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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
14
|
0
|
7
|
7
|
35
|
アサヒビール・シルバースター |
SS |
0
|
0
|
6
|
0
|
6
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
FF
|
5:36
|
#11西村42Yard FG× |
|
1
|
FF
|
8:29
|
#12平本7Yard Run |
#11西村Kick |
1
|
FF
|
11:38
|
#12平本→#4冝本13Yard Pass |
#11西村Kick |
2
|
FF
|
11:12
|
#11西村42Yard FG× |
|
2
|
FF
|
11:58
|
#11西村47Yard FG× |
|
3
|
FF
|
2:39
|
#29ゴードン1Yard Run |
#11西村Kick |
3
|
SS
|
11:44
|
#17古川→#89梅田16Yard Pass |
#39井ノ口Kick× |
4
|
FF
|
5:41
|
#12平本2Yard Run |
#11西村Kick |
4
|
FF
|
9:08
|
#20高野橋34Yard Run |
#11西村Kick |
こちらの試合は色々辛口入ります。
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まず富士通。この試合RBが#28進士と#29ゴードンでローテーションしたのだけれど、前半はゴードンが全く機能せず。かえってパワーラン状況で入る#20高野橋のほうが良かったくらいで。
裏を返せば、それだけシルバースターのフロントが改善していたという事でもあるのだけれど。
パスについても基本的には#4宜本頼みというか、相変わらずインサイドの縦ストレッチが出来ていないし、その結果としてインサイドのLBを攻められない(斜めに入るプレーはあるが、横切るプレーがない)。
なんだか、攻撃に関してはいつまでたっても「個人の力に頼ってばかりで、システムとして相手を崩す事が出来ていない」という感じしかしないんですよね。
出来ちゃうのか、やっちゃうのか。
伏線も無く、ただ点が取れちゃっただけというか(それが2Qの0点の正体だと思う)。
だから、実際35点取れたのは、「なんとなく帳尻逢わせた」という感じしかしない訳で(第2節の段階で得失点差+28でない試合は、後の結果を考えてもしたくなかった、という意味で)。
シルバースターは、去年より守備がかなり改善した物の、今年は攻撃が課題だ。この日スタイルしていたのは#13高橋(ルーキー)と#17古川(2年目)のみ。客席の噂では安藤が怪我という事だった。東野はどうしたんだろう?
で、この二人がまだ経験不足なのである。
というのも古川は立教(当時関東1部下位低迷中)、高橋は学習院(学習院一部昇格のメンバー)と、学生時代の高次元な修羅場の経験が足りないチームであった事が残念だった訳で。まだそこをプレーコールで助けてあげられない攻撃コーチ体制も問題。
じゃあこの二人が駄目か、というとそんな事は無く。慣れていいコーチが指導してあげればグンッと伸びる感じはするのね。
ひたすらに、これは逢わせ練習の問題かも知れないが、この試合最多ターゲットは多分#83林で、次が#89梅田。本来のエースターゲットである#11戸倉は後半から投げられるようになるが、#88橋詰はカバーがキツくて投げられず、という所で、タイミングがあっていないのでパスが偏ったのである。
そういう意味ではこちらもゲームシナリオが明確では無かったように思う。というか、守備のプレッシャーに押し込まれて若いQBがバタバタしちゃったという感じか。
で、これから数年後にどっちが凄い事になっているかというと、明らかにシルバースターの方に伸びしろがあるように思える。
攻撃ラインの改善、守備バックの世代交代がこれから待っているとは言え、なんとなく芯が通っているように思えるのである。今季について言えば、多分第2ステージは上位リーグに入るが、来季は化ける、のであはないかと思う。