2024年9月1日富士通スタジアム川崎第二試合

※雷対策で試合開始が遅れ、第三試合も開始前の雷鳴がなったのでスケジュールの都合で第3試合はキャンセルしました。

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 ノジマ相模原ライズ SR 24 
 OrientalBioシルバースター SS
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 3:16   #6パランデック→#9宜本 9Yard Pass  #37佐藤Kick
2 SS 1:39   #8小林→#12サンプル87Yard Pass  #4梅垣kick
2 SR 6:40   #28吉澤49Yard Punt.Ret  #7竹内Kick
3 SR 3:27   #37佐藤45Yard FG  
3 SR 8:40   #7竹内37Yard FG×  
4 SS 3:16   #6パランデック→#87定成8Yard Pass  #37佐藤Kick
  ノジマ相模原 OrientalBio
1stDown(Run-Pass-Foul) 16(8-7-1) 8(2-6-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 27-167-0 28-15-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 34-20-0-128-2 22-13-2-121-1
Total(ATT-Yard) 61-295 50-136
反則(Att-Yard) 3-5 2-30
Punt(Att-Yard) 4-176 8-320
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 5-72-1 1-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-34-0 1-0-5-0
Fumble(Att-Lost) 2-2 3-1
攻撃時間 24分16秒 23分44秒

なんかシルバースターの最悪な側面だけが強調された試合だったというか。
まず新QBサンプルなんだけど、善し悪しを言う前にライズ守備にいいように潰され捲った……もう彼の責任じゃなくて攻撃コンセプトが駄目。4サック29ヤード喪失ってどうよ。
これ殆ど為す術なく潰されている。
まだ慣れていないという事もあるのかも知れないが、あっという間にポケット閉ざされて電車道サックばっかり。
※なお途中で気付いたが、頻繁に中央からディレーのラッシュが入っている。つまりラインがコントロールされた所にのーマークで入られ続けた訳で、アジャストしとらんがな、と呆気にとられた。
じゃあランで展開するか、となるとスタッツの通り(QBのマイナスをさっぴいても49Yardなんだよね)。
つまりこれは「プレーダイヤグラムを上っ面で理解して形通りにやっているだけ」、あとは個人能力に依存という話なのだ。だからパスも「レシーバーの個人能力に依存」とかそういう感じに見える。

翻ってライズは、同じようにポケットが潰れたときのパランデックの反応が良いのと、あと#28吉澤が無理の利く連続キャリーなど、周囲も「そのプレーの意味」を理解しているから非常にグルーヴ感が出ている。 これは守備でも同じ。

どこまで立て直せるか、というよりコーチ陣刷新して一から考え直さないと駄目だよシルバースター。

そうはいってもライズ攻撃もパランデックのスクランブル頼みでは駄目で。

2024年9月1日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 IBM Big Blue IB 17  24 
 オール三菱ライオンズ ML 12 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 ML 1:00   #22中野 2Yard Rn  #8木村Kick
2 IB 9:53   #17シノディノス →#84近江 69Yard Pass  #11福岡Kick
2 IB 9:53   #17シノディノス1Yard Run  #11福岡Kick
2 IB 11:11   #11福岡50Yard FG  
3 ML 5:15   Safty(エンドゾーン内でタックル)  
3 ML 9:37   #8木村26Yard FG  
4 IB 5;31   #17シノディノス→#85熊井55Yard Pass  #11福岡Kick

※雷鳴による中断後サイド雷鳴により4Q残り5:13で試合終了

  IBM オール三菱
1stDown(Run-Pass-Foul) 8(3-5-0) 14(7-5-2)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 20-49-1 30-78-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 17-10-1-197-2 26-12-1-93-0
Total(ATT-Yard) 37-246 56-171
反則(Att-Yard) 3-30 5-25
Punt(Att-Yard) 3-127 6-223
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 3-3-0 3-14-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3–57-0 4–58-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 1-1
攻撃時間 20分54秒 27分6秒

両チーム供に初登場のQB(IBM#17シノディノス、オール三菱#11山中#5ハサン)がどれだけチームになじめたかが問われた試合で、結果的にまだまだマッチしていないにせよある意味「手持ちの武器の多さ」でIBMが、行き詰まりを感じたときに守備の一対一を外してビックゲインになって辛勝したという感じだった。
どのQBも
・第一ターゲットを見過ぎ
・ハイプレッシャー守備になると投げられない
という課題が多く、その中でも#5ハサンはラインの動きを読まれてプレッシャーを掛けられてしまう場面が何度もあった(また彼はスクリメージより前が空いていてもで踏みとどまって投げるタイプだからプレーが崩れても怖くない)
その代わり相変わらず守備は凄かったし、昔から特徴のあった「ランはオフタックル間を突いて2Yard程度」でいいかのよな流れからは大きく変わって来ていたのがなんとも楽しい。

ただIBMもなんというか「チームの核となる攻撃」がないんよね。守備は合格点。