|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
0 |
0 |
7 |
7 |
14 |
オービック・シーガルズ |
OS |
10 |
0 |
0 |
3 |
13 |
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1 |
OS |
3:55 |
#43望月5Yard Run |
#12山﨑Kick |
1 |
OS |
6:24 |
#12山﨑48Yard FG |
|
2 |
FF |
4:40 |
#11西村32Yard FG |
|
3 |
FF |
4:45 |
#11西村34Yard FG-ホールド出来ず蹴れない- |
3 |
FF |
10:16 |
#18高木4Yard Run |
#11西村Kick |
4 |
OS |
3:30 |
#12山﨑20Yard FG |
|
4 |
FF |
7:15 |
#18高木→#85松井17Yard Pass |
#11西村Kick |
|
富士通 |
オービック |
1stDown(Run-Pass-Foul) |
17(7-10-0) |
10(4-5-1) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) |
30-112-1 |
25-67-1 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) |
34-17-0-176-1 |
21-12-2-155-0 |
Total(ATT-Yard) |
64-288 |
46-222 |
反則(Att-Yard) |
3-25 |
1-5 |
Punt(Att-Yard) |
6-163 |
5-173 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) |
2-0-14 |
2-0-7 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) |
2-0-28-0 |
2-0-16-0 |
Fumble(Att-Lost) |
0-0 |
0-0 |
攻撃時間 |
23分11秒 |
24分49秒 |
※普段掲載しない「ホールドミスにより蹴れなかったFG(記録上ファンブルリカバーによるランor パス)」を書いたのは、流れが見えやすいと思ったからです。
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さてさて、両チームとも主戦力を欠いた試合。公式スタッツを見ればオービックは#7池井#9前田(知人から聞いた話ではさらに#85ハフと#11ロックレイ)が不在。富士通は#60山下#66望月のOL、レシーバーの#82森田#89福井キッカーの#5納所(スタイルしていない選手として#4グラント、#7藤田)が不在。
両チームとも桂馬と銀がないような状態(飛車角に相当する選手は出ているので)でありながら、実に上質な試合をやってくれました。
まずOL不安な富士通は2ドライブ目でパントブロックを喰らうんだけど、ここを守備が凌いでFGで止めたのが大きい。
そして相手攻撃の軸であるパスに対するプレッシャーを高めてドライブが続かないように締めてきた上で、軸線となるランプレーに見事に対応した(中長距離のランを続けさせなかった)事で、試合を膠着状態に持ち込む事に成功した。結果として2Qの得点を許さなかったという事と、消費時間に対するダウン更新数を押さえ込んでいる(2Qと3Qでシーガルズが更新したダウンはそれぞれ1回づつ)というのは、実に富士通守備の術中にはまっていたという事を意味している。
そしてQBの経験不足によるミスリードやハイプレッシャー対策の結果、最終的に富士通が突き放したような流れてあった。
いやね。オービックQB#15小林についてああだこうだ言う人いるけど、彼の真骨頂は3Q終盤から始めたFGのドライブで、プレータイミングを僅かにずらした(早めた)所にあったと思う。多分ベンチ指示だったと思うんだけど、半拍早くしたように感じてからそれまで圧倒期手詰まり感が出ていた攻撃が連続するようになったのよ。
あそこは見事だったわ。
そして富士通守備は、なにせアディヤミの反対サイドにルーキー渡辺を入れるというのはちょっと危険だと思ったのね。何せ相手は西村有斗だぜ。
実際それなりに投げ込まれていたけど、幸いにして他のレシーバーがカバーされているというのと守備フロントのプレッシャーがじわじわと効いてきたからこそ大怪我にならなかったんだと思う。
オービック守備のある意味失敗だったのは、いつものように#23BJの外からのラッシュに頼った点だったと思う。これは2018年からトイメンのOTが小林になって以降、外に外に送り出されて時間を作られてしまっているのね(基本BJはQB右側に配置)その内側のBギャップがOGのセンターへのヘルプで大きく開いても、そこにディレーで入れる選手がいない(基本、#2ニクソンのスパイと中央ラッシュでMLBが、パッケージ上BJの反対側にTEを入れて2人以上のレシーバーを配置する為DBはQBから見て左よりにシフトする為、BJの後ろに配置されて選手はRBスパイと同時に走り込んでくるSB/TEに対応する必要が出る為体重が後ろよりになりがち)事などから結構プレッシャー感じない状態でプレーできる事が多い。
正直中央の圧が強い時は高木のパスが高くて合わなかったし、パスカパーは流石だったけど、ラインのアジャスト始まった2Q途中からは安定したし。
この先どうオービックが対処してくるかが楽しみだなあと。