2015/5/16富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 0 0 0 7 7
オービック・シーガルズ OS 0 17 7 0 24
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 OS 0:19  #29長尾 36Yard FG    
2 OS 3:22  #19高木→#18木下 64Yard Pass   #1金親 Kick
2 OS 8:00  #6菅原→#17平野 16Yard Pass   #29長尾 Kick
3 OS 11:05  #32原 52Yard Run   #47丸岡 Kick
4 IB 11:48  #21高木 1Yard Run   #8小田倉 Kick

個の試合、シーガルズは1シリーズごとにQBを交代。IBMはクラフトで通した……。
いや、その、本当にそういう意味でも春の試合だなあと。
というのも、途中からクラフトがセットバック。ほとんどのプレーがランプレーで、あまつさえ3rdロングのドローとか、今まででは考えられない展開だったのである。
っかね、この試合に関して言うと、明らかにクラフトに「ランプレー軸の組み立てで1試合やらせる」という所に主眼があるように思えて。その中で、今までコンビネーションがあっていたスタントンと引退した小川以外でサブターゲットになれる人と実戦で呼吸合わせした、という感じ。
だから、もし秋になにか発展があるとしたら、それはそれで面白いことになるかも知れない。

で、シーガルズ。相手のラン守備のまずさに助けられて、かなり自由に走ってしまったけれど、前節のランプレーの出来もあるので(多分ブロッキング変えてると思うので、今回のが正しい実力な気はするんだが)まだまだ信用がおけない。
そしてもう一つ致命的なのは#83清水謙の後継者が定まっていないという事。
インサイドに#17平野を配してそれなりに活躍出来る状態になってはいるが、いま一つシミケン枠まで上がってこないのだ。故にまだQBがファーストチョイスにしきれないというか、なんと言うか。
そのへんに不安が残った試合だったと思う。

2015/5/16富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
東京ガス・クリエイターズ TC 0 7 0 17 24
オール三菱ライオンズ ML 3 7 0 14 24
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 6:29  #87若松 26Yard FG    
2 ML 5:09  #15谷口→#80西崎 11Yaard Pass   #87若松 Kick
2 TC 10:53  #1中本→#6金原 7Yard Pass   #49一木 Kick
4 TC 0:47  #49一木 22Yard FG    
4 ML 4:24  #15谷口→#4田中誠 6Yard Pass   #87若松 Kick
4 TC 9:37  #22尾花 45Yard Rub   #88岩越 Run×
4 ML 10:14  #11田中蔵→#80西崎 11Yard Pass   #87若松 Kick
4 TC 11:59  #1中本→#23大下 9Yard Pass   #14室田 Run

まあよく言えば「両チームの攻撃が仕上がりよくて」なんだろうけど、悪く言うと守備が結構ザルっぽくて。
ライオンズは相変わらず谷口のスクランブルがキーゲインだし、クリエイターズはいま一つギアが上がってない(というよりセカンドギアでべた踏みみたいな迫力が無い)し。守備はどちらも要所でポンポンと進められる(が、ライオンズの方が重いかな)。
ライオンズの守備は今回、 DTが押し込めずにそこを突かれていた。クリエイターズは要所でパスが通されてしまっているし。

現時点では伸びしろに関してはライオンズの方が感じるものの、空回りしてしまっている感じが強い。RBの小嶋が中央を切り裂けない(そういうタイプではないのに、そういうプレーをせざるを得ない)のが残念で、クイックネス溢れるダイブバックが一枚加わるともっと栄えるのだろうが。
クリエイターズについて言うと、この試合QBに#8徳島が入らず、中本メインで実によく展開したと思う。こういう攻撃もありっちゃあありだ(徳島はオプションで左右にゆさぶるのが魅力だが、中本のようにポケットパサーが1試合リードするというのも、それはそれで魅力がある)。
惜しまれるべきはパンターかな。