福田総理の辞任会見は、脱力でした。
いや、福田さんはよく頑張ったよ。そもそもが駄目駄目安部ちゃんの尻ぬぐいだった訳で、そこから必死扱いてここまで持ち直したのは、そりゃ胃の痛い話だったと思うよ。
個人的には、次の選挙で引退する、というくらいの態度でいて欲しいとは思うのですが。そこまで行って初めて潔いと言われると思いますね。
その直前に、示し合わせた民主党の離反組。ありゃ姫井さんが自分の駄目っぷりを知らしめただけですが(笑 地元にも民主党幹部にもこってり怒られたと見ますが)。旧自由党の駄目議員の切り捨てにもなったと割り切っていいんじゃないですか?
正直、ここで民主党は自民党の「改革堅持派」に対してゆさぶりかけまくるべきでしょ。国民新党と決別してでも、改革組を取り込む事が、本当に大切な事ではないかと。
※郵政に関しては、民営化の是非よりも「明治以来続く地元の名士べったりという腐った土壌」の廃止こそが重要だった訳です。現在の流れである「コンビニで郵便局」とか「郵便局内にコンビニ」というのは、実に民営化故の話であって。
麻生さんが総理でも、当然勝てない(上手くいけば負けないかも知れないが)。だからと言って麻生さんの首をすげ替えるようなみっともない事はしない方がいい。自民党は解散してから次の衆議院選挙まで、麻生さんで行くべきなのである。
とはいえ、『蟹工船』で共感して共産党に入党する若者が増えた、なんていう記事を見ると、なんか悲しいわ。
せめて『資本論』に思うところあって、となって欲しい物であります。