取りあえず、X1Superの陣容とX1Ariaの陣容が固まりつつありますので、おさらいしておきますと供に来期について考察します。
なお、あんまり各チームのサイトでおおっぴらに語ってなかったのでアレですが、
X2East優勝の横浜ハーバーズが昇格意思を示さなかったため、入れ替え戦は
・三菱商事CLUB TRAIAX 対 Bullsフットボールクラブ
・クラブホークアイ 対 ブルザイズ東京
の組み合わせで、12/18富士通スタジアム川崎で開催されます。
※リーグの広報は対戦相手が決まった当日なので適正ですが、X2の順列決定システムがどこにも無かったり、東西で試合数が違ったりするのはどうなんでしょうね。特にEast各チームは自分たちの順列が確定してもアナウンス無しだったのは、リーグ共々ちょっと情けない。
来期のX1の順列(仮)
1 パナソニック
2 ☆オービック
3 ☆富士通
4 ★IBM
5 ★ノジマ相模原
6 ★東京ガス
7 エレコム神戸
8 オール三菱
9 アサヒビール
10 アサヒ飲料
11 イコールワン福岡
12 ディアーズ
※★マークは11/27の2試合、☆マークは11/28の直接対決で確定)
13 警視庁
14 パイレーツ
15 アズワン
16 電通
17 名古屋
18 富士フイルム
19 ▼ブルザイズ
20 ▼BULLS
※▼は12/18の入替戦で確定
では来季のシーズンがどうなるか考えてみましょう。
①春シーズ……恐らく5月~6月の交流戦(各チーム3試合)
形式は恐らく東西支部それぞれの単位で「パールボウルシリーズ」と「グリーンボウルシリーズ」に分ける。
この他に福岡で1試合、東日本のチームを招いて1試合、関西で神戸ボウル1試合があるものと思われます。
※この予想は、新型コロナ対策の関係で、チーム始動の3月が活動できない可能性が高いと踏んだから。逆に3月まで自粛したことにより4月以降盛大に練習できるようになると割り切るべき。
個人的には春シーズンはSuperとAria分けずにシーズニングして欲しいんですよね。特に西。
②秋季シーズン……9月第1週から始まり1/3で終わるリーグ戦
かつ、X1Superは2ブロック並列性、X1Ariaは総当たり
この論拠は長くなるので畳みます。
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②-1 シーズン範囲について
まず現状1月3日にアメフトの大きな試合をやる事は決定している訳です。
ここに甲子園が入らないのは、主管している関西学連の事情です(関西学連は12月第3日曜日にも関西王者が招待試合をする事を前提にしているので、相当強烈な理由がない限りは甲子園原理主義を曲げない)。
そこで「毎週土日に試合をするとして、1/3に最も近い土曜を起点に、隔週で試合日程を組むとどうなるか」で逆算します。
※皆さんExcelでやってみて下さいませな。
右図が計算結果です。
そうすると9/3からスタートしてちょうど10節目が年始になる訳です。
計算上8/20から始められますが、さすがにこの時期からスタートするのは環境上無理があります。
せいぜいあって「8/27・28と9/3・4で1節を、9/10・11と9/17・18を分散開催して熱中症対策に充てる」くらいです。
この考察では、微細な誤差は配慮せず、あくまで「土・日で1節を消化する」ものとします。なので区切りの良い10節前からのスタートと割り切ってしまいます。
10節しかありませんので、12チームの総当たり(11節必要)は無理です。そのため効率的にシーズンを進行させる為には「2分割して、1チーム5試合+インターリーグ数試合+順位決定プレーオフ」というのが妥当な落としどころになるでしょう。
X1Ariaとの入替戦出場枠をどうするかという問題はあり、またX1AriaとX2の処置についても検討しなくてはなりませんが、一応「X1Ariaからの昇格入替戦は1チーム、降格入替戦は2チーム」を前提とします(X2のEastとCentralでプレーオフ、およびWest1チーム)
※入れ替え戦は例年通り甲子園の裏かぶり。
②-2 リーグ編成について
とりあえず2ブロックに配置します。以前のEast・Centralのような「同順位でくじ引き」でもいいんですが、個人的にはプレーオフの裏開催で「順列決定戦」1試合をやっていただいて、その結果をもって翌シーズンのブロック訳に適用していただきたいなあと思う訳です。
つまり、「順列の上から偶数と奇数で分ける」訳です。今年の例で行きますが(暫定順位のままとして)
Aブロック |
Bブロック |
順列 |
チーム |
順列 |
チーム |
1 |
パナソニック(PI) |
2 |
オービック(OS) |
3 |
富士通(FF) |
4 |
IBM(IB) |
5 |
ノジマ相模原(NR) |
6 |
東京ガス(TC) |
7 |
エレコム神戸(EF) |
8 |
オール三菱(ML) |
9 |
アサヒビール(AS) |
10 |
アサヒ飲料(AC) |
11 |
イコールワン福岡(ES) |
12 |
ディアーズ(DF) |
このように分けてシーズンを実施します。
なお、必ず各チーム1試合以上の遠征が義務化されます。その為のAB入れ替えは実施されるものとします。
②-3 日程考察1 プレーオフ2試合制の場合
各ブロック上位2チームがプレーオフに進むシステムです。
この場合、同ブロック内5試合のほか、3試合実施するとトータル10節になります。
よってこの場合一番安直なのが「ブロック上位3チームが、反対のブロックの下位3チームと対戦する」構造です。
(これによって、悪平等ではあるが公平な基準になる)
対戦タイミングはともかくとして、対戦カードとしては以下のようになります。
順列 |
チーム |
対戦 |
1 |
パナソニック |
— |
FF |
NR |
EF |
AS |
ES |
ML |
AC |
DF |
3 |
富士通 |
PI |
— |
NR |
EF |
AS |
ES |
ML |
AC |
DF |
5 |
ノジマ相模原 |
PI |
FF |
— |
EF |
AS |
ES |
ML |
AC |
DF |
7 |
エレコム神戸 |
PI |
FF |
NR |
— |
AS |
ES |
OS |
IB |
TC |
9 |
アサヒビール |
PI |
FF |
NR |
EF |
— |
ES |
OS |
IB |
TC |
11 |
イコールワン福岡 |
PI |
FF |
NR |
EF |
AS |
— |
OS |
IB |
TC |
2 |
オービック |
— |
IB |
TC |
ML |
AC |
DF |
EF |
AS |
ES |
4 |
IBM |
OS |
— |
TC |
ML |
AC |
DF |
EF |
AS |
ES |
6 |
東京ガス |
OS |
IB |
— |
ML |
AC |
DF |
EF |
AS |
ES |
8 |
オール三菱 |
OS |
IB |
TC |
— |
AC |
DF |
PI |
FF |
NR |
10 |
アサヒ飲料 |
OS |
IB |
TC |
ML |
— |
DF |
PI |
FF |
NR |
12 |
ディアーズ |
OS |
IB |
TC |
ML |
AC |
— |
PI |
FF |
NR |
こうすることで「最終節のカードがプレーオフですぐ再現」という事は回避出来るはずです。
※もし「上位3チーム対上位3チーム」と「下位3チーム対下位3チーム」の場合、「最終節のカードがプレーオフですぐ再現」というなんともモヤモヤな展開が来ますから。
ただし、これだと「プレーオフ出るのは常連チームだけ」という構図になりかねません……
②-3 日程考察1 プレーオフ3試合制の場合
各ブロック3位まで(1位はシード)がプレーオフに出る仕組みです。
個人的にはこちらがいいと考えています。以前あった「2次リーグ」の時のように下位チームが「1敗してもワンチャンあるかも」「3位になればラッキーパンチ狙えるかも」という事で、チームとして目標にしやすくなるという事も考えられるからです。
この為、ブロック内対戦5試合の他に2試合を実施する事になります。この組み合わせは取りあえず「順列1位は反対サイドの3位と5位」「順列2位は反対サイドの4位と6位」「順列3位は反対サイドの1位と5位」「順列4位は反対サイドの2位と6位」「順列5位は反対サイドの1位と3位」「順列6位は反対サイドの2位と4位」で対戦するとします。
順列 |
チーム |
対戦 |
1 |
パナソニック |
— |
FF |
NR |
EF |
AS |
ES |
TC |
AC |
3 |
富士通 |
PI |
— |
NR |
EF |
AS |
ES |
ML |
DF |
5 |
ノジマ相模原 |
PI |
FF |
— |
EF |
AS |
ES |
OS |
AC |
7 |
エレコム神戸 |
PI |
FF |
NR |
— |
AS |
ES |
IB |
DF |
9 |
アサヒビール |
PI |
FF |
NR |
EF |
— |
ES |
OS |
TC |
11 |
イコールワン福岡 |
PI |
FF |
NR |
EF |
AS |
— |
IB |
ML |
2 |
オービック |
— |
IB |
TC |
ML |
AC |
DF |
NR |
AS |
4 |
IBM |
OS |
— |
TC |
ML |
AC |
DF |
EF |
ES |
6 |
東京ガス |
OS |
IB |
— |
ML |
AC |
DF |
PI |
AS |
8 |
オール三菱 |
OS |
IB |
TC |
— |
AC |
DF |
FF |
ES |
10 |
アサヒ飲料 |
OS |
IB |
TC |
ML |
— |
DF |
PI |
NR |
12 |
ディアーズ |
OS |
IB |
TC |
ML |
AC |
— |
FF |
EF |
……ねえ、こっちの方がしっくり来ません?組み合わせ的に。
※なお、福岡に関しては、会場的に可能であれば1シーズン2試合を地元で開催するのが望ましい。プレーオフ進出の翌シーズンはボーナスで+1試合地元開催。(遠征をお願いするのは、やっぱり東京や大阪でもで見たいじないですか)
……と、このような「完璧に鬼が笑う妄想を考えておりました。」