|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
鹿島ディアーズ |
KD |
3
|
7
|
7
|
7
|
24
|
富士通フロンティアーズ |
FF |
14
|
0
|
0
|
0
|
14
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
FF
|
2:53
|
#19吉田→#81中村3Yard Pass |
#11西村Kick |
1
|
KD
|
9:53
|
#14青木39Yard FG |
|
1
|
FF
|
14:24
|
#19吉田→#1強 5Yard Pass |
#11西村Kick |
2
|
KD
|
11:22
|
#12加藤→#2中川 15Yard Pass |
#14青木Kick |
3
|
KD
|
4:;51
|
#12加藤 →#11前田6Yard Pass |
#14青木Kick |
4
|
KD
|
2:38
|
#10山城→#20岩倉1Yard Pass |
#14青木Kick |
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問題は、この試合ですねえ。
試合展開がどうだこうだ、という話はさておいて(っつうか、語るべき点が無いと言ってもいいだろう)。
やっぱりフロンティアーズは去年がピークだったんだねえ。で、今年はピークを過ぎた所へ要が抜けて(それは当然ブレナンの事である)、新人も例年の1/3で、つまり誤魔化しきれなくてメッキが剥がれた、という事なんだろうねえ。
この試合、今までに無いくらいの多彩なパスコースを繰り出したフロンティアーズだけど、結局後半になるとラッシュがきつくてパス投げられず、とか、ファーストターゲット見過ぎてタイミング逸して、とか、とにかくパスが機能しなさすぎ。
厳しい記述をすれば「付け焼き刃で勝てるわけ無いじゃん。実戦経験のほとんどないパスプレーが通用するほど、アメフト甘くないじゃん。レシーバーが探せないという事はQBとレシーバーの呼吸の問題と、そういう呼吸でよしとしてきたチームの責任じゃん」という事になる。
当然、見え見えのランからランをすれば止まる。インサイドのLBを吊る動きが無いからランサポートは余裕でされる。
ちょっときつめにラッシュすれば、すこしの隙間で投げる訓練されてない為に投げるの躊躇しちゃうから、投げられなくてスクランブル。
守備もそう。必ずSBのアクロスがフリー。明らかに狙われていても対処できず。その上でコーナーのクッションが深いから簡単にミドルパス通される。
前回と似たようなパターンでずたずたにされてしまった訳ですよ。
選手が努力していないとは言わない。多分、個人の能力では他チームに引けを取らないはず、なのである。
ところが、その努力とベクトルがかみあっていないように思われるのである。
そのベクトル合わせをするのが、本来コーチだと思うのである。
従って、今季の出来については明らかにコーチ側に責任があると言わざるを得ない。
いや、そういう意味では、選手間の意識のすり寄せ自体にも課題があるのかも知れない。
なんとなくコーチのいいなりの範囲で最高到達点を目指しちゃった、みたいな所があるのだろうか。
ライズの試合と比べて、「負けたら終わりなんだ」という緊迫感が、全く感じられなかったのですわ(勝ちたい、という気持ちは伝わりましたが……それよりも強い意志は伝わりませんでした)。
正直、このピークを過ぎてしまったチームが、どうなるのか予想は出来ない。というより、今までは優秀な新人が大量入部してその数で誤魔化して来たし、その入ってきた時のポテンシャルだけでプレーしてきた感じが強いチームだから、「ここからのランクアップ」はチームとしても経験が無いのかも知れない。
でも、それしないとね。
やはり、こう、なんというか、藤田さんの限界値みたいなものを、感じてしまったのです。
逆に鹿島は、一度ピークを迎えた(前回の日本一)後、いかにチーム力を維持しつつ短期間にピークへ持ち上げるか、という所についてはすごいなあと思いますよ。