オリンピックですなあ

色々あって「うっきゃー」とか言いたい昨今ですが、それはともかくオリンピックですわ。

まず柔道。これははっきり言って政治力の問題です。
オリンピックを一番に据えるのかどうかで取り組み変わるでしょ? そこが全く対応できてない訳ですよ。
せっかくタックル技の改正に持ち込めたのに、国内の候補乱立(ポイント制の都合で、先頭集団がポイント稼ぎをする為に国際大会に沢山出る羽目になった事で、やたら競争が激化した)のあおりを受けた結果ですよ。
これからどう立て直すか? 一番いいのはコーチを海外に派遣して10年計画で政治力を上げることですよ。

サッカーは男女とも、相手がボランチつぶしたら手も足も出ないという問題をどう解決するかにかかってしまったのですわ。
なんとかしちゃった女子とどうしようもなかった男子の差ですね。

そのほか、色々頑張って凄い試合をしている人たちがいて、意外な結果(たとえそのメダルの色が何であれ)で僕らが楽しむことが出来たのは行幸と言うほかないです。
ただ、それでも国際的な力不足の目立つ競技はどうしても出る。不況という事もあってむずかしいかも知れないけれど、何とか国際感覚が欲しいよなと思うのです。

あとね。すでに隠居したアホタレがなんだかごちょごちょ言ってますけどね。たとえば谷亮子は偉そうに「自分が」とか言う資格はないのですよ。それなら議員になってはいけない。その指摘の中自分で没落した人間が何を言うか。
高橋尚子もそう。半分タレントに成り下がった人間の辛辣な批評に重みはない(ちなみに:日経のサイトに掲載されていた有森裕子の論評は的確であった)。
松野明美がタレントとして活動し、決して競技解説に軸を移していない事を見て、襟を正して欲しいものですな。
ちなみに、シンクロの井村さんが日本協会にかみつくのは正しい姿勢だが、それを取り合わない協会の姿勢も立派(いつまでも一人の力量に染まるようでは、競技普及と後継者育成の面で弊害が出る為。実際、今がその弊害の時期でもある)だと思っています。