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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
|
Deersフットボールクラブ |
De |
7 |
0 |
0 |
14 |
21 |
電通キャタピラーズ |
DC |
0 |
6 |
3 |
7 |
16 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
De |
4:26 |
#12大和田→#13杉田28Yard Pass |
#19内海Kick |
2 |
De |
3:42 |
#19内海23YardFG× |
|
2 |
DC |
11:22 |
#16坂梨1Yard Run |
#97深澤Run× |
3 |
DC |
11:03 |
#6廣田36Yard FG |
|
4 |
DC |
1:59 |
#11柴崎→#83小貫31YardPass |
#6廣田Kick |
4 |
De |
6:50 |
#12大和田→#11前田26YardPass |
#14青木Kick |
4 |
De |
8:45 |
#12大和田→#7小川6YardPass |
#14青木Kick |
|
ディアーズ |
電通 |
1stDown(Run-Pass-Foul) |
18(8-7-3) |
15(2-12-1) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) |
28-139-0 |
25-(-1)-1 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) |
31-13-1-163-3 |
38-27-1-238-1 |
Total(ATT-Yard) |
59-302 |
63-237 |
反則(Att-Yard) |
6-55 |
7-39 |
Punt(Att-Yard) |
6-240 |
5-214 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) |
5-0-5 |
2-0-4 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) |
3-0-59-0 |
4-0-90-0 |
Fumble(Att-Lost) |
0-0 |
1-1 |
攻撃時間 |
18分59秒 |
29分1秒 |
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試合的には「ゲームコーディネートが出来てなかった」ディアーズと、「ゲームクロージングに失敗した」キャタピラーズという所か。
実は最初のドライブ見れなくて(富士通戦の予約していた為)、いきなりターンオーバーでビックリしたんだけど、そこまで順調に進んでいたのは明らかに相手の裏を掻いていた証拠。
ディアーズはあまり大和田のパスが安定しない中、移籍してきた宮幸のランと杉田へのパスでTDまで結びつけたのだが、その後がどうにもいけない。
どちらもパス主体で攻撃するのだが、ラインが圧力に負けてしまう所が散見された。
2Q最初のドライブでディアーズがFG失敗したあたりから雲行きが怪しくなり、ついにはSBのリードに投げたパスがDBにコースに入られてINTという失態。
この直前から左右にランを絡めていたキャタピラーズがその裏のパスを決め始め、結果として守備がどっちつかずになった所をパスで崩されTD。前半は1点差のままで終わる。
後半もキャタピラーズはフェイクを入れてからのパスを主体に責め立てる。惜しむらくは後半キャタピラーズ採取のドライブで1Yardまで行った所でのファンブルロストだが、ここに至るまでの流れは明らかにキャタピラーズの物。
ディアーズ守備はランフェイクに明らかにひっかかっていて、柴崎へのプレッシャーが届いていない。
今度はキャタピラーズが柴崎のスクランブルでリズムを作りつつFGで逆転し4Qになだれ込む。
しかも4Q最初のドライブでバスでガンガンに攻めてTDを奪い、9点差になったのである。
問題はここから。
次のディアーズのドライブをあっさりパントに追い込んでからのキャタピラーズの攻撃。
時間をしっかり消化しようという意図か、中央のランを使うのだが出ない。結果パスで前進するもバント。
で、尻に火が付いたディアーズのパス攻撃で、キャタピラーズの選手がレイトヒット(明らかにプレーが終わってからダウンして立ち上がったのにまだプレーしていた松下にも問題があるが、そみにアタックした守備選手はもっと痛い)。ここでヒッチスクリーンのパスを取った前田がタックルを外して怒濤のタッチダウン。
こうなると歯車は狂い続け、次の攻撃でパントスナップが大ホームラン、エンドゾーン手前で拾ったパンターはチェイスされていた事で蹴るのを諦め「パス失敗」を選択。ところがこれがスクリメージライン越えずインテンショナル・グラウンディング。
これで勝負あったという所か。
個人的には電通はもっと「パスを生かす為のラン」を上手い事織り込んで欲しかったし、TD後のドライブの淡泊さがどうにも気になるのだけれど、ただ「この試合に掛ける」気迫は凄く伝わってきた好ゲームであったと言える。
逆にディアーズは途中完全に守備が相手の流れに飲まれてしまったし、攻撃は「伏線張り」が出来てなかったように思う。
これで最終節のキャタピラーズ対サンズの結果が、昇格レースに大きな影響が出る(実は昇格争いの4番手争いに位置するチームの中で、強豪チームとの試合が一番少ないのがキャタピラーズ。あとは昇格レースにエントリーしているチームと初戦含めて3試合あるが、キャタピラーズはこの試合を除くとサンズのみ。サンズはブラックイーグルス、ミネルヴァ、キャタピラーズと同等クラスの相手が待っている)事になり、たいへん混沌としたいいシーズンになる予感がしてならないのである。