訃報

父が亡くなりました。

施設に入っていた(母が短期入院した時、自宅で階段から滑り落ちてしまい、以降施設の方を希望していた)のですが、12/23の朝食後に急に意識を失い、心肺停止になったそうです。
※その時点で連絡があった際に「搬送先が決まったら」の話がなく、実家の母に施設への対応をお願いした。

結果、母が病院に到着した時点で死亡宣告を受けたとの事で、12/24に警察の検死を受けて「虚血性心疾患の疑い」という診断を受けました。

あまりに急なことでまだいろいろ整理がついていませんが、特に式を行わずに荼毘に伏してお別れする事にしました。
ただ菩提寺が長野県下なので、納骨は4月以降になります。

……本人、何が起きたか解ってないまま旅立ったと思います。

2021年12月12日横浜スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 7 3 7 0 17
オービック・シーガルズ OS 3 7 0 0 10
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 4:58  #12山﨑22Yard FG    
1 FF 9:20  #2ニクソン4Yard Run   #11西村Kick
2 FF 5:11  #11西村24Yard FG    
2 OS 7:05  #43望月13Yard Rum   #12山﨑Kick
3 FF 4:09  #18高木→#85松井24Yard Pass   #11西村Kick
  富士通 オービック
1stDown(Run-Pass-Foul) 16(6-8-2) 13(4-7-2)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 28-111-1 26-70-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 27-16-0-166-1 29-14-2-170-0
Total(ATT-Yard) 55-277 55-240
反則(Att-Yard) 7-55 8-65
Punt(Att-Yard) 7-248 5-205
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 5-0-60 4-0-35
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-25-0 4-0-119-0
Fumble(Att-Lost) 1-0 1-0
攻撃時間 24分14秒 23分46秒

この結果、11時から長居で行われたパナソニック38-31IBMの勝者であるパナソニックと、この試合の勝者である富士通が1/3のライスボウルで対戦する。
※パナソニック1塁側カラージャージ・富士通3塁側ホワイトジャージの筈

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本紹介と書評

書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害

これ、豊崎由美さん(ちなみにこの人男性です)が「誰に向かって言ったか」によって話変わる訳です。そういう意味ではTwitterもTiktokも目糞鼻糞な話であって、言われた人は「あ、はい。僕は単に好き勝手言ってるだけなので」と開き直れば済むのに、引っ込んじゃったんじゃどうしようもないのですよ。

(以下、特定の書評家さんに厳しいことを言います)

まずね。日本の出版界って長いこと「雑誌・新聞の書評」が販売に直結するという傾向が強いのですよ。
それこそ大手文芸同人誌のレビュー欄なんてみんながずっと気にしてやってきた訳です。
推理小説だとSRの会の河田陸村さんとか。純文学では近代文芸とかね。
従って「しっかり評価して推薦するからこそ売れてWin-Win」だと言える世界だったのね。

ところがその風向きが変わりだしたのは文庫戦争末期。

※文庫戦争:角川文庫がエンタメ路線になった事で発生した出版社側の売り場争奪戦。既存出版物の出版権を手放さない為に各社乱立したが、逆に体力勝負となって撤退した所も多数。

元々文庫本の巻末解説は「この作品の歴史的背景は」とか「作者の紹介」とかそういうものに費やされてきたのだが、書き下ろし新作などが出てくるとそれもネタ切れになってきて、現れたのが幇間解説者(どんなに駄作でも褒めることしかしない人のこと)。
さらにこれが悪化したのがノベルズ戦争。

※ノベルズ戦争:角川書店が新書版小説に参入したことで発生した売り場争奪戦争。実は文芸雑誌と背丈が同じなので駅の売店に納品しやすかった為、文芸小説雑誌社がこぞって参入した。あっという間に飽和してしまった。特カッパノベルズが開拓したトラベルミステリーが「東京-新大阪間で読み切れる程度の作品」という事で出張のお供として人気を博した。

結局過剰供給による作品品質の低下で、幇間解説者も乱造された。
いや当初は良質のレビュアーだった人が幇間解説者になってしまったのもあるのよ。

そいでもって、ノベルズ戦争末期に現れたのがインターネットのホームページ。
結果として「否定意見の切り捨て」による言いたい放題玉石混同なんだけど、そこで一定の評価を上げた人が「書籍の帯に現れる」事になるのね。
※一番それで目立ったのが大矢博子さん。

こういう時期に、丁度書評家の世代交代が始まって、それまで推理小説では主流だった中島河太郎や権田萬治から新保博久や山前譲なんかに遷移していった(当時30代)。SFは少し遅れたけどね大森望あたりが出てきた。
問題はこの頃、話題をまとめる人と書評のコアという人がずれていた事。
特にまあ、我孫子武丸と散々やり合った茶木則夫(もともとミステリ専門店の店長だが、バブル崩壊後に店を閉めて書評家に転身した。ただ、この人の価値は「小説推理」でやってた「当店の販売ランキング」であって、語り口が現代っ子風というだけで長く勝負させてもらえるというのもどうかと思う)なんかが結託して「このミス」でやらかしていたあたりで、相当選別されたと思うんだよね。
※当時の匿名座談会で笠井潔とやりあったメンツで今残っているのは新保博久と大森望くらい。

結果として言ってしまえば、「その人が良き読み手」であるかどうかと「良き評者」である事は別で、「良き評者」がインフルエンサーになれるわけでもない。
昔から比べて読み手側が「我慢できない」のだから、TikiTokだろうかTwitterだろうが、自分の推しが「いい」と言ったら「いいに違いない」と勘違いしてくれるような風潮は、もうとっくに出来上がっていて、たまたま今回TikTokで目立っただけなのだ。
豊崎さんがそこを揶揄して「出版業界に対して」嫌味を言ったようにしか見えないのだけれど、それで心が折れて辞めてしまう側の方が問題だと私は思う。
だったらそもそもSNS辞めた方がいいのである。

日大理事長解任に纏わる色々

まあ非常に触りにくい話題ではあるのだが、Twitterのタイムラインが相当汚くなったので愚痴として。
まず色々言われているが、ああいうタイプの理事が徒党を組んで威圧的に物事を仕切っている団体がどういうものかご存じない平和な方(嫌味である)がマスコミ関係に多いようで、日本は平和だなあと。
考えてみ? 頭の回転が速すぎて周りが追いつけないで暴走する企業とか、いわゆるブラック企業とか、破綻したプロジェクトが取り返しの付かない状態になる場合とか。
全部同じでしょ。
これは「徒弟制」の概念だけ見て本質を捉えていない「形だけ」の継承な訳で、その最たる物が日本帝国軍内にあった「先任下士官によるいじめ」問題--これも「そんなものはなかった」という人もいるから面倒なのだが、それを当然と受け入れるかどうかの価値観の相違だ--な訳ですよ。

だから「どうして」なんて言っている報道機関だって、オーナー家庭内の内紛で低迷した会社も複数有るし、偉そうに論評できるのか自分の所を顧みて、という。

だって考えてみ? 部長よりえらい人が監督やって後援会も押さえていたら、どうなるよ。
学長より上に偉い人がわんさかいる状況って、どうなのよ。
それで抵抗出来る? 無理でしょ。

さらに今怖いのは「偉い人が何かしでかすと、対案も無く非難だけして逃げる人」が多いのね。
で、そういう人の意見って「同調しやすい」けど「意味が無い」ものばかりで、その勢いのまま何かしていると「歯止めが利かなくなる」のね。今がその状態。
ぶっちゃけそこで叩いても意味も影響力も無いのよ、この場合。
だってあれだけ巨大な学校で、正直本部キャンパスの事なんて気にしてない理系や芸術系にとってはどうでもいいことで、卒業生は寄付を求められたら躊躇無く学部の後輩の為に拠出しちゃうから。
その上で言うと、正論に見えるけど正論じゃない意見ばっかり続いていて、もう吐き気しかしないのだよね。

素直に言えば、自分の親族に日大系の中高生いたら即座に(費用は発言者が全額負担した上で)転向させるべきだし、進学に日大を選ばせなければいい話である。いやさ、親族で無くてもだ。

そうしないんだったら、実際に被害(寄付とか含め)をうけた人以外は黙っていて欲しい。