2022年12月10日富士通スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 オール三菱ライオンズ ML 12  15 
 電通キャタピラーズ DC  14  14  28 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 2:31  #8木村39Yard FG    
2 DC 2:20  #11伊藤7Yard Run   #6廣田Kick
2 DC 9:29  #11伊藤5Yard Run   #6廣田Kick
3 ML 4:48  #5ギブス→#19吉田4Yard Pass   #5ギブス→ Pass×
3 DC 5:06  #18エリス→#80河波48Yard Pass   #6廣田Kick
3 DC 9:28  #18エリス→#83小貫24Yard Pass  #6廣田Kick
3 ML 12:00  #5ギブス→#19吉田37Yard Pass   #5ギブス→ Pass×
  オール三菱 電通
1stDown(Run-Pass-Foul) 20(2-16-2) 14(5-8-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 23-69-0 33-113-2
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 40-22-2-317-2 17-13-0-200-2
Total(ATT-Yard) 63-386 50-313
反則(Att-Yard) 6-70 2-24
Punt(Att-Yard) 1-37 4-167
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 2-0-17 0-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 5-0-111-0 4-0-65-0
Fumble(Att-Lost) 2-2 2-1
攻撃時間 22分56秒 25分4秒

ギブスの自作自演で幕を閉じてしまった、といったら言い過ぎか。
これまで勝利に貪欲で試合中にもOLのブロッキングの指示を頻繁に行い、最後の最後まで闘志を燃やし続けたギブスであるが、最初に躓いたのは2Q、TDを許した直後のドライブで、電通陣2Yardまで攻め込んだ時だ。この時左パワースイープのフェイクでQBカウンターを狙ったのだが、この時手が滑って(まるでカウンタースイープのトスのようだった)ボールをファンブルしてしまった。ここでケチがついたか、この次に廻ってきた攻撃で、エンドへのパスが読まれて最初のプレーでインターセプトされてしまう。
さらに3Q最初のTDで2ポイントを選択して失敗。
そのTD後にリターン中でパーソナルファウルで下がってTD取られ、その返しのドライブで電通陣26Yardまで進むもサックされてファンブルロスト。さらにこれがTDに繋がる。

そういう意味ではもう独り相撲も良いところであるが、実際問題これはチーム運営の問題でもあって、根本からすると三菱グループとしてアメフト部をどうするかという難局に来てしまっている感すらする。

そう、ちょうどグループで統合する直前の三菱銀行センチュリアンズの頃のように、選手は入らないチーム関係者の意地で踏みとどまっていた頃のようである。
※あの時はバブル崩壊による公的資金投入で、銀行勢がバタバタと廃部していた頃。多分現状の三菱グループがそういう状態な可能性が透けて見える……。そういう意味ではwithコロナ世相のダメージを一番受けているチームかも知れない。

このまま来年昇格できなければ規模縮小=廃部の危険もあるだろうなあ……
(チームOBが偉い人になったとして、その人が定年を迎えたり役員退任したら、ばっさり切られる流れはオンワードという先例があるので)

ただ、来季電通が活動できるかどうかは、例の五輪汚職問題とかがあるから微妙な気もするんだよねえ。