|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
アサヒビール・シルバースター |
SS |
6
|
14
|
7
|
0
|
27
|
IBM BigBlue |
IB |
3
|
7
|
3
|
0
|
13
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
SS
|
4:49
|
#35濱田1 Yard Run |
#87櫻井KICK× |
1
|
IB
|
7:55
|
#8崔36Yard FG |
|
2
|
SS
|
1:46
|
#35濱田1Yard Run |
#87櫻井Kick |
2
|
IB
|
9:39
|
#26吉津1Yard Run |
#8崔Kick |
2
|
SS
|
10:04
|
#19東野9Yard Run |
#87櫻井Kick |
3
|
SS
|
0:46
|
#35濱田 23Yard Run |
#87櫻井Kick |
3
|
IB
|
10:25
|
#8崔26Yard FG |
|
4
|
SS
|
2:35
|
#87櫻井 24YardFG×(スクリメージ越えず) |
|
台風の影響で風が強く、かつ後半に時折雨がザバッと降ってはすぐ上がる、を繰り返しました。
年間パスを予約購入したのですが、得点でイヤーブックと缶バッジを貰いました。
そこまでは良いのですが、携帯電話番号を登録させる意図が全く不明です。もしこれで私の携帯に妙なメールや勧誘電話が大量にかかってきた場合、明らかにコレで流出したことになりますので、法的責任をきちんと明確にしておいた方が良いと思います。なお、別会社に委託したから等の言い訳は、予約フォームなどに一切断り書きが存在しなかったので、通用しません(返信メールを印刷して持参、の方がはるかに筋が通っている)。
イヤーブック見ていて愕然としたのが、シルバースターに#8金岡が復帰登録していたこと。昨年のQB2人故障に対応するための措置のようにも見えるけれど、じゃあ有馬の存在価値は?木村の登録意義は? というところが全く飲み込めないのであります。そもそもそれなら東海辰也を引退させた時の阿部さんのコメント(彼に頼り切ってしまうので、スッパリ切った)はどうなのよ、と激しく疑問に思うのであります。金岡にも同じ事が言えるのだから、スッパリ切るべきだと思うのですがね(と辛辣モード)。
続きを読む
さて、試合はシルバースターのリターンで始まるが、この試合シルバースターQBは#19東野のみ。ちなみにIBMはほぼ#15岡村で、時々#14多川。
風は主に1類側からバックスクリーン側を巻き込むように吹いているので、バックネット側からみて逆風。
最初のドライブはダウン1つ更新してパント。
が、このパントが伸びず、かえってIBMのリターナーが前身してしまう。その結果突き飛ばされたブロッカーとリターナーが接触し、ファンブルロスト扱いでIBM陣16Yardからシルバースター攻撃。
結果としてランプレー4連発でTD。(トライはブロック/スクリメージ超えず)
この返しで3プレー目にロングゲインしたIBMだが、最後はサックされたこともあってFG。
なかなか波乱の予感の展開だったが、驚いたのはパントの回数。なんと最初のパント(ファンブルロスト)から、4Qまでパントなし。シルバースター計2回、IBMはなんと1回。
その上でIBMはインターセプト1回ファンブルロスト計2回。これは痛い。
試合的には、前半はランがことごとく出ないシルバースターが、ミドルパスでなんとかドライブして得点、返しのIBMが遅めのランプレー(ドローやカウンター)で相手の守備を切り裂く、という応酬。
シルバースターは3-4でやたらOLB(#44中村)のブリッツを入れるが、届かない。逆にそのギャップを突かれてロングゲインを許してしまう。
後半に入ると、IBMは相手オフサイドでリターンやり直し(シルバースターは意図的にスカイキックを蹴り、これが風邪に戻されて知るバスターのリカバーとなったが、反則でスクイブキックに切替え。これが功を奏してIBMはリターンに失敗し続ける)で自陣33Yard。
ここでTDを取れば、次はシルバースターが後追いとなるためIBMのリズムになる、と思った矢先の最初のプレーでファンブルロストしてしまう(右オープンを抜けたランナーが、ダウンするときにボールを掻き出された)。いきなり敵陣40Yardからの攻撃となったシルバースターはランプレー2発でTD。
これでIBMは苦しくなる。
結果的には時間を使わされ、TDチャンスを2回失敗したIBMの敗北となった訳である。
試合を見て思ったのは、両チームとも攻撃が昨年より安定している、という事。シルバースターは怪我とかあった事が影響しているのかも知れないが、少なくとも今期はラインが安定している。それは即ち、かみ合えばリズム感ある攻撃が出来るという事である(去年はリズム感ガタガタだったから)。
IBMもプレーオフで勝ち進んだことが良い方向に向かっていて、昨年途中まであった「なんか気の抜けたサイダーのような」リズムがなく、非常にメリハリの利いて、芯の通った攻撃だった。
悪かったのは両方とも守備である。
シルバースターは3-4のシステムを勘違いしている(前半OLBのブリッツが多すぎた事、レシーバーにつられてランサポートが遅れること。基本、このチームの守備マインドが5-2オクラホマだという事なんだろうけど、柔軟性に欠けた対応だったと思う)し、そのアジャストが遅い-結果として3Qで点差が開いてから対応していた訳だから-。これではオービックには歯が立たない。メンツがどうこうというより、ベンチの指示の問題。
IBMは要所でパスを通されすぎ。また東野にプレッシャーがかからないのも改善が必要。
いずれにせよ、開幕戦としては内容は濃く、非常に楽しめました。