|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
7 |
3 |
7 |
0 |
17 |
オービック・シーガルズ |
OS |
3 |
7 |
0 |
0 |
10 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
OS |
4:58 |
#12山﨑22Yard FG |
|
1 |
FF |
9:20 |
#2ニクソン4Yard Run |
#11西村Kick |
2 |
FF |
5:11 |
#11西村24Yard FG |
|
2 |
OS |
7:05 |
#43望月13Yard Rum |
#12山﨑Kick |
3 |
FF |
4:09 |
#18高木→#85松井24Yard Pass |
#11西村Kick |
|
富士通 |
オービック |
1stDown(Run-Pass-Foul) |
16(6-8-2) |
13(4-7-2) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) |
28-111-1 |
26-70-1 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) |
27-16-0-166-1 |
29-14-2-170-0 |
Total(ATT-Yard) |
55-277 |
55-240 |
反則(Att-Yard) |
7-55 |
8-65 |
Punt(Att-Yard) |
7-248 |
5-205 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) |
5-0-60 |
4-0-35 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) |
1-0-25-0 |
4-0-119-0 |
Fumble(Att-Lost) |
1-0 |
1-0 |
攻撃時間 |
24分14秒 |
23分46秒 |
この結果、11時から長居で行われたパナソニック38-31IBMの勝者であるパナソニックと、この試合の勝者である富士通が1/3のライスボウルで対戦する。
※パナソニック1塁側カラージャージ・富士通3塁側ホワイトジャージの筈
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スタッツからだと「決定的な差異」が見つからないこの試合ではあるが、実は守備記録で大きく違うのが「ロスタックル(サック含む)」で、つまりどれだけランナーに近い位置で守備してゲインを許さなかったか、という指標。なおオービックQBロックレイのラッシュ記録「5回-25Yard」で、実はこれはあまり試合の趨勢には関係が無い。。実際両チーム守備フロントが強烈なラッシュでQBにプレッシャーをかけているのだが、1Qの-7Yard(サック)と2Qの-15Yard(ファンブルして下がったところでリカバーした)が大きい。
どちらかと言うと「ファウルのしたタイミング」の方が大きくて、特にオービックが「ここ」って言う時にフォルススタートやイリーガルフォーメーション、リターン中のホールディングなど「自分で流れを切ってしまった」という印象が強い。
※ちなみに3Qのガルズのやったインターフェアは「そりゃないぜよ」という範囲ですが、結果的にあってもなくても大勢に影響はなかった。あと4Qの富士通のターゲティングは「多分にアクシデンタル」という所かなと。
でもそこは富士通も似たような所があって、3Q後半から4Qにかけて互いに手詰まりになったのはそこだと思う。
じゃあどこに問題があったのか、というと、個人的には「ロックレイ」だと思っている。
さっきも触れたが、ロスタックルがどうこうという事ではない。
彼のパスは「ターゲットを見た時に身体1つ分守備選手との距離がないと、ダイヤグラム上どうあっても関係なく、そこには投げない」という悪癖がある。この条件で投げるときはだいたいプレッシャーがかかってコントロールが乱れるようなタイミングなのである。
その結果、けっこうな回数ワイドアウトのレシーバーにベタ付きマンツーマンで配置し、ミドルからロングは#85ハフ以外には投げにく守れば(って言っても敵は木下に前田に水野に有斗だぜ、言うほど簡単じゃない)結構安心して見ていられる。
そこは一応対策してあって、早いヒッチ系のパスとか後ろのゾーンの切れ目を狙ったりとかしているんだけど、それ以上に「投げさせずに済むように」ラン主体で攻撃を構成していた訳だ。
この辺が富士通と対照的で、富士通は「ニクソンがケアされるはフロントのプレッシャー来るの解ってるから」という感じで序盤はパスで守備を広げてからニクソンに走らせている。このへんが対照的だと思うのだが。
正直、ロックレイは今季限りなんなじゃないかな。来季は小林に経験を積ませつつバックアップを獲得し、というシーズンにして(その代わり1年は屋優勝を前提としないシーズンになる可能性もある)上澄みを狙うような感じだと思う。まだ現戦力でのピークを迎えたとは思ってないので。