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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
鹿島ディアーズ |
KD |
7
|
14
|
0
|
21
|
42
|
アサヒビール・シルバースター |
SS |
3
|
0
|
0
|
0
|
3
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
SS
|
4:41
|
#10山口 25Yard FG× |
|
1
|
KD
|
5:54
|
#38佐藤 62Yard Run |
#26鹿島 Kick |
1
|
SS
|
13:31
|
#10山口 46Yard FG |
|
2
|
KD
|
2:31
|
#10尾崎-#17前田 30Yard Pass |
#26鹿島 Kick
|
2
|
KD
|
6:41
|
#10尾崎-#2中川 32Yard Pass |
#26鹿島 Kick |
4 |
KD
|
1:23
|
#11曽根 5Yard Run |
#26鹿島 Kick |
4 |
KD
|
9:13
|
#11曽根 3Yard Run |
#26鹿島 Kick |
4 |
KD
|
10:21
|
#29丸田 42Yard Run
|
#26鹿島 Kick |
いやそのあの。
感想に困る試合でした。
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どう困ったかというと、ですね。
明らかに富士通よりも重傷だぞこれは
という事です。
まあ、ラインが弱体化。というより金岡依存型のチームのシステムをいつまで利用して居るんだという事ですよ本音は。
金岡というスクランブラーがいて、彼がスクランブルでゲインしちゃったから、ラインが強化されていない(人的に、ではなくて精神的・根性的にという方が正しいか。次のステップに移行していない)。
確かにバックスはいいんですよ。RBはそこそこ良かったし、レシーバーも素材は悪くない。
しかし、全てに於いてシステムが「個人の瞬時の判断でなんとかしてくれ」+「悪いときの日大ショットガンの劣化コピーみたいなプレーコール」では、いつまでも勝てる筈がない。
今日に関して言えば三原の出来よりも後から出てきた波木と東野の方がよく見えたが、考えてみれば後半は若手を織り交ぜていた鹿島(要所はしっかり抑えている)という事もある。粗忽なパスミスで相手に攻撃権を与えるのは仕方ないにせよ、問題はもっとたちが悪い。
4Q完全に攻守共に心が折れていた。無様で、みっともないくらいに折れていた
ありゃあひどいねえ。近くにいた古株の人もかなりボヤいてましたがね。
特に最後の丸田のTDは悲惨の一言に尽きる。完全に動きが止まっている。
ここもコンセプトが明確でないというか、軸がはっきりしていない。3人の素晴らしいバックスをタンデムさせるのは良い試みだと思うのだが、キープレーがない。
そりゃそうだ、なぜなら以前のシルバースターのキープレーは、金岡のスクランブルだった訳だから。そこから何一つ脱却できていないから、三原にしろ波木にしろ、苦しくなるとバタバタして解決策が出てこない。その結果がスクランブルでは答えになっていない(いや、波木はいいよ。元々スクランブラーだから。でも波木のスクランブルだけでは勝てないという事で、答えとは呼べない)。
逆に鹿島は、あっさり点を取ったという感じだが、それはスピードのミスマッチがそうさせた為で、攻撃コンセプトはそれほどズレていない。関学型と日大型の思想の違いはあるが、どちらのQBもスピードのあるRBのランと、その裏のパスというスタンスは変わらない。パスにしてもバンチを利用した上で実に多彩で、かつ無理のない自然体のプレーをしている。
そういう差をまざまざと見せつけられて(しかも途中であきれて客が帰るくらいに)、いったい何が残ったか、という気がしてならない。
富士通より問題になるのは、チームマネジメントを含めた見直しが必要というところで、ベテランに依存して若手を伸び悩ませている現状から脱却しなくては。というか、もう手遅れですがね。今回組み合わせが良いけれど、多分ヘタをしたら4位以下だってあるよ、今のシルバースターでは。
システム云々より心の問題ですよ、特にコーチの。
とにかく、久しぶりに「実力があるのに悲惨」という試合を見た。