1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | ||
胎内ディアーズ | TD | 7 | 13 | 14 | 7 | 41 |
otonari福岡SUNS | FS | 3 | 14 | 7 | 6 | 30 |
Q | TEAM | TIME | PLAY | TFP |
1 | FS | 6:26 | #19高木40Yard FG | |
1 | TD | 9:33 | #9加藤→#7小川3YardPass | #14青木Kick |
2 | FS | 0:43 | #22ワイス2Yard Run | #6吉野Kick |
2 | TD | 2]51 | #14青木37YardFG | |
2 | TD | 5:52 | #9加藤→#85鈴木37Yard Pass | #14青木Kick |
2 | FS | 10:05 | #22ワイス1Yard Run | #6吉野Kick |
2 | TD | 11:44 | #14青木52Yard FG | |
3 | TD | 6:20 | #24川村3Yard Run | #14青木Kick |
3 | FS | 9:53 | #11西山→#7横山33Yard Pass | #6吉野Kick |
3 | TD | 11:23 | #12大和田3Yard Run | #14青木Kick |
4 | FS | 2:27 | #11西山→#7横山30Yard Pass | #6吉野Kick× |
4 | TD | 7:28 | #12大和田→#13杉田22Yard Pass | #14青木 |
ディアーズ | otonari福岡 | |
1stDown(Run-Pass-Foul) | 20(6-13-1) | 19(2-12-5) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) | 35-67-2 | 20-54-2 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) | 37-24-1-408-3 | 42-18-2-240-2 |
Total(ATT-Yard) | 72-475 | 62-294 |
反則(Att-Yard) | 14-101 | 2-11 |
Punt(Att-Yard) | 2-68 | 2-74 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) | 0-0-0 | 2-0-2 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) | 6-0-133-0 | 8-0-187-0 |
Fumble(Att-Lost) | 1-1 | 2-1 |
攻撃時間 | 26分33秒 | 21分27秒 |
壮絶なシュートアウト合戦をディアーズが制してX1Super残留を決めた訳だけれど、非常に迫力有る試合だった。
試合の趨勢を大きく分けた1つは「青木の52Yard FG」だったと思うのね。あれで溶く点滴だけでは無く精神的にもディアーズが優位に立てた、と思っている。
そしてもう1つ大きかったのは「後半にQBが変わった、かつプレー選択も変わった」という事。
前半は両QBともにパスハッピーなスタイルで攻撃していのだが(はっきり言って加藤はムキになってパスに固執しているように思えた)、後半ディアーズは思い切ってQBを大和田に変更した。これが怪我によるものなのかどうかは不明だが、これが一番効いたかもしれない。
というのは加藤の場合ハイテンポクィックスローなプレースタイルであるが故に手詰まりになると沼から抜け出せなくなることが多いが、大和田の場合スローテンポ(歯切れが悪いとかのろま、という意味ではない)で序破急がしっかり生まれる事、ベースがランプレーである為に緩急の付いたフェイクが使える事など、前半の対応に揃えていたサンズが虚を突かれたようにゲインを許してしまっていた。
逆にサンズはランがほぼ機能していない。西山のパスに頼り切ってしまったことで(いやまあ通んだよね確かに)、アジャストされるとパスが通らなくなり、後手に回る。控えQBの伊藤は今のところ入ってもランのみだし、アクセントが無いのである。
それが終盤に手詰まりになってしまったのだろう。
※とは言え、あの青木のFGが無ければ見事にぴったりくっついていた訳で、本当にあのFGが精神的に支えになっていたと思うのでありひやひやものひやひやものだったんだから。
なお、この試合後の抽選でオール三菱が12位(エリア1位と対戦)サンズが11位(エリア2位と対戦)になる事が決まった。