月刊タッチダウン休刊

http://www.touchdown.co.jp/

で表明されているように、月刊タッチダウンとタッチダウンPROが休刊しました。

まー、一昨年の編集体制刷新から見えていた事だし、今年に入って丸善ジュンク堂系に紙媒体が入荷しなくなった(恐らく取引解除なんでしょうが)事も踏まえて、年内が山かなと思っていたので、シーズン前で休刊というのは英断なんだろうけれど。

まあ数年前に定期購読始めた時からこうなる予感はしていたので(だいたい、『ワンダー・ストリーズ』から途中で定期購読に切り替えると危ないというのは伝統である)、ここまでよく延命できたというべきなんだろうけど。

後藤さんの年齢的なものもあるので、このまま静かに終わらせてあげたいとも思う。

2016年8月29日東京ドーム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
東京ガクリエイターズ TC 0 3 0 21 24
明治安田ペンタオーシャンパイレーツ MP 0 0 7 3 10
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 TC 11:56  #10金親23Yard FG    
3 MP 2:24  #8田上1Yard Run   #44赤津Kick
4 TC 0:09  #8徳島県 34Yard Run   #10金親Kick×
4 MP 1:52  #44赤津35Yard FG    
4 TC 3:40  #1中本→#5高岡 24Yard Pass   #1中本→#83鈴木Pass
4 TC 9:54  #22尾花11Yard Run   #10金親Kick

なーーーーんか入場に間に合わなくて、テンション低いまま始まった関係でどうしてもこう、なんというか……

春に目立ったパイレーツ守備については、さすがにクリエイターズも対策して来たというか、お互い要所を反則で潰し続けたというか……
パイレーツはとにかく攻撃開始位置が悪すぎて、そこから「推進力」が足りずに守備に負担を掛けすぎたきらいがある。
とにかくすっごく競り合っていたのに、パイレーツが逆転したときに心の緩みが出たのかキックオフでロングゲインを許してそれで流れが傾いたというか。 

シーズン序盤だけになんとも「仕上がりの悪さ」が目立った試合でした。

2016年8月28日富士通スタジアム川崎第2試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 0 6 14 9 29
IBM Big Blue IB 7 0 0 17 24
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 IB 8:24  #14政本→#40スタントン 6Yard Pass   #11佐藤Kick
2 FF 3:52  #11西村 41Yard FG    
2 FF 9;51  #11西村 25Yard FG    
3 FF 4:37   #3キャメロン→#22岩松 18Yard Pass   #11西村Kick
3 FF 10:40  #3キャメロン→#1強 23Yard Pass   #11西村Kick
4 IB 0:10  #11佐藤24Yard FG    
4 FF 3:42  #11西村25Yard FG    
4 FF 7:12  #3キャメロン→#81中村 14Yard Pass   #7 Pass×
4 IB 8:28  #14政本57Yard Run   #11佐藤Kick
4 IB 9:35  #10末吉6Yard Run   #11佐藤Kick

雨のためメモが取れず(こんなにしっかり降るなら、耐水紙で準備したのにね)、序盤から観戦モードで見てました。

この試合、キモだったのはIBMのDL#34ジェームスと#2ライキームの二人。気がつかなかったけれど、ジェームズは去年から在籍していたんだが、去年こんなに存在感無かったんだよね。それがもう、とにかくライン割りまくり。この二人が、しかし出ずっぱり。ほぼローテーションしなかった せいなのか、終盤にあきらかにスタミナ切れ。
これはOLもそう。
正直富士通の守備フロント7ではニクソン以外強烈なインパクトプレーヤーはいない。ライズの伊倉やシルバースターの八木のような重量級でクイックネスのある爆発的なパスラッシャーがいろ訳でもない。しかし、それでもIBMのラインは疲弊してしまった。

多分もう、これはラインに関してはそういう戦略だったんだろうな。DLにはパスラッシュを許す代わりに少しでも疲れさせる。攻撃はコンスタントにプレッシャーを掛ける。
正直もっと点差が付いてもいい試合だったんだけど、雨が悪い。
レシーバーの落球とか、オンサイド許すとか、もうね、雨のせいです。

2016年8月28日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 0 7 0 6 13
オービック シーガルズ OS 0 0 7 7 14
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 SR 2:37  #14有輪 40Yard FG ×    
2 SR 11:07  #98ガードナー→#13ギャロン10Yard Pass   #14有輪Kick
2 OS 12:00  #49星野30Yard FG×    
3 OS 10:56  #15ニューハイゼル→#18木下56Yard Pass   #49星野Kick
4 SR 6:10  #98ガードナー 2Yard Run   #14有輪Kick×
4 OS 8:36  #15ニューハイゼル→#84西村21Yard Pass   #49星野Kick

まーーーーーーーー、そのーーーーーーーーー。これ序盤じゃなくて中盤以降の対戦だったら、この結果だったかな、というのが正直な気持ち。

結果論から行くと、ガードナーが凄いから、QB頼みになってしまったライズ攻撃は、終盤になればなるほどガードナー頼みになり、その体幹の強さでなんとか攻撃を構築する、という感じ。
シーガルズは序盤で守備の#31三井を欠いて締まったが為にKJとBJが出ずっぱりになったのが誤算ではなかろうか。

ただ、この試合、中央のランプレーを除いてパスに関しては、ぶっちゃけライズのラインに、いやさ右タックル(ぶっちゃけ名指しすると#70土方)が、相手DEにほぼ全プレー為す術なくやられている訳ですよ。逆にもうヘルプが入ろうがどうあろうが、そこはザルと言っていい状態。
その中でこれだけのパフォーマンスを見せたライズを褒めるべきか、ガルズに落胆すべきか。
逆にシーガルズはまだセンターの交代が響いているようにも見える(たぶんまだ全体にしっくりきていない、と表するべきか)。

あと個人的にガードナーの凄いところと思ったのは、今まで来た外国人QBは、だいたい局面の打開に特定のレシーバーに投げ込む習性が強かったが、この人きちんと状況に応じて投げ分けているんだよね(キャッチしたかどうかではなくて、ね)。 

ただ、本当にライズは両タックルをなんとかしないと。

2016年8月27日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オール三菱ライオンズ ML  10 7 21 14 52
Bullsフットボールクラブ Bu 0 0 7 0 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 2:38  #15谷口→#85祖父江36YardPass   #41谷澤Kick
1 ML 9:47  #41谷澤29Yard FG    
2 ML 3:57  #25小形15Yard Run   #41谷澤Kick
2 ML 11:57  #41谷澤47Yard FG×    
3 ML 4:44  #25小形1YardRun   #41谷澤Kick
3 Bu 8:04  #4菊池3YardRun   #42畑木Kick
3 ML 10:00  #10斎藤→#12若林 15YardPass   #41谷澤Kick
3 ML 11:36  #27小嶋2YardRun   #41谷澤Kick
4 ML 0:23  #10斎藤→#4田中38YardPass   #41谷澤Kick
4 ML 5:17  #18櫻井→#16田中13YardPass   #41谷澤Kick

基本的には、実力通りなんだわ。ただ、その総合点で足りないところを気迫と諦めない思いで食い下がっているBullsのプレーは、気持ちよい。
試合的にはそんな感じ。
実際の所、3Qに1本決めたところまでは「ここからかな」と思わせてくれたから。
ところが、直後にオンサイドキック。成功しかけたかが失敗。ここで相手に流れが行ってしまったというか。

この試合で言うと、かなりショートヤードであればギャンブル、という姿勢だったけれど、本当にそれが戦略的に好ましかったのかは疑問が残る。
気持ちはわかるけれど、かけひきとしてどうなんだろう、というか。
でも、そういうフットボールに真摯な姿勢は好きだよ。 

2016年8月27日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アサヒビール シルバースター SS 14 14 3 3 34
警視庁イーグルス KE 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 3:38  #1ミルズ→#84新垣 1Yard Pass   #95飯嶋Kick
1 SS 10:08  #10柳澤 11Yard Run   #95飯嶋Kick
2 SS 3:19  #1ミルズ→#84新垣 14Yard Pass   #95飯嶋Kick
2 SS 10:10  #2高松1Yard Run   #95飯嶋Kick
3 SS 6:52  #95飯嶋20Yard FG    
4 SS 0:06  #95飯嶋 45Yard FG    

色々、言いたいことはあるけれど……。
警視庁は#17中山でプレーを通した。縦のパスが殆ど無い中で、タイムコントロール主眼のプレーで、まあそこそこ頑張ったとは思う。
ランプレー中心の中で、選手の配置を色々調整したり(エースランナー2枚をFBにローテーション配置するなど。序盤はそこそこ効果があったと思う)。
だが、まあ、守備側がミルズのタイミングとか柳澤のボディバランスとかに対応できていないので、かなりあっさり失点してしまっていた。 
特に後半に目立ったのが、ヒッチスクリーンに対するOLBの反応の悪さ。殆どヒッチスクリーンに反応できず、インサイドばかりケアしていたのか、必ずSBの動きがあってから、ではなくパスが投じられてからの反応なので、SEについたCBがピックアップされて為す術なくゲインを許していた。改善せんと狙われるだろうなあ。
4Qになると縦のパスを使うようになったが、結構効果的だったと思う。ただ中山、ドロップバックしたときのパスで重心が後ろにありすぎ。あれでは勢いつかないでしょ。踏み込んでないし。

問題はシルバースターの選手起用で、ローテーションという概念がないというか戦術的起用というのが見えないというか。特にRBとWRセットは、一度固定するとあとはそのまま使いっぱなし、みたいな。なんとも近代的ではないというか。

後半になってもたついたのは、そのユニット性のせいなのかどうかは読み切れなかったが、後ろのスポッター席が指摘していたポイントが、後半やられていた。
それはOLの向かって左タックル。相対する警視庁のDEがかなりいい感じでプレッシャーをかけている中、二度三度とそこをやられている。しかもタックルがヘルプに入ってダブルカバーしている状態で、外に行く所から内にターンして入って安藤をサックするなど、ブラインドサイドのプレッシャーにもろさが見えた。
(ちなみに警視庁は#44塩崎である。今後要チェックやっ!)

まあ。実力以下の試合結果のシルバースターと、実力よりは頑張った警視庁、という試合でした。

うーーーん、訳がわからない

法大、アメフット部監督解任 「不適切な金管理に関与」

以下、引用箇所の著作権は朝日新聞社にあります。

-------以下引用--------------------

法大は13日、アメリカンフットボール部の青木均監督を7月13日付で解任したことを明らかにした。法大は取材に対し、「大学への不当な補助金申請など、不適切なお金の管理に関与していた」と解任理由を回答した。具体的な金額や内容については「広く一般に公表することは控えたい」とし、今後、返金の手続きを進めるとしている。

同部は大学日本一5度の名門で、青木氏はコーチを経て2006年に監督に就任した。法大は「監督に対するガバナンスが機能していなかった。監督、部長、OB会の役割、権限の明確化や、体育会の収支状況の公開に関するルール制定などを図り、監督・部長に対して牽制(けんせい)が働くようにする」とコメントした。

-------以上引用終わり-----------------

自主的に退任した人を解任できるのだろうか?

また、いちいちこうやって公にする必要があるのだろうか?

漏れ伝わる範囲で聞く限り、監督も酷い(独善的独裁)しOB会の一部も酷い(申し訳ないが、自主運営を成功させた世代による摂政政治にも見える)し、なによりカリスマではない特定指導者に長年統治をまかせきりにした事が一番酷い。
ガバナンスとかそういう事ではなく、単に「ズルをしたかった」だけなのである。

それを放置した事が一番の傷なのだと言う事を理解して欲しいな。

 

時代錯誤だねえ

<高校野球女子マネ問題>参加、反対が大勢 高野連の委員会
以下引用文の著作権は毎日新聞社に帰属します。

--------以下引用------------------

甲子園練習に大分の女子マネジャーが参加して制止された問題を受け、日本高校野球連盟は13日、阪神甲子園球場内で技術・振興委員会を開き、委員らの意見を聞いた。竹中雅彦事務局長によると、11人が出席。安全性を理由に、女子マネジャーの参加に反対する意見が大半だったという。危険性は男子も同じという指摘もあるが、竹中事務局長は「試合に出場できない女子に負傷のリスクを負わせるのはどうかという意見が大勢だった」と説明した。

--------以上引用おわり----------------------

「試合に出場できない」なら、監督も部長もグラウンドに入る権利を喪失している訳で。そこは無視かい。
性別をもって禁止する理由にする根拠ではないという、非情に差別的な言動ですなあ。
というより、これは既得権維持のための「理由見つけ」をしただけでしょう。

実際問題として、通常練習に参加している女子マネージャーの存在は、この思想では存在し得ない事になる。逆に抜き打ち監査で発覚した場合は、当該チームは対外試合禁止、活動禁止の制裁を受けると共に、指導者及び当該校教員の高野連登録資格停止処分はしなくてはならない。否、それが出来ない都道府県高野連の活動停止すら視野に入れなくてはならない。

そんな現実性の低い言い訳する方がおかしいでしょ。

もし性差で判定したいなら、もっと楽な方法がある。

「選手以外で指導員資格取得者のみがグラウンドに入れる」

指導員資格を取得するためには、高野連で選手登録1年以上ある現役高校生か、教員免許保持者、各都道府県高野連が推薦した者(体協の定めたスポーツ指導員の講習を受講した者)に対して指定講習を実施し、規定回数以上受講すること。

これで女性はほとんど排除されますよね。

でも、そこまで行かなくても、人権派弁護士なる皆さんが訴訟起こすんじゃね? 御柱祭中止求めるよりもよっぽと社会性あるよね。

ちなみに、こう揶揄していますが、実際こんな間抜けな規則作るより、禁止事項撤廃した方がスムーズだよね。だって甲子園不可で地方大会可なんて事だとしたら、そんなご都合主義はいらないよ。

そういう意味で主催新聞社、特に社会の正義を自負する新聞社さんは、その正義の名の下に圧力掛けるべし、です。