X Leagueについて思う(1)

外野が勝手に思うのは自由なので。それを言葉にするのも自由なので。
それを妨害したいする資格は誰にもないし、自粛する義理もない。

関係者の方々が不快に思われ、久保田の事を口汚くののしったとしても、それは不思議ではない。また、そうするだけの権利はお持ちである。

ただ、言われるだけの状態だと言うことも理解して欲しい。客観的に見ればそういう事態なのだから。


先日のFinal6準決勝の帰りに唖然としたのであるが、帰り際にキティちゃんの小皿を無償プレゼントしていた。
正気かよ、と思った事を告白する。

過去、スポーツイベントで、そのスポーツに関係ないグッズを配布したことで経営安定が出来た、という話は聞いたことがない。逆に、安定化した上での新規開拓の道具である。

ここでそんなものを貰って、次に来る気が起きるのか? 次は来年の12月なんだぞ。覚えているか?

こういう行為が無駄支出に繋がるのだ。

正直、ここ数年のリーグ戦は「見に行かなきゃ」と言う気持ちにならない日程が多かった。無論、贔屓チームが絡んだ日なら行くが、そうでない時は露骨に行かないでいる。見る時間が勿体ないと思うくらいに、面白みがないからだ。

チーム合併と廃部による自動昇格を繰り返した結果、関東では少なくとも3チームが10年前で言う2部中位の実力のまま1部で試合をしている。当然、景気変動につられて自分からその位置に落ちる事になった不運なチームもいることは確かなので、一概に切り捨てる事が適切かどうかは別の話となるのだが、少なくとも感覚論で行けば一部リーグ全18チームのうち、現在実力として「1部リーグに相応しくない」実力のチームは、少なくとも4チーム、厳しく見れば6チームはある。

感覚論を補助する数値として、以下の計算式を使ってみると良い。
勝ち点×5+(得点-失点)÷5
-10以下なら最低ラインで引っかかるし、勝ち点を越えられないチームは「厳しく見た」時。ちなみに現行2部と1部を比較するときにはさらに関東勢は110引いていただければ、それっぽい感じになる(関西は75を引く)。
※2005年までさかのぼって確認して、イメージと食い違いながない事を確認してある。なお、2004年は公式サイトにX2の星取り表が出ていない(怠慢以外の何者でもない!!!)ので計算できない。機会を見て雑誌から拾って計算したい。
結果からすると、年々格差は開き、きつい表現をすると「30以下は大差で負ける試合が必ずあるチーム」の指標になってしまうのだけれど、そのチームが多すぎるのである。

つまり、非常に言いにくいのだが、年々「つまらない試合」が増えているのである。それも、有料試合で、チーム関係者が遠方に移動を強いられる環境で!

そんなリーグに、誰が好んでお金を落とすか、という事なのである。

(続く)