2016年10月15日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 10 7 3 7 34
エレコム神戸ファイニーズ KE 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:16  #12平本→#6神山24Yard Pass   #11西村Kick
1 FF 9:54  #11西村43Yard FG    
2 FF 4:36  #29ゴードン2Yard Run   #11i西村Kick
2 FF 5:24  #12平本→#15成田5Yard pass   #11西村Kick
3 FF 8:21  #11西村45Yard FG    
4 FF 9:00  #33高口6Yard Run   #5納所Kick

ぶっちゃけ、予想していた中で一番あっけないパターンの結果に終わったのですが……

富士通はこの試合、前の試合で負傷していたキャメロンや中村を温存(キャメロンはスタイル、中村はスタイルなし) 。その結果、土地有から控え選手の虫干しに近い滋養対になっていくのだけれど、 それでも差書のドライブで#29ゴードンのランでビックゲインが出て、その流れで#6神山がレシーバーの一からパスをキャッチして先制。
返しのドライブではあっさりパントで、返しの富士通のドライブはFG。
次のドライブで#19古川へのパスと#21稲毛のランでダウン更新をしたものの、これまたパント。ただしここで富士通もお付き合いしてパント。
ただここで折角の機会を#3木下が#45鈴木にインターセプトを許しそこからFGに繋げる。

ついで今度は糟谷が#40アディヤミに狙い澄ましたインターセプトを喰らい、5Yardからの攻撃でランプレーの後にパスで追加点。

以下、厳しい言葉で言ってしまうと、「ランの調整を主に深手を負わないようにラン主体でじりじり攻めた富士通」と「パスコースで対応しきれず、投げられない病に陥ったファイニーズ」のだらだらとした試合展開で、最後に富士通が時間流しに行くかと思ったと頃で不意を突いたパスを#18高木が投げた所から#33高口のランでTDを奪って突き放した、という展開だった訳で。

富士通の場合、日本人QBだとコーチがそういう姿勢なのか、絶対にと行っていいくらいLBのインザイドゾーンでは勝負しない。ほぼアウトサイドのレシーバーに勝負させる。だから実はDBがしっかりやれればパスでは攻められない。
それに対してファイニーズはメインターゲットの#84常包#87高尾#81酒本が、前半は殆どリードに突っかけてカバーされた所をスピードラッシュで潰されて終わっている。
後半かの、それもしばらくしてからフックやカンバックなどの引きはがすプレーを入れたが、富士通#21今井の見事なカバーにぐうの音も出なかった(取れるんだけど、すぐタックルされるのでランアフターキャッチに行けない)。
で、それでおしまいという、もうなんとも後半はグタグダな試合でした。

グダグダが悪というより、こういう機会だからこそチャレンジするプレー、とかそういうのが無かったのがイラッとするだけです。是非の問題ではなく嗜好の問題。

さて、これで富士通の3位以内とファイニーズの4位以下(ただし、最終戦でオービックが勝ち、シルバースターとLIXILが連敗した場合のみ)が確定と同時に、8位以内(最悪の場合-飲料とライズが連勝で、かつIBMが連敗した場合-でも、シーズンストレングスでIBMを上回る)が確定した。

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今後の予想

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 6 20  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● ○20-13● 19
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 14  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● ○35-0● 14
3 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 5 18  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● ●13-20○ 12
4 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 4 20  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ ○52-48● × 9
5 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 4 17  
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ ○29-26● 8
6 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 22  
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● ●48-52○ × 6
7 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 23  
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● ●14-17○ × × 1
8 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 1 28  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● ●26-29○ × × 3
9 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 1 22  
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ ●0-35○ × × 2
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 18  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ ○17-14● 12
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 13  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ ○42-10● × 4
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 15 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ ○28-0● × × 5
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 19 東ガ0-1
警視1-0
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● ○28-0● × 5
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 3 16 明治0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● ●0-28○ 4
15 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 2 12  
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● ●10-42○ × 0
16 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 18 ブルザ1-0
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ ●0-28○ × 1
17 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 1 14 ブルズ0-1
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ ○23-14● × × 0
18 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 0 15  
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ ●14-23○ × × 0

このまま行くと……

ワイルドカード
11/5
 アミノバイタル 10:45~ ノジマ相模原 対 オール三菱(A)
 王子       12:00~ エレコム神戸 対 アズワン (B)

クォーターファイナル
11/17 横浜
  富士通 対 (A)の勝者(C)
  LIXIL 対 アサヒビール(D)
11/18万博
  パナソニック 対 (B)の勝者(E)
  オービック 対 IBM(F)
※これは予備日が指定されていない為、東対東でも西で試合をすると判断したため
11/26・27
 富士通スタジアム (C)の勝者 対 (D)の勝者
 キンチョウ      (E)の勝者 対 (F)の勝者

もし26日予備日を使用するとしたら、可能性はワイルドカードがアズワン以外の東日本のチームであり、それがエレコムとパナに勝つという来ぞしいシナリオになる。
この場合、(この予想通りの勝ち星で行くなら)アズワンが4勝となる。その場合アズワンを上回るには4勝以上するしかない。
可能性を持つのはオール三菱、東京ガス、明治安田で、奇しくも残り2節で直接対決がある。
この中で2チームが4勝で並ぶと、可能性は以下の通り。
(この前提で明治安田がBullsに勝つのが前提となっているので、明治安田がBullsに負けた場合は、皆さん暗算してください。)

1.オール三菱が東京ガスに負け明治安田に勝った場合で、東京ガスがシルバスターに負けた場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S
オール三菱 東京ガス 明治安田 4 19
× 9
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 4 14
× 9
明治安田 Bulls オール三菱 3 19
× 5

2.オール三菱が東京ガスと明治安田に勝った場合で、東京ガスがシルバスターに勝った場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S
オール三菱 東京ガス 明治安田 5 19
13
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 4 14
× 8
明治安田 Bulls オール三菱 3 20
× 5

この2パターンはオール三菱と東京ガス。

3. オール三菱が東京ガスに勝ちと明治安田に負けた場合で、東京ガスがシルバスターに勝った場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
オール三菱 東京ガス 明治安田 4 20  
× 10
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13  
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 4 14 明治1-0
× 9
明治安田 Bulls オール三菱 4 19 東ガ0-1
9

 この場合東京ガスが初戦で勝っている事が効いてくる。直接対決が順位決定では一番重い要素なので、明治安田が脱落。その上でS/S発動、アズワン陥落。

4. オール三菱が東京ガスと明治安田に負けた場合で、東京ガスがシルバスターに勝った場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S
オール三菱 東京ガス 明治安田 3 21
× × 6
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 5 13
12
明治安田 Bulls オール三菱 4 19
8

 この場合東京ガス1抜け、S/Sの①対戦チームの全勝ち星で明治安田。

5. オール三菱が東京ガスと明治安田に負けた場合で、東京ガスがシルバスターにj負けた場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S
オール三菱 東京ガス 明治安田 3 20
× × 6
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 4 14
× 9
明治安田 Bulls オール三菱 4 18
8

 この場合もS/Sの①対戦チームの全勝ち星で東京ガスと明治安田。順列は直接対決で勝った東京ガスが上。

と、こんなところかな。

2016年10月10日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 7 14 7 7 35
アサヒ飲料チャレンジャーズ AC 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 1:46  #15ニューハイゼル→#83小島6yard Pass   #46星野Kick
2 OS 1:54  #15ニューハイゼル→#88安東1Yard Pass   #46星野Kick
2 OS 10:36  #15ニューハイゼル→#84西村4Yard Pass   #46星野Kick
3 AC 4:50  #17影山46Yard FG☓    
3 OS 8:05  #6菅原→#18木下6Yard Run   #49星野Kick
4 OS 5:01  #6菅原→#10森5Yard Pass   #49星野Kick

 試合としては、まあ「前半、飲料守備頑張ったよね」で終わり、という試合で。

序盤はシーガルズがリードのパスが多かったことに対してDBがしっかりマークに入りタイトなカバーでパスを通させなかったのだけれど、1Q後半からフックやカンバックと言った引きはがす系の動きを入れたらそこから守備がじりじり下がり初めて。

攻撃はいわゆるクイックオプションなんだけど、ラインがあっさり割られてほぼ攻撃が体をなさない状態。これはやってる選手からしたら「悔しい」を通り越してどうしていいか判らない、という感じだっただろうねぇ。特に序盤に守備が奮闘していただけに。

 

Raspberry pi 3 にChromeをインストールする

正確にはLinux用なのでChromiumeですが。

Raspbian(NOOBS)では現在公式対応されていないので、通常の方法ではインストールできない。そこで非公式版をコマンド入力でインストールします。

なお、この方法でインストールすると、rootユーザー時は起動しない。かならずローカルユーザーで起動する事。

ターミナルを起動し、以下を入力する。(プロンプト以降)

> wget -qO – http://bintray.com/user/downloadSubjectPublicKey?username=bintray | sudo apt-key add –

> echo "deb http://dl.bintray.com/kusti8/chromium-rpi jessie main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list

> sudo apt-get update
> sudo apt-get install chromium-browser

Firefoxが駄目とかいう訳ではなくて、表示上の文字サイズの設定がかなりこっちの方が楽なので……

あとはATOK(すごい古いがLinux用が販売されている)入れられたらなあ……

個人的にはSharpさんの液晶が10インチ対応して、このATOKが出たら、3Dプリンタ使って専用ワープロマシン作りますとも、ええ。

2016年10月9日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 7 3 8 8 26
アサヒビール・シルバースター SS 13 13 0 3 29
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 0:13  #1ミルズ→#83林75yard Pass   #95飯嶋Kick
1 SR 1:50  #98ガードナー→#13ギャロン25Yard Pass   #29望月Kick
1 SS 7:53  #1ミルズ→#83林 1Yard Pass   #95飯嶋Kick☓
2 SS 0:50  #95飯嶋26Yard FG    
2 SR 3:45  #29望月26Yard FG    
2 SS 5:48  #95飯嶋48YardFG    
2 SR 9:42  #29望月30Yard FG☓(Block)    
2 SS 12:00  #1ミルズ→#83林1Yard Pass   #96飯嶋Kick
3 SR 8:09  #98ガードナー5Yard Run   #98ガードナー→#15出島Pass
4 SR 0:47  #29望月32Yard FG☓(Block)    
4 SS 2:53  #95飯嶋41Yard FG☓    
4 SR 5:45  #98ガードナー→#25東松14Yard Pass   #98ガードナーRun
4 SS 10:57  #95飯嶋30Yard FG    

開始1プレー目で、勝負が「決まっていた」のかも知れない。
最初のリターンを取ったのはシルバースター、右ロールアウトしたミルズが縦に動くそぶりを見せたことでDBの足が止まり、そこで一発ロングパスがどフリーの林に決まって先制。
そのお返しに#98ガードナーが#19松尾にロングパスを通すが、これは一発TDにならず(もうちょいでDBはずせたんだけどね) 。しかしあっさり同点に追いついた。
追いついたあとが問題で、最初にロングパスを抜かれたDBが警戒しすぎて下がりすぎ、その手前を攻められ、さらに#10柳澤がテンポ良くカットバックしてゲインする。この連続は前半ずっと止まらない。結果として林へのパスが決まりTDで突き放す。
次のライズの攻撃は不幸な形で終わる。ポストパターンに投げたパスをLBがジャンプ一閃カット。ここまでは良いのだが、そのはじかれたボールがカバーに入っていたDBにストライク。
守備がふんばってFGに止めたものの、次のドライブでFG入れた後に、今度はこの日大当たりしていた#18大澤にロングパスを許しFGを許す。
その返しに攻め込んでFGのチャンスを、なんとブロックされて加点できず。その返しで林と大澤にパスを次々と決めてTD。
いやこのTDの前、柳澤からミルズへのパスというスペッシャルなのがあったんだけど、読みがちで止めてたんだよね。

後半になると、DB陣が頑張って前で競るようになった事もあって、シルバースター攻撃が出にくくなり、ガードナーのキープや#15出島へのパスなどでTDを取る。しかも得点差を考慮して2ポイントに出て成功。8点差にする。
その返しのドライブをパントに追い込んで敵陣49Yardからの攻撃となったライズだが、攻めきれずにFGになると、またしてもブロックされてしまう。(4Q2プレー目)

次のドライブでシルバースターは柳澤へのパスで敵陣に入る。だがここでライズ守備がふんばってFG失敗に納める。
守備の奮闘に答えたいライズ攻撃は#25東松のスクリーンや#84吉田ーのパスを絡めて前進すると、東松へのスクリーンが成功し、かつTFPでガードナーのオプションキープが決まり同点。

この返しのドライブで柳澤のドローが炸裂し一気に敵陣まで進む。ハンドオフ失敗してファンブルしたりするが事なきを得て林へのパスが決まり、19Yardまで攻め込んだ。
次の柳澤のランで、なんとファンブルロスト。拾い上げたライズの選手がリターンを始めたところでシルバースター選手渾身のタックルでまたしてもファンブルロスト。シルバースターがリカバーしてそこから第一ダウン。
※多分解釈上、シルバースターのファンブルロスト攻撃権がライズに移動し、さらにその攻撃でファンブルが発生して攻撃権が移動したので、オールリセットで第一ダウン。
ここで、多分流れが変わったと思う。
この後それでも下がったという事で守備が我慢してランをロスさせたりした30Yard。ここで林へのパスに抜かれたDBがボール見ずにコースを切りにジャンプして、そのまま林に接触してしまいインターフェア。
この後頑張ってFGに止めたものの残り時間ず1分を切った状態でタイムアウト1回。
さすがに攻めきれず(敵陣に入ってからの攻撃に仕上がり不足を感じたが)、ギャンブル失敗で試合終了。

まずシルバースターはこんなものかな、というか。林のフェイントが一級品で、リードに抜けるときにDBをはずす所なんて絶品。
しかし問題はライズ。2回のFGブロックが痛すぎる。また、相変わらずOLの外側が押し込まれすぎている。その中でよくここまで食らいついたというのが見ている側の本音。しかも守備は途中で#90伊倉を欠きながら、だよ。後半のアジャストは素晴らしかった。
それ故に、歯がゆさを感じてしまう。

なお、ライズはこの後パナ・富士通。もし両方負けた場合、飲料が全敗した時のみワイルドカードという厳しい結果になった。
(正直このチームは外国人選手よりしっかりしたOLコーチとDBコーチの方が必要だ。安易に凄すぎる外国人コンビを招聘したマネジメント部隊の責任だと思う)
 

2016年10月9日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 0 28 13 7 48
LIXILディアーズ LD   0 17 14 21 51
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 LD 8:54  #14青木19Yard FG☓    
2 IB 0:08  #10末吉15Yard Run   #8小田倉Kick
2 IB 0:54  #27森47Yard Fum.Ret   #11佐藤Kick
2 LD 4:26  #14青木37Yard FG    
2 IB 6:41  #3クラフト2Yard Run   #11佐藤Kick
2 LD 10:14  #9加藤→#18永川8Yard Pass   #14青木Kick
2 IB 10:34  #3クラフト→#81栗原72Yard Pass   #8小田倉Kick
2 LD 11:49  #9加藤→#2中川10Yard Pass   #14青木Kick
3 IB 2:14  #10末吉12Yard Run   #8小田倉Kick☓
3 LD 4:36  #31岡部12Yard Run   #14青木Kick
3 LD 6:27  #9加藤→#11前田25Yard Pass   #14青木Kick
3 IB 7:31  #10末吉25Yard Run   #11佐藤Kick
4 LD 2:57  #9加藤→#7宮本5Yard Pa青木ss   #14青木Kick
4 IB 6:12  #3クラフト→#81栗原1Yard Pass   #8小田倉Kick
4 LD 9:43  #9加藤→#15呉田4Yard Pass   #14青木Kick
4 LD 11:18  #9加藤→#2中川5Yard Pass   #14青木Kick

もうね。ノーガードの打ち合い。そして、魅入られたような展開。スコア見てくれれば言葉はいらないよね、というくらいの、何というか、見ていて「お腹いっぱい椀子そば」状態というか、それこそ「お前ら落ち着け」ですよ。
1QはIBMも#14政本か攻めあぐねたが、両チームパントから入るも、この試合ディアーズは前節封印していたヒッチ等浅いパスをがんがんに出す。翻ってIBM守備は#34ジェームズがいないらしく、それでもインサイドの#2ライキームと#31藤井のプレッシャーが攻撃のリズムを崩し。
で、2Q最初のプレーで末吉のランでTDを奪い、次のプレーでディアーズがパスキャッチ後にファンブルロストしたのをリターンTDしてから、試合が急激にパスハッピー路線に舵を切る。そこで受けて立ったIBMが満を持してクラフトを投入する訳で。
さらにクラフトのランで追加点を挙げたIBM、次のシリーズのディアーズをパントに追い込むも、あろうことかカバーチームがファンブルロスト。そこからディアーズが息を吹き返してTDなんだけど、その返しでいきなり栗原にドッカーンとパスが通り(DBがクラフトの動きにつられたか、フリーにしてしまった)一発TD。その返しの加藤も凄いパスでTD奪って。

3Q最初のドライブはIBMで、これもTDに結び付ける。だか返しのディアーズが止まらなくてTD。この返しのドライブで、クラフトのパスが、カバーを読み違えたが、バスコースに入ったDBがINTして、ここから流れがじわじわとずれてくる。
その後またIBMがTDを取り、ディアーズはパント。この返しを着実に攻めたIBM、4Qに入ってTD狙いのリードパスを投げた所、これもゾーンだと思うのだがレシーバーから横距離のあるDBがパスコースに入ってINT。これをまたTDにつなげたディアーズ、3点差ですよ。しかしクラフトのパスは止まらないで、突き放す訳。

しかしその返しのドライブもパスが止まらないディアーズ、またまた3点差。
その家に返しのドライブで、ポストに投げたパスをまたまたま手前で入ったDBがINT。それをTDにつなげたディアーズが劇的な逆転勝利。

ちなみに、#2ライキームは2回のアンスポーツマンライクコンダクトで出場資格の没収。次節は出られないのかな?

とにかく、自分たちで「落ち着け」と言う事が出来なかった事がIBMの敗因。そういう意味ではスポッターとか観客席とかベンチとか、とにかく「口の汚い」人が多すぎ。それではダレも落ち着かないだろう。折角、春のパールで自信を付けたというのに、自滅しては意味ないし。

それでもね。#21高木不在でもここまで攻め抜けた事は自信に思っていいと思うのさ。

それにしても守備陣は、お互いに相手QBにプレッシャーがかかる前にパスが通ってしまうとこうなるという事を身にしみて欲しいわさ。

 

2016年10月8日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
東京ガス・クリエイターズ TC 7 0 14 7 28
Bullsフットボールクラブ Bu 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 TC 7:29  #22尾花3Yard Run   #10金親Kick
2 TC 11:40  #10金親27Yard FG×    
3 TC 0:12  #8徳島60Yard Run   #10金親Kick
3 TC 5:42  #18静谷1Yard Run   #10金親Kick
4 TC 1:05  #14室屋 2Yard Run   #10金親Kick

最後まで諦めずに全力で戦うブルズのすごみというのは、見る者を引きつける何かがある。

あるんだけど、この試合に関して言うならばDLの力不足であったと、もっと言うとDTが相手にサイズ負けしてそこのギャップを突かれた結果こうなった、というべきか。

そこに層を厚くすると、徳島に走られてしまう。

ただ、されでもDTは必死に食い下がるのよ。押し込まれても、必死に他の選手を巻き込むまいとふんばるのよ、それが功を奏して2Qは失点なしだった訳で。もっと失点していても不思議がなかった訳で。

 東京ガスはこの試合の勝利で、残り1勝すればプレーオフ圏内、2勝すれば確定になる。だが、もしエッジの効いたDEがオプションの走路を潰しにかかったなら……そこを乗り越えられる力があるかどうか、特に残り2試合の相手が相手がそういうチームだけに、たいへん興味深い。

2016年10月8日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
明治安田ペンタオーシャンパイレーツ MP 7 7 7 7 28
警視庁イーグルス KE 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 MP 9:10  #8田上12Yard Run   #44赤津Kick
2 MP 3:42  #21海島60YArd Fum.Ret   #44赤津Kick
3 MP 6:42  #2西澤12Yard Run   #44赤津Kick
4 MP 11:44  #8田上 7Yard Run   #44赤津Kick

雨対策の準備をしていたので出遅れ、席に着いたときに丁度パイレーツが先制。

すごい雨でした。 いやもう両チーム可哀想になるくらい、いやスタッフが一番可哀想か。

途中、反対サイドのサイドラインにいる選手の背番号がよみとりにくくなるくらい凄い雨で、RaspiNoteが壊れるんじゃないかとビビったくらいでしたよ(それはともかく)

そうなってくると、足場の悪い中でギリギリの戦いをさぞるを得ない警視庁が後手を踏んだというか。特に2QのパイレーツのTDは、FGのスナップが乱れた結果だったから、もし失敗でも蹴れていたら、後半のキャッチアップの際の展開が多少違ったかも知れない。

が、この試合で一番気に入ったシーンはそこらではない。

パイレーツ4Q8:28のプレー、リードを奪っていたパイレーツはランプレー中心の展開でQBが左にスクランブル、何度かパスを投げようとしてからスクランブルでフェイントを入れて、もう先に出られないと思ってサイドラインを自ら割った際のこと、かなりルーズにボールを持っていて、それを見た主将#41蔀がサイドインを駆けながら「ボールちゃんと持てよ!」と怒鳴って活を入れてに行ったシーン。

これ、すごく大切な事で。無意識のうちに腰から下にだらーんとした手でボールを持っていると、なんかの弾みでボールがスッぽ抜けたり、後ろから叩かれたりするので、危険なのである。こういう慢心プレーにすぐさま喝が入るというのは(言われた選手は面白くないかも知れないけれど)とってもとっても重要な姿勢だと思うのである。

残り2試合、パイレーツは全勝すると4勝チーム内での「対戦相手の総勝ち数」で2位以上(ライオンズが東京ガスに勝つと2位、負けると1位)になるので、アズワンと東京ガスが全勝した場合を除きワイルドカード出場。一敗でもしたらアウト。
そういう厳しい中で、こういう自分たちを律する発言は素晴らしいと思う。

2016年10月2日彦根陸上競技場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アズワン・ブラックイーグルズ AB 7 21 7 7 42
名古屋サイクロンズ NS 3 0 7 10 10
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 AB 0:14  #11矢部85Yard K.O.R   #1中西Kick
1 NG 5:09  #54山口24yard FG    
2 AB 0:06  #28山上8Yard Run   #1中西Kick
2 AB 5:24  #24沖田2Yard Run   #1中西Kick
2 AB 7:40  #11矢部→#5山本15Yard Pass   #1中西Kick
3 NC 3:11  #9井戸 11yard Run   #54山口Kick
3 AB 9:06  #18立間→#86川畑64Yard Pass   #6浦Kick
4 AB 8:28  #26久野 7Yard Run   #6浦Kick

この日、色々あって暑さにばてて第1試合から見ていたんだけど、ここで激萎え。
試合そのものは愛知ゴールデンウィングスが精度も体力も圧倒していたんだけど中盤でダレて来て、もっとゴールデンウィングス無双になるかと思ったもののそうもならずにひたすらに退屈な試合になってしまった。
そもそも三重ファイアーバード自体が「上に上がる事を強く意識した」チームではなく(いい意味で)フットボールをする事に重きを置いているようなチームなのに対して、前年度X2だった愛知とが、噛み合うはずがない。なのに途中からだれておつきあいしてしまったのでは致し方ない。

さらに滅入ったのが試合進行。
試合開始前にゲームクロックが片側しか動かない。ごちゃごちゃが自分の席の近くであるとなんだか嫌な気分。
さらに片方のチームの装備について審判が注意をした事に監督が噛みつき、審判がスタンドに届くくらいの大声で半ギレで監督を叱りつけるように諭すか、それでも食い下がる監督。
ゲームクロックが試合開始前に、テカッちゃって見えない。記録員と審判団(ゲームクロックはその横で審判が操作。プレークロックはメインスタンドで協会スタッフが操作)がやりとりするもとにかく審判団がいまの位置に拘って時間ばかりが流れていき、結果として反対サイド(東南側)に移動してから、さらに動作確認。
既に片方は選手入場する為に10分以上ゴールポスト下で待機。
プレークロック担当と場内放送担当があきれた声で愚痴をこぼし初め、ついにはゲームクロック担当が周辺の客に聞こえるくらいの大きさで「あと4分なのに何やってんだよ」と吐き捨てる。
試合が始まって1Q残り4分20秒くらいになってあるチームの監督がなにかカンファレンスしたらレフリーがウォータータイムアウトを宣言。しかし、ゲームクロック担当と場内放送の人が「えー、あいつ今ウォーターって言ったけど」と言い始める(従って場内にはウォーターの説明なし)。これは2Qにも続くが、2Qも4分30秒代でウォーター。もし取るなら5分にもっと近いタイミングで入れられた筈なんだが……4Qはウォーター取らないし。
さらに4Qになると終盤にゲームクロックの電源が落ちる(ウォームアップ中の選手が電源ケーブルを踏んだ-3回も落ちた)。

げんなりである。

そんなゲンナリ君な中で始まった試合だったんだが、まあブラックイーグルス攻撃をサイクロンズ守備が止められない。タックルが外されてしまうのだ。
ただし、ここで興味深いのは「ダイアグラム的には止まっている」プレーがいくつもあるのだ。
つまり。サイクロンズのフットボールIQはかなり高いという事になる。

攻撃も決して悪くない。実際これだけの点差になったのは、1つには2Q本目のTDの後に、オンサイドをブラックイーグルスが成功させた事、3Qのバブルスクリーンを止められずにTDを許したことが響いている。また、攻撃も要所でスピードラッシュによるサックを許してしまっているが、それ以外はかなり出来が良かった。
かなりげんなり感を吹き飛ばしてくれるサイクロンズ攻撃陣の奮闘はお見事と言いたかった。

た、だ、し。

体幹と腕力だね、サイクロンズに足りないのは。タックルしても簡単に振りほどかれては意味がない。相手をしっかり引きずり倒す腕力と、相手のぷつかりに負けない芯の強さが必要なんだと思う。

可能なら、ゴールデンウィークに関東トップのチームにトレーナーを短期留学させてもらい、トレーニング方法の改善をしたら、もっと面白いと思うんだよね。

そんなわけで、暑さにやられた上に昼飯くいっばぐれた(いや駅前すぐにコンビニも何もないし、彦根城からコンビニまで歩いて6分くらいかかった上にそこから15分歩いたんだわ。そのうえ場内に売店もなくてね)試合ではあったけれど、結構楽しむことができました。
そもそもこの試合はX1で唯一見たことのないサイクロンズ目当てだったんで、期待以上の出来で満足しました。

なおアズワンに触れていないのは、攻撃が無双状態だったので、これで実力云々と語るのは失礼な気がしたため。前回見た時のエースQB田原も出てなかったし(矢部はとてもいいパサーでしたが)、システム的にはまだまだ何か隠してそうだし、逆にサイクロンズにここま攻められた守備をどう評価していいか悩ましい為。次節のLIXIL戦が一つの評価基準だと思う。

2016年10月1日エキスポラッシュフィールド 第三試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
エレコム神戸ファイニーズ KF 7 0 0 7 14
オール三菱ライオンズ ML 0 7 0 10 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 KF 4:34  #11糟谷42Yard FG×    
1 KF 9:50  #11糟谷→#81酒本4Yard Pass   #11糟谷Kick
2 ML 10:55  #15谷口→#19吉田6Yard Pass   #41谷澤Kick
2 KF 12:00  #11糟谷50Yard FG×    
4 ML 0:06  #28萩原2Yard Run   #41谷澤
4 ML 6:32  #41谷澤18Yard FG    
4 KF 9:27  2#11糟谷→#84常包1Yard Paass   #10仲田 Kick

もうね。途中から頭の中では「ゴーリキショーライ」でじっとて黙って耐えるのみ。予想以上にファイニーズが迫力満点。
※石ノ森章太郎原作の特撮ヒーロー『イナズマン』。超能力を開花させるために主人公が受けた暗示が「幼虫から蛹に、蛹から蝶に」というものだったため、超人化するプロセスで「ゴーリキショーライ」のかけ声と共にやたら頑丈で馬力だけしかないサナギマンに変身し、ひたすら時間を経過するまで雑魚と戦い、時間が来たら「チョーリキショーライ」のかけ声でサナギの殻を爆破してイナズマンが登場する。 ちなみに後半の『イナズマンF』になるとパワーアップに成功して「ゴリーキショーライ・チョーリキショーライ」で一気にイナズマンになる。が、パワーアップツールのセーバーがダサいのよ。

試合はライオンズのリターンで始まる。QBは試合を通して#15谷口。しかし最初から3回でパント。そのリターンのファイニーズは、なんとリターナーがそのままQBに入る。「んなアホな」と思ったものの、試合が進むうちに「納得の選択」と思うようになる。速いし頑丈なんだよ。
まず最初に#87高尾にパス通してから#1ドレイバー(イヤーブックではDBになっていたが、この試合ではRB/SBで登場)のヒッチパス(公式記録ではバックワード扱い)で一気に敵陣30Yardまで侵入する。交代違反で下がったものの#1酒本にパスを通して25Yard。QBキープと#84常包へのパス失敗ではあるが、いきなりFGで先制チャンス。しかしこれを糟屋が失敗してライオンズは事なきを得る。
次のドライブでフォルススタートと無資格捕球者ダウンフィールド(パス失敗だったのでディクライン)と反則をしてしまったライオンズ。守備フロントも堅いぞファイニーズ。
この返しのパントリターンが敵陣48Yardからとなったファイニーズは常包へのパスから#33長谷のランでダウン更新、#20中島、#21稲毛とランを交えつつ常包へのパスでダウン更新。さらに長谷のランで4Yardまで迫るが、かつて「守備だけでご飯三杯いけちゃう」と言わしめた(言ったのは私です)ライオンズ守備が、パス、ラン、ランと釘付けに成功してFGやむなし、かなと思った4thダウンに#81酒本へのパスが決まり(見事なムーブで守備を外した)ファイニーズ先制。

相変わらず3回で攻撃を終えるライオンズ。自陣28Yardからの攻撃で(2ブレー目から2Q)常包へのロングパスで敵陣34Yardまで進むフィニーズだが、ディレーで下がってしまいこれがひびいてパス失敗2回が重なり、結果パント。しかしまたライオンズは攻撃が3回でパント。
なんとここまでダウン更新なし。こんなライオンズ見たことがない。
返しのファイニーズは自陣23Yardからだが、#1ドレイバーへのスクリーンは守備か読み切りロスタックル。だがQBドローで28Yardまて進まれると、パスを試みた際にポケットが潰されたに反応したスクランブルでぬダウン更新。ドロープレーを挟んで#80南本への筈が決まりダウン更新自陣45Yard。ドレイバーのジェットスイープで敵陣に入ると、稲毛のランで44Yardまで進む。しかし次のプレーでラッシュが届いてサック、50Yardまで下がる。
さらに次のプレーで右ロールアウトした糟屋にバックサイドのラッシュが届いてサック、しかもこれをファンブルロストさせ、かつ敵陣35Yardからの攻撃とするライオンズ。
しかし初っぱなにトリッピングで下がってしまうが、そこを#28萩原のオプションピッチで僅かにゲインすると、#7佐伯へのパスが成功し、さらにレイトヒットで敵陣20Yardまで進むと(この試合初のダウン更新!)ファイニーズのタイムアウト明けに#19吉田へのパスが決まり6Yar、最後には吉田へのアウトのパスが決まりTD。

ところがここで残り2分5秒。ファイニーズの2ミニッツ攻撃が炸裂して、というより糟屋がガンガンにスクランブルして、最終的には50YardFG失敗には終わったが、まあ怖い怖い。

後半、最初に糟屋がQBドローをした時、何故かタイムアウトが入り、そこからライズから移籍した#3木下にスイッチし、#33長谷の欄でダウン更新。だが腰から下へのブロックなどがあり一度下がるが#1ドレイバーのジェットスイープで敵陣35YArd。一度木下のQBドローが入って、TD狙いのパスを投げるが、これをライオンズがインターセプト。
ライオンズは乞うチャンスをダウン1回更新で手放してしまうが、守備も噛み合ってきたのか3回でパントに追いやる。
自陣38Yardからの攻撃で、パス失敗も#33鈴木康のランとQBカウンターでダウン更新、#12若林へのパスが決まり敵陣37Yard、#28萩原のオプションピッチで19Yard、谷口のスクランブルで12Yard、#85祖父江(確か今日初ターゲット)へのパス失敗の上で谷口のQBドローでダウン更新2Yard。(ここで3Q終了)
仕上げに萩原のランでTD、ついに突き放す。

さらにこのあとのファイニーズのドライブで、再び糟屋が入ったものの、3回目のパスで#88松島へのパスをDBが手前に入ってINT! 敵陣27Yardまで進むと、ラン主体(一度祖父江に投げた)攻め込むと、最後には1Yard取り切れなかったものの、FGで追加点。
しかししかしここからファイニーズ怒濤の攻撃。自陣28Yard1からの攻撃で松島へのパスが成功してダウン更新すると、#16和田、#89河島、稲毛、高尾へパスを通しさらに常包へのパスがホールディングとなり、6Yard。ここからラン2回の後常包にパスを通してTD。

4Q残り2分半で当然オンサイド。しかし失敗してライオンズが攻撃権を取るが、見事なクロックマネジメントと粘り強い守備の奮闘で、1分18秒残して自陣28Yardからの攻撃権を得たファイニーズ(ただしタイムアウトなし)、常包へのパスはカバーされてカットだが、河島と松島にパスを決めてダウン更新、高尾へのパスは失敗するも、次の高尾へのパスでダウン更新し敵陣48Yard。#16和田へのパスが失敗したが続けて和田にパスを通して36Yardでダウン更新。スパイクを入れて松島へのパス失敗、#80南本へのパスが通って31Yard。
4thダウンギャンブル、残り21秒から。ここで常包への乾坤一擲のパスを投じてTDを狙うが、終盤マークを外さなかったDBが最後のひと伸びでボールをはたき落とし、ファイニーズ万事休す。

ライオンズはエースランナー#25小形が見えず、#27小嶋もあまり出番がなかったあたり、チームとして万全ではなかったのかも知れない。消費時間で10分近い差がつけられていることからも、特に前半は攻撃がほとんど機能していなかったこともあって、守備に負担がかかってしまっていたと思う。
ところが、前半おわりあたりから攻撃にリズムが出て、守備も要所で糟屋にプレッシャーを与えられるようになると、じわじわと来る圧力に対抗して守備もねばれるようになり、終盤に粘りきったあたりで凄い自信になったと思う。

ファイニーズは痛い一敗だが、序盤と終盤のたたみかける迫力には感服する。他のチームも苦戦は必至……おい、次富士通じゃん。やばいよ。