|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
0 |
21 |
14 |
10 |
45 |
パナソニック・インパルス |
PI |
7 |
0 |
7 |
14 |
27 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
PI |
6:59 |
#5ビクター・ジャモー1Yard Run |
#16佐伯Kick |
2 |
FF |
5:55 |
#3バードソン→#86森田2Yard Pass |
#11西村Kick |
2 |
FF |
10:50 |
#3バードソン→#85松井23Yard d Pass |
#11西村Kick |
2 |
FF |
11:23 |
#3バードソン→#29グラント25Yard Pass |
#11西村Kick |
2 |
PI |
12:00 |
#16佐伯55Yard FG× |
|
3 |
FF |
3:58 |
#3バードソン1Yard Run |
#11西村Kick |
3 |
FF |
8:41 |
#3バードソン16Yard Run |
#11西村Kick |
3 |
PI |
11:28 |
#18ロウレンス→#15頓花8Yard Pass |
#16佐伯Kick |
4 |
PI |
2:49 |
#18ロウレンス23Yard Run |
#16佐伯Kick |
4 |
FF |
7:21 |
#3バードソン6Yard Run |
#11西村Kick |
4 |
FF |
9:48 |
#11西村24Yard FG |
|
4 |
PI |
10:40 |
#18ロウレンス→#15頓花21Yard Pass |
#18ロウレンス→#88木戸Pass× |
|
パナソニック |
富士通 |
1stDown(Run-Pass-Foul) |
21(7-14-0) |
18(9-8-1) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) |
20-80-2 |
29-172-3 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) |
49-30-0-301-2 |
33-22-0-273-3 |
Total(ATT-Yard) |
69-381 |
62-445 |
反則(Att-Yard) |
6-26 |
5-35 |
Punt(Att-Yard) |
6-226 |
6-275 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) |
4-2-2 |
5-2-11 |
KickOff(RetAtt-TB–FC-RetYard) |
8-0-0-0-174 |
5-3-0-0-13 |
攻撃時間 |
23分53秒 |
24分7秒 |
続きを読む
最終的には18点差で圧勝に見えるんだけど、よくよく考えたらそんな余裕がある試合ではなかったんだよね。
コイントスに勝った富士通がリターンを選択して前半スタート。
最初に#29グラントのランで9Yardゲインし、#85松井へのパスでダウン更新、ついで#3バードソンのオプションキープ、#22岩松へのパスとゲインが順調だったものの、バックサイドブリッでサックを決められパントに。
返しのドライブ、パナソニックは#12 ワイズへのパスと#5ビクター・ジャモーのランでダウン更新すると、#15頓花へのパスは失敗したもののビクター・ジャモーへのパスとランを軸に、というより完全に勢いに乗ってランでぐんぐん進んで、手が付けられない状態で先制をする。
富士通スタンドでは「ラインつえええ」「ウチのプレッシャー届かない」「#5いいところにいやがる(パスプロをワンチェックした後オープンサイドでチェックダウンに備えている)」などキリキリしていた。
返しの富士通の攻撃はパス主体になるのだがホールディングで下げられた事、相手DL(#94アーナーと#17モトゥが特に目立った)のハイプレッシャーによりコントロールが乱された事などもあってあっさりパント。
この返しのドライブ、RBが#26藤本でランを展開するが、このへんから中央のランを潰した上で派すらっ書が届き始めた事でパントに。
ここらへんから富士通の攻撃の組み立てが変わる。グラントをレシーバーの位置にセットさせ、ワイドにワイドに攻めだしたのだ。効果はまだ出ずパントに終わる。
そして強力なビクター・ジャモーに対してLB(主に#35竹内)がスパイする事でパッシングシチュエーションでも自由にさせない(パシュートして潰している)といった対策が功を奏して、パントに追い込む。そう、攻撃的には1Q前半の迫力が2Qになって影を潜めたのである。
その返しのドライブはパントになった富士通。だがこの時台風接近の影響か上空で風が強く、思った以上にパントが伸びた上に空中イレギュラー。パントカバーに入った選手に接触して、フリーボールになったところを富士通がカバー。なんと敵陣10Yardからの攻撃。2プレー目にエンドゾーン内でのパスインターフェアが発生し2Yardから。最後は#86森田がコフィンコーナーでDBに競り勝ち同点に。
そこからパントの蹴り合いになり、迎えた2Q10:02からのドライブで、バードソンがスクランブル。さらにここから#85松井にパスを決めて逆転に成功。
さらに次のパナソニックの攻撃で#6成田がファンブルロスト。なんと25Yardからの富士通の攻撃。
ここで右ワイドアウトに構えたグラントがエンドゾーンに駆け込む。DBが競り合って「よし勝った」と思ったであろう次の瞬間、グラントがさらにひと伸びしてDBの先に手を伸ばしてパスキャッチ。いやさ、振りのプレーだと思って見ていてビックリさ。びつくり仰天。
この後パナソニックがパスで責め立てFGを狙うも失敗して前半は2本差で富士通リード。
後半開始のパナソニックの攻撃は3回でパント。そしてここから富士通のパスラッシュがQBに届き始める。
ここからグラントのレシーバーの位置からのプレーがジクトなり攻める攻める。仕上げはジェットスイープフェイクのカウンターキープで突き放す。
まだ油断できない所、パス偏重になりつつあるプレーコールが富士通側に幸いし、プレッシャーは届くはカバーきついはで投げられない場面が頻発。パントに追い込まれる。
次の富士通の攻撃は途中ホールディングもありながらも、パスを効果的に織り交ぜて最後はバードソンのスクランブルで追加点。
この時点で「勝った!」と思ったですよ。
ところがさすがはパナソニック、ノーバックからのパスで攻める攻める。今までタイミングが合わなかった#15頓花へのバスが決まる決まる。爆発的なバス力を発揮してTD。追撃開始。
ところで富士通はここで「時間消費のため」にQBを#18高木にスイッチ。だがこれが思った程時間を使えずパント。
底を逃さないパナソニックである筈がない。パスで攻める攻める。富士通守備も奮戦するがモメンタムを掴んで逆転を目指すパナソニックの前にTDを許す。
そこで富士通はバードさんにQBを戻すと、パスを効果的に使ってTDまで持ち込むと、ここで相手の攻撃をギャンブル失敗に押さえ込み、敵陣での攻撃を時間を使いながらFGで締め、相手の返しの攻撃でTDは奪われた物の逃げ切りに成功した。
うーん、パナは#33横田不在でランのローテーションが思ったようにいかなかったのかも知れない。そして序盤噛み合っていなかった#15頓花とのパスが噛み合い始めたという所が今後のミソかもしれない。なんかフレーオフでは全く別のチームに化けていそうな気配すら感じる(すまん後続チーム、目覚めさせたかも知れない)。
それにしても富士通のアジャスト力にはビックリであった。