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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
鹿島ディアーズ |
KD |
10
|
10
|
7
|
14
|
41
|
アサヒビール・シルバースター |
SS |
3
|
0
|
7
|
6
|
16
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
KD
|
5:57
|
#14青木37Yard FG |
|
1
|
SS
|
10:15
|
#1櫻井 30Ya4d FG |
|
1
|
KD
|
11:52
|
#12加藤 6Yard Run |
#14青木Kick |
2
|
KD
|
3:26
|
#14青木 30Yard FG |
|
2
|
KD
|
11:30
|
#12加藤 1Yard Run |
#14青木Kick |
3
|
SS
|
8:38
|
#4濱田4Yard Run |
#1櫻井Kick |
3
|
KD
|
8:51
|
#18永川 85Yard K.O.R |
#14青木Kick |
4
|
SS
|
0:34
|
#1櫻井 27Yard FG × |
|
4
|
KD
|
0:47
|
#12加藤→#11前田 80Yard Pass |
#14青木Kick |
4
|
KD
|
10:22
|
#29丸田4Yard Run |
#14青木Kick |
4
|
SS
|
11:52
|
#19東野→#81中村1Yard Pass |
#4濱田→#11戸倉Pass× |
さて、この試合の後11/10のセカンドステージ下位リーグが1試合、2部以下が数試合あるけれど、スタンド設置工事でしばらく川崎は工事中になります。で、スケジュールとしては私は今日が最後の川崎。次は来年春シーズンかな?
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正直、1Q終盤から2Q全般にかけての攻防ですべでが決まった試合である。
3Q終了自伝で、27-10だが、今言った所を差し引くと10-10になる訳だ。いや、ホントは3QのKORは無かったものとしてカウントしていいかわ、3-10でシルバーが、いやもうちょっと点数の動きはあるだろうから10-13でシルバーがリードしていてもいい展開だった訳である。
近年のシルバースターの中では、恐らく1Q終わりから2Qにかけてを除くと、かなり高い完成度の試合だったように思うが、ではなぜ勝てなかったのか、という点について考えるならば、ひたすらに「攻守ともにラン」である。
まあ、攻撃の方は、キャッチアップが求められた事も加味せねばならないだろうが、結果論ではあるけれど、プレーの幅が狭くなった感は否めない。プレーアクションが効かない事はパスに悪影響を及ぼすから、である。
さらに輪をかけるように、ランプレーも原則がオープンプレーである(正確に数えたわけでは無いが、インパクトがあったのを思い返すと、そんな感じである、という意味)。
何とも楔を打ち込めない攻撃、という感じがしてならない。
逆に鹿島の攻撃は、オフタックルからオフタックルまでの間のプレーをきっちり出してくる。岩倉も丸田も、である。
その楔を止めに入ったところでその後ろのエリアにスラントやアクロスのパスが入り、攻撃がテンポ良く出ていく事になる。
※少なくともこの試合は、という事であって、シルバースターがすべての試合でこれでやられている、という意味ではない。というのも、後半はこのインサイドのパスプレーは殆ど投げられないかカバーがきついかのどちらかである。
また、シルバースター側においてはこの試合#21播川や#22秋山、#98米田#99八木などの姿が(見落としでは無いと思うのだが)不在であった事も影響しているのかもしれないが……
だからといって何とも据わりが悪い。
後半になって#11戸倉#89梅田が目立つが#80島野が目立たない(シルバーが調子のいいときは彼へのミドルがいやらしいように決まる)し#81中村#88橋詰はドロップやらタイミングか合わないやらが目立つし(なんか橋詰については、衰えのようなものも感じたわさ)。
守備にしても、3-4でありながらLB(主に#23芦名)のヘルプが入り4人でDLセットするケースが多く、かつLBの逆サイドのをことごとくやられる(LBサイドに来たときは五分五分。組み合わせがいいとしっかり止める。しかし逆サイドはたいてい出られる)。QBに極端にプレッシャーかかった所も見たことが無かったし。
結果としては1Q後半に鹿島がTDに持ち込むのに対してシルバースターは3回でパントになったところから、前半はずっと鹿島が試合を支配し、その焦りが後半になって膿のように押し出された、ような気がしてならないのである。
ちなみに、場内放送では鹿島以外の順列が未定といっていたが、ライズが勝っても負けても順列2位、シルバーが3位である(ライズが勝てば4-1で勝ち点で2位になる。負けた場合3-2で勝ち点でシルバースターとのみ同点になるが、その場合は直接対決でライズが勝っている為)。
正直、シルバースターが勝ち残る確率は皆無に等しい(Aブロックの順列1位枠が現時点でパナor飲料、順列2位枠が現時点でオービックor富士通。1勝はしても2勝は無理かと)中で、どこまでリニューアルできるかが楽しみである。
というより、鹿島がIBM(Cブロックの順列3位枠が現時点でオール三菱orIBM)ってのは、是非見てみたいねえ。クラフトとどこまでやりあえるか楽しみですわ。