ。
潰されたキャメロンのところで乱闘発生、同時に殴り合いになり両軍ベンチから仲裁に入り、挙げ句に引き離されたパナの選手のところでファウルマーカー。
よく見るとパスラッシュ付近で大量のファウルマーカーが……。
審判が長いながい協議をした上で場内アナウンス時にも確認を繰り返すほどややこしい裁定だったのだが……
結果。
最初に富士通のブロッキング・ピロー・ザ・ウエスト。パーソナルファウルが富士通とパナに1つづつ。パナのパーソナル対象者は暴力行為により資格没収。さらに退場選手がフィールドから出るときにヘルメットをたたきつけたのでさらにアンスポーツマンライクコンダクト。
※USTで後日確認したところ、確かに退場にする選手は、仲裁に入って相手と距離を取る為に手で胸を突いた。それに対して富士通側が手を出しており、富士通#25も退場にすべきだ。ましてや富士通#47が背後から歩いているパナの選手を突いた事も同罪だ。
ここで潮目が変わった、のではない。恐らく攻撃のスイッチが入った2Q最初のTDの所なんだろうが、あれを潮目と呼ぶのはちょっとなあ。なんかキャメロンがむきになっていた感じも強いし。
結果このあと、富士通はランを主体に攻め、パナの攻守は精彩を欠いて試合終了。
接戦と呼ぶには、ちと厳しいかな。保っている引き出しの数の差というべきか。
とにかく、地力で劣るチームが気合いでなんとかしようとすると後半のような展開になりかねないという事だけはよく判った試合でした。