1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | ||
オール三菱ライオンズ | ML | 7 | 3 | 8 | 8 | 26 |
胎内ディアーズ | TD | 3 | 6 | 6 | 13 | 28 |
Q | TEAM | TIME | PLAY | TFP |
1 | ML | 6:28 | #22中野895Yard Punt.Ret | #8木村Kick |
1 | TD | 10:25 | #14青木35Yard FG | |
2 | ML | 10:13 | #8木村26YardFG | |
2 | TD | 10:31 | #15田邊94Yard K.O.R | #83石毛Pass× |
3 | TD | 1:20 | #24川村1Yard Run | #9加藤Pass× |
3 | ML | 6:02 | #5キブス→#81小原11Yard Pass | #5ギブス→#81小原Pass |
4 | TD | 5:37 | #5松下6Yard Run | #14青木Kick |
4 | TD | 9:21 | #14青木41Yard FG | |
4 | ML | 11:01 | #5キブス→#13小田8Yard Pass | #5キブスRun |
4 | TD | 12:00 | #14青木29Yard FG |
オール三菱 | ディアーズ | |
1stDown(Run-Pass-Foul) | 18(10-7-1) | 20(6-11-3) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) | 30-211-0 | 34-122-2 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) | 28-16-2-147-2 | 29-18-2-285-0 |
Total(ATT-Yard) | 58-358 | 63-407 |
反則(Att-Yard) | 4-31 | 3-26 |
Punt(Att-Yard) | 4-123 | 2-79 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) | 2-0-120 | 3-0-0-1 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) | 5-0-102-0 | 5-0-158-1 |
Fumble(Att-Lost) | 0-0 | 2-1 |
攻撃時間 | 24分39秒 | 23分21秒 |
いい接戦であったが、ハーフタイムアジャストでディアーズが優ってしまった故の結果。
ハラハラドキドキのいい試合でしたが、オール三菱はこの後2連勝するしかプレーオフに進むことが出来ない(そのうち1試合はパナという絶望感)。
どこで差が付いたかと言うと、後半にやたらロングパスが通るようになる辺り。
実はこのロングパス、特定の守備選手がセパレーションする所を狙ったもので、ワイドアウトが一度縦に軽く上がってからポストに走ると、かなり距離が開いてフリーになるる傾向が見て取れる。そこを的確に狙い撃ちされていたのである。
これ、セーフティがヘルプに入るかどうかの違いがあるのだけれど、2ディープの手前を狙われてしまってどうしようもなかった感はある。
それに対してオール三菱は、ランブロックが初戦から大きく変わっていてビックリ。
これまでずっと、「真っ直ぐ押し込んで、バックのカットバックが無ければ2ヤードしか進まなくていい。後はQB(谷口)のスクランブルにかける」みたいな感じだったのが、多分アウトサイドゾーンを組み込んで二人の中の(#22#25)を軸に着実に進むようになっていた。これによりQBのオプションが効果的に出るようになった。
あとスプレッドからのオプションをするQBは、是非はギブスのプレーを手本にして欲しい。こんな素晴らしい抜き入れパスが出来るQBが間近で見られる事は、もう財産ですから。
結果として、時間を大きく残してしまった事が響いた感はある(ロングパスを許す状態でプリベントは危険だという話にもなる)が、とにかくこの試合は前半は両者の守備り迫力が、後半は両者の攻撃の駆け引きが、凄く見応えのある試合でした。