|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
オービック・シーガルズ |
OS |
21 |
7 |
0 |
7 |
35 |
パナソニック・インパルス |
PI |
7 |
10 |
14 |
3 |
24 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
OS |
4:10 |
#11ロックレイ→#84西村2Yard Pass |
#12山崎Kick |
1 |
PI |
4:24 |
#5ミッチェル94Yard K.O.R |
#16佐伯Kick |
1 |
OS |
5:29 |
#29李15Yard Run |
#12山崎Kick |
1 |
PI |
6:14 |
#16佐伯55Yard FG×(Block) |
|
1 |
OS |
7:39 |
#11ロックレイ7Yard Run |
#12山崎Kick |
2 |
PI |
0:17 |
#5ミッチェル2Yard Run |
#16佐伯Kick |
2 |
OS |
8:24 |
#11ロックレイ→#84西村68Yard Pass |
#12山崎Kick |
2 |
PI |
12:00 |
#16佐伯22Yard FG |
|
3 |
PI |
3:49 |
#18ロウレンス→#6成田5Yard Pass |
#16佐伯Kick×(Block) |
3 |
PI |
10:03 |
#18ロウレンス→#88木戸8Yard Pass |
#15頓花→#6成田Pass |
4 |
PI |
5:09 |
#16佐伯20Yard FG |
|
4 |
OS |
7:55 |
#11ロックレイ→#9前田36Yard Pass |
#12山崎Kick |
|
オービック |
パナソニック |
1stDown(Run-Pass-Foul) |
17(7-9-1) |
24(6-16-2) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) |
25-76-2 |
39-127-1 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) |
27-13-1-237-3 |
46-34-0-331-2 |
Total(ATT-Yard) |
52-313 |
85-458 |
反則(Att-Yard-Dec) |
3-17-3 |
9-71-8 |
Punt(Att-Yard) |
5-206 |
4-147 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) |
2-0-0-8 |
2-0-18 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) |
6-0-192-0 |
3-0-167-1 |
Fumble(Att-Lost) |
1-1 |
3-1 |
攻撃時間 |
20分48秒 |
27分12秒 |
試合見ているとそんな気もしなかったんだけど、スタッツ見てはっきりした事があって。
試合時間とプレー数・獲得距離の各Qごとの比較
※回数にはK/Pを含むが距離には含まない。時間は公式のものを使用しているが、その他は手元の計算なので微妙な誤差は勘弁。
Team |
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
オービック |
Time |
8:13 |
4:55 |
3:36 |
4:04 |
20:48 |
Att/Yard |
21/118 |
11/103 |
11/32 |
13/64 |
56/317 |
パナソニック |
Time |
3:47 |
7:05 |
8:24 |
7:56 |
27:37 |
Att/Yard |
12/27 |
24/164 |
28/201 |
29/118 |
95/510 |
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これって、ガルズにしてみれば負け試合のスタッツですよ、ね。
ぶっちゃけ先制ドライブの後は
・キックオフリターンで敵陣深くからで得点
・FGブロックからリターンして敵陣深くからで得点
・パントで押し込められて3&Out
・自陣48Yardからドライブしたのに敵陣深くでファンブルロスト
・有斗への一発どかんで得点
・以下3&Outとインターセプトが3Qいっぱい続く
で4Qにドライブして得点。
ようするに1Qのラッキーパンチの貯金が利いただけ、とも言える訳です。
実際問題として、ロックレイは王挙げられてからパスの精度がガタ落ち(以前のようにどフリーになるまで投げられない)。結果としてロックレイがゲームブレイクしたのではなくレシーバーの能力とかプレーコールでフリーになったレシーバーが試合を組み立てたという事になるのですよ。
またOLについても前節指摘したポイントのうちOTの問題はあんまり改善したとは言えず、結構ポケット潰れていた。対策として実にシンプルに「あんま大げさに左右に振らない」「片方(どちらとは言わないが、主に片方に)に#85ハフをエンドかHバックに配置して必ずワンチェックさせ、原則そっち側にプレーを展開する」→2Qの有斗の一発TDはその裏プレー。とにかくロックレイに無理をさせないように練りに練ったプレーコールだったんだけど、2QからパナソニックのLBがBギャップからプレッシャーかけたり中央プレーをロスさせたりしていたので、実は2Qからかなり劣勢だったのである。
さらに言うと、2Qからインサイドレシーバー(主に3ワイドのFL)がLBのゾーンで比較的フリーにパスが取れるようになって-#6成田#9高木#15頓花のキャッチ数が多いのはそこ-かなりいいように責められた訳である。
1Qの膨大な貯金を3Qで吐き出して、さらに突き放されて、それでもTDで1点差という所でしっかりドライブできたのは素晴らしかったが、難点を言えば「TDの前にもう1回ラン入れられなかったかな」というもこの時点でタイムアウト残1のパナソニックは20秒でも30秒でも削られるとしんどかった筈で、たらればだけど互いにタイムアウトの取り合いになって残り12秒くらいでBallON29Yardからの46YardFG勝負になった可能性もある訳ですよ。
ぶっちゃけ1分切って残り1Yard、タイムアウト3回シーガルズが使っても残り4秒くらいでBallON8Yardからの25YardFGで勝負しても良かったパナが、確実に得点できると判断してかロウレンスのスニークに出た(失敗してもセンターハッシュで止まるからFGには都合がいい)時に、DLがボールにヒットしてファンブル、それをミッチェルが拾い損ねたところをシーガルズが押さえてターンオーバーという劇的な展開だった訳だけれど、ここは「神様のご褒美」だと思うんだわ。実力で勝ち得たとはちょっと言いづらい。
※運も実力のうちですが、その「運をぐをっと引っ張り寄せる胆力」がまだ足りないなあと
だからといって決勝の舞台に上がる資格は十二分にあると思うよ。耐えて勝ったのは事実なんだから。