XLeagueとCFLの提携協議についての雑感

今日発表があったこの記事ですが、AFMさんの記事を読んで頭に浮かんだのは以下の言葉です。

「俺はカナディアンを見たいんじゃない、アメフトを見たいんだ。アメフトに手を付けて妙なことにするならアメフト名乗って欲しくないし、それなら俺から手を切るわ」

えとね。今までやってきた国際化の動きって「NCAA準拠のルールに対して、地域特性をメカニックで対処する」事で成立してきた筈なのよ。
それをルール変更すると言うことは「ナショナル・アソシエーション」に属しない別の物になるという事でしょ
そしたら、今まで非協力的だった関西学連が「ほーれ見たことか、社会人は別競技なんだ」って鬼の首取ったように言い出した上に全国統一ルールどころか関西学生リーグの都合のいい改革を全国に押しつけようとするの目に見えてんの(※相当偏見入ってます)。
そしたら何かやるときに「お前ら別競技なんだから日本代表名乗るなよ」って言われてパージされる訳さ社会人は。
さらに老害マニアどもが鬼の首取ったように「あいつらは日本一じゃない」とか言い出すは「甲子園が実質日本一決定戦だけど、あれは関西主催の大会だから関西の都合で対戦相手を決めるんで、地方リーグは資格無し」とかいいかねないんだよ。

だってこれから行われるIAFAの試合はパリ派であれNY派であれ、NCAAルール準拠のメカニックローカライズでやるんだぜ。そこと整合性は未来永劫取れなくなるって事は選手とスタッフに過度の負担をかけることになる訳じゃんさ。

それがいい手だとは全っ然思わないのよ。
NFLだとかXFLだとか、いやさCFLとかアリーナに望むに際して一番必要なのは、ポジションごとの基礎能力の向上とそれに向けた技術の習得と継続的発展でしょ。
ルールの違いは個人の能力と努力で乗り越えるもの(実際NCAA→CFL→NFLの選手はそうして来た訳だから)であって、そこに至るファンダメンタルをいかにして継続的に地方や下部に伝えていくか、というのが本来持っている課題なんだから。

わざわざトップクラスリーグと育成リーグを分断するような行為をリーグ上層部が率先して言及してるんじゃないってえの。

違うだろ。CFLに選手を輩出する事は「北米大陸におけるフットボール育成と技術習得」による将来の指導者を育てることであるべきなのよ、今後30年は。それくらい長いスパンで考えないとダメなのよ。

そしてそこから「学生でないフットボールに投資する」人たちをより多く育て掴んで行く事が大事なんじゃない。

完っ璧に舞い上がってズレてますがな。

そのままズレ続けるなら、私、アメフトと縁を切ります。、違うもの見せられて耐えられるほど柔軟じゃないんで。

※CFLとパートナーシップ組んで、コーチの交換留学とか選手のトライアウトとかする事そのもそは大変喜ばしく思っています。