2016年8月28日富士通スタジアム川崎第2試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 0 6 14 9 29
IBM Big Blue IB 7 0 0 17 24
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 IB 8:24  #14政本→#40スタントン 6Yard Pass   #11佐藤Kick
2 FF 3:52  #11西村 41Yard FG    
2 FF 9;51  #11西村 25Yard FG    
3 FF 4:37   #3キャメロン→#22岩松 18Yard Pass   #11西村Kick
3 FF 10:40  #3キャメロン→#1強 23Yard Pass   #11西村Kick
4 IB 0:10  #11佐藤24Yard FG    
4 FF 3:42  #11西村25Yard FG    
4 FF 7:12  #3キャメロン→#81中村 14Yard Pass   #7 Pass×
4 IB 8:28  #14政本57Yard Run   #11佐藤Kick
4 IB 9:35  #10末吉6Yard Run   #11佐藤Kick

雨のためメモが取れず(こんなにしっかり降るなら、耐水紙で準備したのにね)、序盤から観戦モードで見てました。

この試合、キモだったのはIBMのDL#34ジェームスと#2ライキームの二人。気がつかなかったけれど、ジェームズは去年から在籍していたんだが、去年こんなに存在感無かったんだよね。それがもう、とにかくライン割りまくり。この二人が、しかし出ずっぱり。ほぼローテーションしなかった せいなのか、終盤にあきらかにスタミナ切れ。
これはOLもそう。
正直富士通の守備フロント7ではニクソン以外強烈なインパクトプレーヤーはいない。ライズの伊倉やシルバースターの八木のような重量級でクイックネスのある爆発的なパスラッシャーがいろ訳でもない。しかし、それでもIBMのラインは疲弊してしまった。

多分もう、これはラインに関してはそういう戦略だったんだろうな。DLにはパスラッシュを許す代わりに少しでも疲れさせる。攻撃はコンスタントにプレッシャーを掛ける。
正直もっと点差が付いてもいい試合だったんだけど、雨が悪い。
レシーバーの落球とか、オンサイド許すとか、もうね、雨のせいです。

2016年8月28日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 0 7 0 6 13
オービック シーガルズ OS 0 0 7 7 14
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 SR 2:37  #14有輪 40Yard FG ×    
2 SR 11:07  #98ガードナー→#13ギャロン10Yard Pass   #14有輪Kick
2 OS 12:00  #49星野30Yard FG×    
3 OS 10:56  #15ニューハイゼル→#18木下56Yard Pass   #49星野Kick
4 SR 6:10  #98ガードナー 2Yard Run   #14有輪Kick×
4 OS 8:36  #15ニューハイゼル→#84西村21Yard Pass   #49星野Kick

まーーーーーーーー、そのーーーーーーーーー。これ序盤じゃなくて中盤以降の対戦だったら、この結果だったかな、というのが正直な気持ち。

結果論から行くと、ガードナーが凄いから、QB頼みになってしまったライズ攻撃は、終盤になればなるほどガードナー頼みになり、その体幹の強さでなんとか攻撃を構築する、という感じ。
シーガルズは序盤で守備の#31三井を欠いて締まったが為にKJとBJが出ずっぱりになったのが誤算ではなかろうか。

ただ、この試合、中央のランプレーを除いてパスに関しては、ぶっちゃけライズのラインに、いやさ右タックル(ぶっちゃけ名指しすると#70土方)が、相手DEにほぼ全プレー為す術なくやられている訳ですよ。逆にもうヘルプが入ろうがどうあろうが、そこはザルと言っていい状態。
その中でこれだけのパフォーマンスを見せたライズを褒めるべきか、ガルズに落胆すべきか。
逆にシーガルズはまだセンターの交代が響いているようにも見える(たぶんまだ全体にしっくりきていない、と表するべきか)。

あと個人的にガードナーの凄いところと思ったのは、今まで来た外国人QBは、だいたい局面の打開に特定のレシーバーに投げ込む習性が強かったが、この人きちんと状況に応じて投げ分けているんだよね(キャッチしたかどうかではなくて、ね)。 

ただ、本当にライズは両タックルをなんとかしないと。