1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | ||
オール三菱ライオンズ | ML | 7 | 0 | 7 | 10 | 24 |
PentaOcanパイレーツ | MP | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Q | TEAM | TIME | PLAY | TFP |
1 | ML | 4:53 | #5ギブス 3Yard Run | #8木村Kick |
1 | MP | 12:00 | #47水村 37Yard FG× | |
2 | ML | 4:33 | #8木村 43Yard FG×(Block) | |
2 | MP | 10:48 | #23渡邉 46Yard FG× | |
3 | ML | 10:35 | #5ギブス→#18多田 17Yard Paqss | #8木村Kick |
4 | ML | 4:45 | #8木村19Yard FG | |
4 | ML | 11;26 | #5キブス→#89長岡11Yard Pass | #8木村Kick |
オール三菱 | パイレーツ | |
1stDown(Run-Pass-Foul) | 16(6-9-1) | 8(5-2-1) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) | 30-136-1 | 21-51-0 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) | 18-14-0-186-2 | 21-9-1-64-0 |
Total(ATT-Yard) | 48-322 | 42-115 |
反則(Att-Yard) | 4-15 | 4-25 |
Punt(Att-Yard) | 1-33 | 3-103 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) | 1-0-2 | 2-0-1 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) | 1-0-33-0 | 5-0-83-0 |
Fumble(Att-Lost) | 1-1 | 0-0 |
攻撃時間 | 26分56秒 | 21分4秒 |
平たく言うと「西澤の一人負け」な試合でした。
両者強固な守備を持つ(実は失点はエリア3位/X1全体でも6位のパイレーツとその一つ下のオール三菱)為に徹底した守備戦になるかと思ったら、4Q出だしまでそういう試合だった。
※最後のTDは、パイレーツ側が時間を流せば発生しなかった。タイムアウトを取ったことでTDプレーに切り替えたもの。つまり取るべき時に得点していれば点差は17-10だった可能性が残る。
でだ。今季のパイレーツは春先に#3柴田という凄い選手が入った事でランに軸が出来た、と思って見ていたのだが、途中からキャリー数が激減してしまった。怪我とか色々あったんだろうという予想はつくのだが(ツープラトン組んでいた草野が安定して良かったから目立たなかった)、西澤のパスが不安定で……
多分「自分でなんとかしなくては」と指先に力が入りすぎているのか、やたらボールがお辞儀をしたりターンボールだったりしていて、とにかくレシーバーとの呼吸が合ってなかった。
そういう意味で「西澤の一人負け」という小表現を使った。
逆にギブスは相当辛抱強くプレーしたと思う。とにかくリードしていたという事が心理的に有利に作用していたのか、負けたときによくある「責任感強く自分で何とかしよう」という動きが少なく、またRBを適切に使って負荷を軽くして来た。
その結果、追加点を取ってからぐっと楽になった感じがした。
ともあれ、パイレーツは殻を破れなかった。得点力不足という事をキャプテンが言っていたが、多分そこじゃない。攻撃の厚みみたいなものが足りなかったのだと思う。
勿体ないチームだと思う。
どうも「守備が安定すると攻撃が出ない」「攻撃がはまっているときは守備が出される」を繰り返しているような10年間だと思う。
そういう意味では継続性の問題とも言えるだろう。
ライオンズは、この決して厚くない選手層でよくここまで来たと思う。