色々気になることがあって。ちょっとここでこぼします。
宜本の闇営業について。
問題になった「振り込め詐欺グループの宴席で営業活動」。まず事件当時、主催者側が「反社会的勢力」であると調べる方法があったのかどうか。
多くの場合、振り込め詐欺グループの主催は「暴対法」とは無縁のグループだった筈で、いわゆる知能犯の集団を「反社会的勢力」と認知するのはとても難しい。
ついで、二昔前の暴走族やチーマーのような「既存の社会に反目している集団」との差別化も難しい。
ちょっと荒れていた人たちの目つきって鋭いから、それだけで「反社会的」とレッテル貼るなら、現在芸人やっている人の半分以上はそういう所から転出してきた人でもあるので、そもそも芸人の出自を洗って少しでもアウトなら契約してはならない、という非常に厳しい掟を社会は自らに科す事になる。
いやさ、それ以前に「その当時に判明していない事実を元に罪に問う」行為が正しいのかどうか、その問題無視して叩くのは、余りに気色悪い。
つまり都合のいいときだけ無印の正義を気取る人が増えすぎたという事と、ネットという閉じた世界で「周りの白い目」を気にせず喋りがストップできない人間が増えただけだと絵網のですわ。
なお、吉本興業の対応は「とりあえず臭い物に蓋」という最低の対応である。
本来なら
・当面の間入江を謹慎
・関係者を聴取
・関係者全てのペナルティを決定(この時点で入江以外の全員の3ヶ月間の謹慎と社会奉仕活動の実施とする)
・入江の解雇
という順番であるべきだったのである。
この順番を間違えた事で、事柄は異様に肥大化してしまったのである。
この点、複数の問題をごっちゃにしている事がどうにも気になるのであります。
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