|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
アサヒビール・シルバースター |
SS |
0
|
3
|
7
|
13
|
23
|
オール三菱ライオンズ |
ML |
0
|
3
|
9
|
0
|
12
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
SS
|
7:36
|
#16山口37Yard FG× |
|
2
|
ML
|
4:53
|
#18松山 34YardFG |
|
2
|
SS
|
14:56
|
#16山口 24Yard FG |
|
3
|
SS
|
0:13
|
#83林 90Yard K.O.R |
#16山口Kick |
3
|
ML
|
4:32
|
#18松山 22Yard FG |
|
3
|
ML
|
10:28
|
#27小嶋 3Yard Run |
#18松山Kick × |
4
|
SS
|
5:41
|
#19東野→#83林 25Yard Pass |
#16山口Kick |
4
|
SS
|
12:40
|
#19東野→#21播川 5Yard Pass |
#16山口Kick |
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まあ春の初戦と言うことでちと反則過多だったかなというのと、両チームの取り組みスタンスが垣間見えて面白い試合ではありましたが、そういう意味で言うとライオンズはもったいないことしたねえ、となる。
試合としてはシルバースターがQB#17古川を先発させるのだが、手詰まりになると打開する力がやや劣る(チームとしての経験の問題と思われる)為に試合が膠着し、2Q2ミニッツの所で#13(選手名不明)に交代させられ、そのままアウト。怪我でもしたのだろうか?
後半は#19東野にスイッチするも序盤は大乱調というか、逆リードのボールをはじいてインターセプトしたライオンズを褒めるべきかよく判らない状態で、後半最初のキックオフでリターンTD取ってつかんだ流れが易々とライオンズに。
ライオンズも3Q逆転するまでは#11田中を軸に(3Qに#15谷口とタンデム)リズムよく粘り強く攻撃をしてきたが、いかんせん詰めが甘くてFG2本というのは。
ただ、#27小嶋と#36石垣頼みだったランの攻撃幅が広がってきた事や、局面打開にQBのランを積極的に織り込んだりと、精度を上げればより上に臨める展開が期待出来そうだと思うのである。
ところが、3Qまで短いパスや中央のプレーを多用していたシルバースターが、4Qに入ってワイドの長いパスを使うようになってからは後手を踏む局面が増え、DBが負傷退場するとそこからバランスが崩れて失点を重ねてしまった。
春とはいえあと一歩だっただけに、ゲームクロージングの所に課題が出たと思う。
あと、どうしてもパスプロが持たないよねえ。ディープ抜けるまで持ってくれれば面白いんだけど。
で、シルバースターの方なんだけど、少なくとも2Q最後の所はFG成功失敗はともかく残り0になるようにタイムアウトの取り時をコントロールすべきだったと思う。ま、去年までよりは相当気を遣っていたと思うけど。
ただ、古川をどう育てたいのか、に全てがかかっちゃってるように思うね、今年は。つまり、このチームの根本は日大QBのセンスか東海が築いたバランス感覚かの二つしかコーチサイドの選択肢がなくて、長いこと日大型の金岡と東海型の東野がチームを支えてきたもんだから、その幻影にとらわれている(故にどちらでもない波木がフィットしていないし、関学型オプションの有馬が定着できなかった)ようにも見えるので、そこで腹をくくっていかないといけなんじゃないかな、と思う訳ですよ。
RBやレシーバーはそろいつつあるので、そろそろ抜本的に考えてもいいんじゃないかな。