2015年8月30日富し士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
LIXILディアーズ LD 7 7 7 3 31
アサヒビール・シルバースター SS 7 10 7 7 24
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 1:38  #15ミルズ→#3ウイルソン51Yard Pass   #1櫻井Kick
1 LD 5:04  #32前川1Yard Run   #14青木Kick
2 SS 2:07  #3ミルズ→#88橋詰 2Yard Pass   #1櫻井Kick
2 SS 8:28  #1櫻井 33Yard FG    
2 LD 10:02  #9加藤→#7宮本 4Yard Pass   #14青木Kick
2 LD 12:00  #14青木35Yard FG×    
3 SS 6:05  #3ミルズ→#3ウイルソン 7Yard Pass   #1櫻井Kick
3 LD 8:22  #9加藤→#18永川 25Yard Pass   #14青木Kick
4 LD 1:36  #14青木20Yard FG    
4 SS 9:30  #14大森51Yard Int.Ret   #1櫻井Kick

いやーいい試合でしたねえ。秋も第一節からこういうこゆーい試合があるとうれしいですねー。

そして、「ミスをした方が負ける」の典型的な試合出た。
いや、最後のインターセプトの話では無くて。2Q3:53の前田の落球と12:00の青木のキックミス。
近くで見ていた外国人の方(終盤のディフェンスコールはこの3人の外国人の自発的なコールです)が「Thank you! Rain!」と言ったくらいですぜ、前田の落球。

細かい所はUStreeamでどうぞ、といいたいのだけれど、ミルズがブリッツ喰らってタックルをはじき飛ばすかのように(ある意味、タックルに行った選手が腰のあたりにすがりつこうとしたら太ももやら尻やらの筋肉ではじき飛ばされたようにすら見える!)動き回るミルズにビックリである。

ミルズの場合、メインターゲットが#3ウイルソンという事もあるが、この試合最大に機能したプレーが#33中島へのショベルパスである。これがまた、いいタイミングで決まるんだ。
こうすることで、誰かが中島を見ていなくてはいけなくなり、少しLBとDBのゾーンに隙間が出来ると、そこにテンポ良く素早く投げ込んで来る。攻撃的にはリズム良く進める訳で、当然次の対戦相手がショベルパス対策をしても、その裏を取られてしまうのではどうしようもない。
現時点では打つ手が無いかも知れない。
何せ、モーションから投げるまでが早い。これではなかなか手出し出来ないではないか。

翻ってディアーズは、負けはしたけれど、仕上がりは上々。このままシーズン終盤まで安定して試合を運べれば、セカンドステージ突破は可能と見ている。

2015年8月30日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
東京ガス・クリエイターズ TC 0 10 7 0 17
Bullsフットボールクラブ Bu 6 7 14 0 27
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 Bu 4:25  #1猿渡 1Yard Run   #19森→ Pass×
2 TC 5:09  #22尾花 1Yard Run   #49一木Kick
2 TC 10:59  #49一木21Yard FG    
2 Bu 11:47  #6藤原 3Yard Run   #14木下Kick
3 Bu 1:18  #91山田50Yard Int.Ret   #14木下 Kick
3 TC 4:51  #8徳島→#90 萩原2Yard Pass   #49一木Kick
3 Bu 9:07  #4菊池 5Yard Run   #14木下Kick

※この試合、キッカーの木下はイヤーブックの#15ではなく#14でした。

これだけ「モメンタム」がはっきり判った試合も珍しい。

まず先制したブルズ。先発QB#6藤原のパスよりも、スタートRBの#1猿渡のオープン系のランを中心にドライブする。2プレー目に東京ガスのレイトヒットもあり、ぐいぐいとリズムを掴む。途中高濱へのパスも決まり、敵陣に入るが、奥が亡くなってから守備の圧力にゲインが思ったように出ず、ネイキッドからのQBキープも1Yardで止まり、これは先制がFGかな、と思ったらギャンブルで猿渡がねじ込み先制。しかしTFPでキックフェイクからのパスに失敗。

返しのドライブでブルズのオフサイドがあったのでキックの蹴り直し(蹴り直したらイリーガルブロックによる罰退があったので、そこは選択としてどうなんだろう) があったものの、東京ガスもRB#22尾花を軸にランでじわじわと……1Q残り9秒までねちっこくテンポ良く責め立てる。ただこのドライブ中#8徳島は6回、#1中本が1回パスを投げているが徳島が3回成功させているだけ(いわゆるバブルスクリーン)、また失敗したうち徳島の2回はバブルスクリーンのドロッブというのはいただけない。
結果としてこちらは8Yard地点での4thインチを取り切れず得点ならず。

ところがここからブルズが止まる。RBをスイッチしたが、まだ試合慣れしていない新人#4菊池や#27大野、ダイブバックの#37矢田を投入するも、中央付近に偏ったランは止まり始めるとリズムが狂う。最初こそ菊池がロングゲインするも、短くて時間のかかるパスを投げられない事でさらに手詰まり感が出てくる。

東京ガスはここから徳島がネイキッドからキープで敵陣に40Yardまで進むと、パス失敗の後に#1中本のQBドローで前進し、途中相手オフサイドもあった#22尾花の中央のランを使ってTDを挙げ、キックの差で逆転。
次のドライブほいいところ無く終えたブルズに対して、またしてもラン主体で攻める東京ガスは、ダウン更新後いきなりポストへのロングパスで一気に敵陣18Yardまで攻め込む。しかしここから中本の攻撃が攻めきれず、残り4Yardでのパスをブリッツに入った選手にはたかれてTDならず。しかしFGで突き放すことに成功すると残りは1分。
前2回のドライブを見る限り、このFGはブルズの前半の心を折るには充分だった筈。筈だったのである

キックオフをすくイーブキックにしたのだが、これをブルズが好リターンして50Yard。ここで火がついちゃったのよ。ここから高濱と#19森にパスを決めどちらもサイドラインを割りクロックマネジメントも絶好調で31Yard。次のプレーで猿渡へのパスを止めた東京ガスが痛恨のアンスポーツマンライクコンダクト(相手選手へのマッチョポーズが挑発行為と取られた)で15Yard。パス1回とQBキープ2回で、残り13秒で逆転しちった訳だ。

さらに後半開始、ここから立て直すという時に徳島から尾花へのセンタースクリーンで敵陣49Yardまで進んだものの、次のバブルスクリーンのボールが浮いたところ、DL#91山田が奪い取ってインターセプト。しかもそこから一気にエンドゾーンまで走りきって突き放す!
TFPで2点取りに行ったが、相手反則があった事も手伝ってかキックに切り替え、10点差

無論東京ガスも手をこまねいていた訳でなく自陣35Yardfから徳島のQBドローで敵陣18Yard。ここからラン主体で攻め、パス失敗の際に相手のフェイスマスクの反則に助けられ、最後はパワーセットのSBにパスを決めてすぐさま3点差に追い上げる。
だがこの返しのドライブで、東京ガス守備はインターフェアとフェイスマスクで前進を許してしまう。さこで新人#4菊池が3連続キャリへーTDを挙げて突き放す。
東京ガスはここから中本を軸にキープで敵陣に入るも、相手が前に上がった頃合いを見計らった投げたロングパスをインターセプト。
しっかり時間を消費するし相手をパントに追い込むは、ブルズ守備大健闘。
ブルズ攻撃をタイムアウト3連続消費のばくちに出て時間を4分残しで攻撃権を手に入れた東京ガスだが、成功したプレーが全部インサイドでデッド。結果として時間消費の挙げ句エンドゾーンに投げ込んだパスをインターセプトされて万事休す。

正直に言うと、選手の地力や層の厚さといった面で、東京ガスは遙かにブルズを凌駕していた、筈。普通にプレーしているだけではブルズは攻撃を止めることが出来なかったし、インサイドのランが止まってにっちもさっちも行かなかった2Qあたりが、本来の実力差な筈なのだ。
では、何が違ったのかというと、意識あるいは気迫が違ったと思う。
前から気になっていた事でもあるのだけれど「ここ一番の乾坤一擲の気合い」みたいなもが、最近の東京ガスには見当たらない。だから個々のスキルでなんとかなっちゃう所はなんとかなるんだけど、一度でもそこで何か心がうわついちゃうと、相手の気迫を凌駕出来ない。相手の力に届かないときに、淡々と決められたプレーだけやっている。
そんな印象しかないから、肝心な所でファウルしたり、相手を最後まで圧倒する事が出来なくて相手の心が復活しちゃったりする。
根性論とか精神論という訳では無くて、単純に「ギアの切り替えが下手」なんでしょうよ。

ブルズは、遅いタイミングのパスが駄目だったものの、藤原の早いタイミングの決め打ちパスはやはり見応えがあり、今季バトル9でも上位に行けそう(残念ながら、今年は上が強すぎるのでトップ9は無理かな)。やはり集中力とかそういうところで、相手を上回ったのが大きいと思う。

2015年8月29日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 28 21 21 6 76
明治安田ペンタオーシャンパイレーツ MP 0 7 0 0 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:22  #3キャメロン→ #81中村 32Yard Pass   #11西村 Kick
1 FF 4:37  #3キャメロン→#81中村 70Yard Pass   #11西村 Kick
1 FF 7:27  #3キャメロン→#87水野 25Yard Pass   #11西村 Kick
1 FF 10:38  #3キャメロン→#81 中村 16Yard PaSS   #11 西村 Kick
2 FF 2:08  #3キャメロン→#87水野 3Yard Pass   #11西村 Kick
2 MP 10:04  #8田之上 7Yard Run   #99赤津 Kick
2 FF 10:23  #29ゴードン 69Yard Run   #11西村 Kick
2 FF 11:44  #12平本→#80米山 10Yard Pass   #11西村 Kick
3 FF 3:57  #18出原→#80米山 17Yard Pass Pass   #5納所 Kick
3 FF 5:03  #29ゴードン 19Yard Run   #5納所 Kixk
3 FF 8:43  #39金 5Yard Run   #5納所 Kick
4 FF 2:44  #5納所 23Yard FG    
4 FF 9:12  #5納所 28Yaed FG    

 ……色々事情があって、ラズパイのモバイル機は完成していません。いえ、ケースがまだ出来ていないんです。(このメモを付記している時点で、キーボードと本体を収納する下側が、目処が立った所。あとは固定用のネジ止めをどう作るかなんだけど……)
なのでまだNexux7(2013年)を使っていますが、まあやっぱり使いづらいですわ。

それはともかく。
何故こんな点差になったのか。
基本的にキャメロンの出来が良かったというのもあるが(ちなみにキャメロンの出ていた間、狙ったランプレーはリバース1回だったかな。スクランブル1回)、序盤に明治安田の「仕掛けた」守備が裏目に出たのである。3本目のTDまで、ほとんどのプレーで#14西山と#19三浦の2人がOLBの位置にセットして、どらちか(あるいは両方)がローバーブリッツ状態になる。
ここまでは多分狙い通りだったと思うのだが、そのぶん結果としてCBがレシーバーをカバーしきれない時にロングゲインを許す傾向になる。
2本目の中村へのロングパスが顕著な例で、ポストパターンで内側を取られたCBはそのまま置き去りにされてしまう。
では、ゾーンなどに切り替わったときはどうか、と言うと、ここで新人#97水野という背の高いレシーバーが有効活用されることになる。
結果、キャメロンが出ていた間にパスでズタボロになってしまった。
パイレーツ唯一の得点は、キャメロンから交代した平本が投げたパスを、レシーバーと工作したDBが浮いたボールをインターセプトしたおかげで生まれたチャンスから。それ以外に攻撃では見るべき点がまるで(といっては失礼だが)無く、ショートパス頼みのシステムでインターセプトを2回喰らってしまう。
また、QB#8田ノ上が負傷して出出来た#16佐藤は、経験不足のせいもあってかなり苦戦していた。
このチームの場合、最大の戦力である#88若島を生かせなければ攻撃に核が生まれない(残念なことに)。だが、パスの基本が3ヤードから5ヤードのパターンだと、相手がバンプして来た時に全く投げられない。結果、プレーが読まれてどうにもならなくなる。
嘘でもリードに投げて吊ることをした方がいいのに、と思ってしまう。

さて、富士通側ではベテラン#80米山の復帰、#30金がRBで活躍、などあっだか、後半から今年の新外国人#16ニクソン・トラーションがパンターをサックするはインターセプトリターンTDを決めるはその時に欽ちゃん走りしてアンスポーツマンライクコンダクト取られるは、良くも悪くも目立ってました。ただ、大半はパスカバー入っていた(登録はLB)ので、案外目立たなかったのが逆に興味深いですけど。

ラズベリーパイををインストールする(1)準備するもの

一応、今回の目的は以下の通りなので、それに見合った道具が必要になります。

目的

  •  かな漢字入力が「かなモード」であること。
  • 簡単に英数半角モードと切り替わること。
  • モバイル可能である事。
  • モバイル時に画面は7インチ越えであるが、タッチパネルやカラーには拘らない。
  • モニターをしっかりホールドする、トルクヒンジ(フリーストップヒンジ)で稼働するモニタ。

そこで以下のような小道具が必要となる訳だ。

超小型パソコン     
Raspberry Pi 2 Model B

きばん本舗
価格:5400
  複数店舗で取り扱っています。
ラズパイ自体も初期型、A、B+、2B(このモデル)と別れていますが、電力供給の安定性がいいと噂がある2Bをチョイス。
BUFFALO  WLI-UC-GNME
バッファロー
価格1,361
  Wi-Fiアダプタにはどうも個体差があるらしく、ネット上で一番評判が良かった製品がこれ。ただし、これが良かったのかどうかは現時ではさっぱり不明 
10インチ 1280×800
LCD TFTモニター

cocopar
価格:11,500

  実は7インチにタッチパネル仕様のものがあったのですが、当時在庫切れだったので、家置きでも便利になるよう10インチに。
しかしこのモニタ、何にも情報が無くて……。
接続はHDMI、必要定格電圧は12Vです。
iBUFFALO Bluetooth4.0+EDR/LE対応
USBアダプタ ブラック BSHSBD08BK

バッファロー
価格:¥ 1,050

  実際はアマゾンではなくビックカメラで買ったものなので、この価格かどうかは忘れました。実を言うと、Bluetoothはキーボードとタッチパッド(タッチパネルを断念した関係で、マウスなしで小ぶりなポインティングデバイス付きキーボードを選択したら、無線ばっかりだったというお粗末っぷり)を使うので選択しましたが、本当はLenovoのThinkPadキーボード有線が狙い
そうしなかったのは現物採寸が出来なかったから。 
iBUFFALO Bluetooth 3.0対応 コンパクトキーボード タッチパッド搭載モデル ブラック BSKBB23BK
バッファロー
価格:¥ 3,745
  これもビックカメラで買ったもの。多分もうちょっと安い。
こいつにした理由は、横幅。
10インチの幅に一番近い日本語対応可能(キーの数が揃っている、という意味。そりゃもっと軽量小型の奴もあるが)。
ただし、後述するが、こいつのサスペンドのせいで、色々苦労することになる。
日本トラストテクノロジー MobilePowerシリーズ 24000mAh MP-24000

日本トラストテクノロジー
価格:12,480

 

液晶で12Vを要求されたので。
実はラズパイ自身はmicroUSB給電で動く(5.5V2Aが安定稼働の条件らしい)ので、一般のモバイルバッテリーで2~3日は余裕で連続稼働するそうなのだが、モニタの方でモバイルバッテリーで12V給電可能なものを探し、その中でも比較的大きめの容量(アマゾンのレビューで、ノートPCが5時間以上)のものを選択。使って容量が大きすぎたら、3号機の時には買い換えます。

スガツネ工業 ランプ印 トルクヒンジ HG-TB型 HG-TB7R
スガツネ工業
定価(税込):1636
  トルクヒンジの中でも、一番ノートPCに使えそうなデザインの奴で、一番トルクが軽いの。当然ながら左右買うように(HG-TB7Lというのがある)。
個人的にはもうちょっと幅の細いのがあると楽なんだけどなあ。

この他、アクリル板だとかプラ板と、ネジとナットですね。ラズパイ固定するのにはM2.6~M3が必要。

あ、あとmicroSDカードが必須。ラズパイのバージョンに寄るけれど。

なお、インストール時にはFAT32で作成しないといけないのと、書き込み限界があるので(寿命がSSDなどに比較して早く来る)ので、安めの16GB(ただしClass10)の方が良いです。

物欲 自分専用のカスタムモバイル

実はこのお題、最も近い形で手にしていたものがある。
もはや過去の遺物となってしまっているがNECのAndroid2.2端末 LifeTouch Noteという奴。

物理キーボードでかな入力(しかもATOK)で……

でもバッテリー周りが壊れてしまい、色々苦労してきた訳ですよ。

ただ、遂に妙な物を見つけてしまいました。

Raspberry Pi という組み込み基板。なんでもLinuxが動くらしい。いずれはWindows10のランタイムがprovisionされるらしい。

…… もしかし、これって、作れって事?

 

Raspberry Pi 2 Model B (1)
ASIN/ISBN:

 

Raspberry Pi(エレクトロニクス/頁)
一刷刊行日:
定価(税込):

   
cocopar Raspberry Piラズベリーパイ に適応する 10インチ1280×800液晶パネル ディスプレイ LCD TFT モニター リモート付き ドライバ コントローラボード2AV HDMI VGA
ASIN/ISBN:b

※記載がありませんが、12V電源が必須です

cocopar(エレクトロニクス/頁)
一刷刊行日:
定価(税込):

   

この他にMicroSDカード、無線キーボードなど 。
いずれは12V出力のモバイルバッテリーと組み合わせますが、あとはプラ板加工してケースを作ってあげるわけです。
ただし、セットアップにはかなりドはまりしたので、備忘録として数回に分けてセットアップについて書きます。