2016年10月1日エキスポラッシュフィールド 第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
パナソニック・インパルス PI 3 7 3 0 13
富士通フロンティアーズ FF 6 0 7 7 20
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 PI 4:53  #11佐伯栄 20Yard FG    
1 FF 5:10  #81中村 99Yard K.O.R   #11西村Kick ×
2 PI 7:11  #33横田1Yard Run   #11佐伯栄Kick
3 PI 5:53  #11佐伯栄 31Yard FG    
3 PI 8:04  #11佐伯栄51Yard FGF×    
3 FF 11:12  #3キャメロン→#17秋山 5Yard Pass   #11西村Kick
4 FF 8:56  #16ニクソン40Yard Fum.Rec   #11西村Kick

 試合は富士通のリターンから。QBは#3キャメロンで、自陣14Yardからの攻撃で、パス3回(うち1回は投げれず自らダウン)であっさりパント。
返しのドライブで#8高田が先発。最初はデュプリーに2回持たせる。2回あわせて5ヤードと、あまり迫力が出ない。しかし続けてのプレーで#15頓花にパスが通り、続いてジェトスイープで45Yaerd走り、いきなり先制のチャンス。しかしデュブリーのランはロス、頓花へのバブルスクリーンは元に戻しただけ、#89小山(だと思うが間違っていたらごめんなさい)へのパスはDBがカット、TDに至らずFG。
ところがリターンで#81中村が一気に持っていて富士通逆転(但しTFP外す)。

返しのドライブでパナソニックは、出だしでフォルススタートしたものの#33横田のラン、頓花へのパス、デュブリーのダイブ、#85大塚へのパスなど(その他#83木下や#80柴田へもパスが通る)色々取り混ぜるのだが(この途中で2Qに入る)敵陣31Yardで一度足踏みし、デュブリーに3回連続持たせた上で(最終的にはギャンブル成功)強引に攻撃を続けるが、富士通#16ニクソンの圧力が最後に物を言い高田をサック、38Yardまで押し戻してパントに追い込む。
富士通も#29ゴードンのランとへゴードンへのパス、キャメロンのキープ、#17秋山へのパスと#81中村#9宜本潤へのパスなど攻め込むが、ホールディングが響いてパント。
返しのパナソニックの攻撃で、2プレー目にデュブリーがオープンプレーでタックルを外し、一気に富士通陣走り込み1Yard。最終的に横田がTDして逆転。
その後両チーム攻撃機会があったものの、富士通は相手守備に阻まれ、パナソニックはホールディングが響き、どにもパントで前半を終える。

後半開始のパナソニックは様子見を含めたのか#18大原をQBにとしてふ送り出すが、ランプレー3回でパント。
しかし富士通のドライブもゴードンや#22岩松への短いパスをに終始してパント。これがパナソニック陣46Yardからの攻撃となり#83木下へのパスで一気に24Yardまで攻め込むが、デュブリーか思ったように走れず、最終的にはFGに終わる。

次の富士通の攻撃の際、自陣25Yardからの攻撃で、キャメロンがリズムをかえるべくQBキープをしたぬものの、次のプレーて#4宜本慎に対して投じたパスをDBが前に入ってINT。富士通陣34Yardからの攻撃隣富士通絶体絶命。横田のランなどで全身を狙うが、高田がサックにあうなどして下げられた上、FGは失敗。
なんとかここで息を吹き返した味通は、まずキャメロンのQBドローで38Yard、続いて岩松へのパスで敵陣46Yard、ゴードンのランと宜本潤のFBダイブ、一回パス失敗するも岩松へのパス、中村へのパスがインターフェアを呼び仕上げは崩れたプレーから秋山へパスが決まり、ここでしあいを振り出しに戻す。

この返しのドライブ(2プレー目から4Q)、デュブリーを使って楔を打つが最初に7Yard出たもののダウン更新には至らずパント。

つぎのドライブから富士通は#12平本にスイッチ(どうも前のドライブでキャメロンが手を痛めたらしい)。平本もゴードン2二回持たせたあと自信のスクランブル、中村へのパスが決まって敵陣25Yardまで進む。このへんでほっとしたものの、ゴードンと#6神山のランで10Yardまで進んだところでもエンドゾーンに走り込んだ!#1強にTDパスを投じた所、追走していたDBが前に入ってINT。タッチバック。

ここでため息が出た上に、途中怪我で下がっていた頓花へのパスが決まって富士通陣45Yard。これはかなりヤバいと思ったとたんにフォルススタート2連発。
デュプリーのランで6Yard前進したものの、次のデュプリーへへのフラットのパスにニクソンが反応してロスタックル。
しかも次のプレーでニクソンが高田をサックして、そのままボールを掻き出した上に押し倒し、さらにボールを拾い上げて独走TD。

残り時間わずかの中で富士通DBが頓花をマークした事でタイミングがずれる、横田へのピッチが乱れてファンブル、ニクソンのラッシュでパス投げれず、最後は頓花のカバーが上手くいきパスカット。こりで時間を流した富士通が勝利。

あまり多くの指摘がないので注意喚起したいのだが、この試合、デュプリーは1プレーを除いて完封状態だった。途中頓花が出なかったときに流れが悪くなっていて時に攻撃で打開できなかったのは、ここに尽きる。
しかも終盤一時期ニクソンを下げていて、ここぞという所で出してきた守備側の采配が大当たりだった、という事だろう。
とはいえあのファンブルリカバーTDはおまけだと思うので、あのままOT迎えていたら、地力の差でパナが勝っていたようにも思う。
富士通ファンとしては幸いにして勝ってしまった、という感じなので、次の対戦でこう上手くいくとは到底思えない。もう一段ギアが上がるような気がしてならないのである。

2016年10月1日エキスポラッシュフィールド 第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
サイドワインダーズ Sw 0 14 0 0 14
ブルザイズ東京 BT 6 8 6 3 23
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 BT 11:20  #13桐原→#7鈴木14Yard Pass   #82中村 Run×
2 Sw 0:25  #11前田→#7木村80Yard Pass   #37坂本Kick
2 BT 0:43  #13桐原→#7鈴木70Yard Pass   #13桐原→#7鈴木Pass
2 Sw 9:52  #11前田→#7木村14Yard Pass   #37坂本Kick
3 BT 3:45  #93長島85Yard Fum.Ret   #82中村Kick×
4 BT 5:29  #82中村38Yard FG    

あれだ、今日のブルザイズの勝因はSAM値がピンチじゃなかったから、とか?
(※通常ブルザイズは応援団としてブラス隊がいて、状況に応じて曲をならす。その中に、アニメ『這いよれ!ニャル子さんW』のオープニング「恋は混沌の隷也(こいはかおすのしもべなり)」がある。この曲のコーラス部分に「SAM値がピンチ」というのがある。ちなみにニャル子さんはクトゥルフ神話をモチーフにした萌えラブコメで、SAM値というのはテーブルトークRPG『クトウルフの呼び声』にあるキャラクターパラメーターの一つで「正気度」と訳す。ちなみにSAM値が0以下になると発狂して入院することになる。この試合にはブラス隊がいなかったので……というネタ。あくまでネタです)

それはさておきコイントスで後半の選択をチョイスしたサイドワインダーズ、リターンはプルザイズ。1Qはお互い攻め手を欠いてパントの蹴り合いになったのだが、11:10に投じたパスを、ブルザイズがインターセプトしてサイドワインダーズ陣14Yardからの攻撃。ここで一発TDとなりブルザイズ先制もTFPのスナップが乱れてキック失敗。
返しのドライブ2プレー目で、スクランブルプレーからのロングパスが決まってあっという間に逆転(実際は一度TFPをブロックされているのだが、オフサイドでチャラ)。
しかししかし、今度はブルザイズが一発ロングパスで再逆転し、2ポイントも成功させる。
この後互いにパントになり少しゲームが落ち着いたところ、サイドワインダーズがパスを通して攻め込み、同点に追いつく。
後半出鼻にいい感じでランパス攻撃で攻め込み、ここでリードを奪うかと思えた3Q3:45、ブルザイズの渾身のパスラッシュがQBサックとなり、しかもファンブル。それを拾い上げて一気にリターンでブルザイズか突き放す。

ここから両者パントの蹴り合いになったものの、4Qに相手を押し込んでいた筈のサイドワインダーズが痛恨のインターセプトを喫して、そこからFGに繋がれて万事窮す。

サイドワインダーズの敗因は、OTが完全にやられている所。ぶっちゃけ取られたのは1回だけだが、見ていてパスラッシュはホールディングの疑いの強いプレー(たいてい相手守備の動きについていけずに、スピンしたりまくろうとしたりするとショルダーパットを正面下から掴みに言っている、ように見える)。だから要所で動きからのパスが慌てたものとなりインターセプトに通じる。また、流れに乗れろうとした所で2回のインターセプトは自滅に近い。

逆にブルザイズはパントが好調で、相手に長居攻撃を強いる事になったのが良い結果となった。

ところで、この試合1Qは普通に進んでいたのだが、2Q6分過ぎにどらちかのチームがタイムアウトを取った際にに、肉声で「ウォータータイムアウトに近い時間帯なので、少しに長めに取ります」と審判が言った途端、レフリーがチームタイムアウトをキャンセルしてウォータータイムアウトに変更。その後3Q4Qはウォータータイムアウトを入れるが、なんとも時間がちぐはぐだった。
そういう取り方をしていいのだろうか? と思ったら、次の試合はウォータータイムアウトなし、翌日の第一試合でまったくちぐはぐな時間にウォータータイムアウトが突然入り(10/2iに触れます)、その時スタンドにいた協会スタッフの苦笑っぷりから異常事態なのではないかと疑念が鎌首もたげてきてしまった。
前述のホールディングくさいのとかと相まって、なんとも嫌ぁあな気分になったので、一応ここで触れておく。