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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
富士通フロンティアーズ |
FF |
7
|
0
|
14
|
7
|
28
|
パナソニック・インパルス |
PI |
0
|
10
|
3
|
0
|
13
|
Q |
TEAM |
TIME |
PLAY |
TFP |
1
|
FF
|
6:39
|
#11西村33Yard FG× |
|
1
|
FF
|
11:22
|
#12平本→#22宜本30Yard Pass |
#11西村Kick |
2
|
PI
|
1:56
|
#8高田→#5本多 28Yard Pass |
#11佐伯 Kick |
2
|
PI
|
7:00
|
#11佐伯47Yard FG× |
|
2
|
PI
|
14:55
|
#11佐伯25YardFG |
|
3
|
FF
|
7:26
|
#81中村 39Yard Run |
#11西村Kick |
3
|
FF
|
13:27
|
#20高野橋7Yard Run |
#11西村Kick |
3
|
PI
|
14:27
|
#11佐伯 45YardFG |
|
4
|
FF
|
5:15
|
#20高野橋2Yard Run |
#11西村Kick |
4
|
FF
|
12:21
|
#11西村36Yard FG× |
|
今日、会場でとても残念なことがありました。
それは、パナソニックのPA、というかマイクDJ。
以下、フェイスブックのコミュニティに書いたものを転載。
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今日、一つだけ残念なことがありました。
以前からノイズの事は色んな形で様々な意見が出ておりますが……
前にも自分の意見として書きましたが、クラウドノイズというのは「スタンドのファンが、自分の声と、身体と、心の中から溢れる魂を使って」行うものであると思っています。
アオりが入っていたとしても、そこでPAなんぞで増幅した音を使うのは論外で、チアスティックやハリセンが許容範囲ではあるけれど、あくまでスタンド人間の想いがが暴走した形であって成立する物である、と。…
※自軍の攻撃でケイダンスしているときにノイズ出すのは自爆行為です。そこをたたかれても仕方ない。
ですから、基本マイクを使った部分は相手QBがセットしたら止めるべきであり、というかそれはチーム運営側が故意に相手に妨害行為を働いたノンコンタクトファウルとして扱われてしかるべきであると思うのです。
パナソニックは去年見てませんが、一昨年もその前も、ここが全く出来て無くて、相手のケイダンス中にDJが反対サイドによく響き渡る大声でアオりいれてやんの。
今回もそう。
チーム証で入場している以上、チーム運営の一部なんだからさ。こういうの、なんとか出来ないかな、もう。
協会としてもしっかり指導して欲しいのね。鳴り物の持ち込みについてもそうだし。
ノイズそのものは反対しませんよ。ってか「そこ止めろっ」とか大勢が騒いだら必然的にノイズになるもの。
PAの扱いというものに、試合進行という観点からも、自分たちのモラルを高める意味でも、もうちっと考えて欲しいんだよね。
全く個人的な見解ですみませんが、
チーム本体から見ると、応援スタッフは「やってくれるのがとてもありがたい」お客様」=「チーム本体とは関係ない」という姿勢が感じられますし、
応援スタッフからは「自分たちのルーティーンが指示されたタイミングで出せることが一番」=「競技の持つ特性と自分たちの立ち位置が飲み込めていない」という姿勢が多々見えますし。
競技の特性とかどういう事が必要かとか、どういう風にしてくれたらもっと気持ちよくプレー出来るとか、そういうコミュニケーションが足りないんじゃないかな、と。
言っちゃ悪いけど、有料入場者から見たら、応援スタッフもチームスタッフチーム券の客も、全部同列の「チーム関係者」ですからね。
そういう所、もっと意識しないと一般客は「閉鎖コミュニティ」を嫌いますんで定着しませんよ。
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発言本体と、発言のレスの一部です。
はっきり言って、協会本体がある程度統制しないといけないテーマだと思います。
以前大井第二で両軍のチアスタッフにスタンドから怒鳴り込んだ人間だし、それで嫌われているのも知っていたけれど、自分たちの気持ちよさだけでやっているなら、一般観客入れるなって話になる。そういう低次元な活動で普及が出来ると思って欲しくないな。
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すみませんね、いきなりネガティブモードで始まりました。やっぱりおかしいもの、そこ。
なお試合開始前に、横浜の結果は判明。どっちが来てもため息でる相手なんだけどね。
試合はパナソニックのリターンで始まる。ここで注意したいのは、メイン向かって左側のエンドゾーン側に太陽が落日として傾いてくる事。かなり眩しい局面なのだが、1Qと4Qをパナソニックがこの西日を正面に、2Qと3Qに富士通が正面に、それぞれなるように陣取りをしている。
この時点で思ったのは、「4Qは日が沈むので、パナは実質1Qのみ。守備も攻撃も富士通不利」というもの。
パナソニックは#8高田が予想通り先発。富士通も#12平本が先発。
しかし、まあ、前半は守備合戦!
進まないというか、ミスにつけ込むしかないというか。
最初の両方のドライブはあっさりパント。
つぎのドライブ、パナソニックが#89小山にパスを決めてダウン更新、と思った次の瞬間、ハードヒットを受けてファンブル、これをなんと敵陣29Yardで富士通がリカバー。
が、このドライブも自分たちのフォルススタートで下がったことが響き、FG。が、これが中央割られでディフレクトされ失敗。
ってか西村、天然芝に弱すぎ!
パナソニックも凝ったプレー(#33横田のダイブからのフリーフリッカーが、マンカバーが剥がれていなかったからという形で横田へのショベルパスになった)がホールディングで下げられる、などミスも手伝って即パント。
とにかくこのへんは守備側が攻撃側を凌駕する展開が続く。
この後の富士通のドライブで初めてダウン更新が出るも、サックされて下がってしまい、パント。
このパント、リターナーが目測を誤ったのかラッシュがキツくて接触を避けようとしたのか、かなり低い位置でキャッチしたのだが、これがファンブル。それを追い詰めていた富士通側の選手が押さえて敵陣30Yardで富士通リカバー!(ここで、ある意味逆光の不利が出たというかなんと言うか)
リカバー後の最初のプレーでドロップバックした平本がパンプ・フェイク。それにつられて左ディープをマンカバーしたDBの足が止まり、そのターゲットだった#22宜本がフリーになり、富士通先制!
しかし、ここから2Qはほぼパナソニックの独壇場になる。
その理由として、TE#84吉田の存在と、#17モトゥの存在が大きい。
攻撃は、要所要所でうまいことフリーになる吉田へパスが決められ、それ故に#22奥野や#33横田のラン、高田のスクランブルなどが効果的に出ることになり、上がり目になるとすれ違いが照るという流れ。
守備ではモトゥのサイドからラッシュが漏れる。
とにかくそんな展開で責め立てられ、得点圏に再三の侵入を許すが、結果として10点で抑えられたのは大ラッキーという他ない。
だいたいだ、ロンリーセンターのショートハンド側のロングパスなんて想像できるかっての!(同点のTDのシーン)
その後富士通の攻撃はファーストダウンのランが出ない。その結果2回のドライブを3回(片方はファイルによる前進あり)でパント、2Qの攻撃機会はその2回のみ!
だが2Q終盤のドライブで、高田が負傷してしまう。交代に出て来たのは#18大原。いかんせん高田に較べて判断が少し遅く、それが富士通を助けたことにもなるのかもしれない。
で、後半開始。富士通リターン。最初のドライブの3プレー目ででスクランブルした平本が負傷退場(ダウン更新)のアクシデントに、勇躍登場した(というか、こっちはかなりハラハラしていたよ)#18出原。#81中村#17秋山にパスを決めるも、ランが思ったほどでなくてパント。
返しのドライブで高田が戻った者の精彩を欠いてパント。これが50Yardからの攻撃となり、#28進士のランの後秋山にパスが通り、次の#88大橋へのアクロスパスはLBがカット。このハラハラした状態で敵陣38Yard、ランプレーのフェイクから左WRの中村がリバース!右サイドのブロックに支えられ一気に抜け出して独走して逆転!
次のドライブから、富士通は守り方を変えてきた。そう、前半再三にわたり要所でフリーにしてきた#84吉田に、LBがマークをさせることにしたのだ。ブリッツサイドはブリッツに行かず、下がったときは#5青木を軸に、必ず誰かが見ている状態にしたのである。
そしたら、なんと、あっさりパント。
このリターンから、ちょっと凝ったランの時に#19吉田、それ以外は#18出原というQBタンデムで、ラン主体の攻撃に出る富士通。
ここでも走り方を変えてきた。
OLBのモトゥに対してTEを必ず当て、モトゥを外側にコントロール、GとTは守備エンドを内側に押し込み、そこに出来た穴にRBを走らせるというもの。上がってきたセイフティはどうするかというと、そっちサイドのレシーバーがCBとともに引きつけ、かつブロック入れてしまうのである。
これが、効いた。
止まらない。特に高野橋が止められない。
あっという間に追加点。
当然パナソニックだって黙ってない。この返しのリターンで、とんでもないカット一発で独走リターン。西村が最後に頑張ってタックルしてバランス崩したから追いついた選手が外に押し出せたが、それでもいきなり敵陣34Yard。
しかし、やはり高田が不調。ってか、ほとんどレシーバーがフリーになれないうちにプレッシャーが届くようになってしまった!
結果としてFGで終わってしまった。
4Qになると、戦術的にあからさまにラン偏重になる富士通。この展開は鹿島戦と一緒で、違うのはランでぐいぐい、高野橋と進士でごりごり進むのである。
無論。パントになるのは承知だが時間が進む。さらに4Qに入って再び大原に試合を託すも、プレッシャーがきつくサックされた時にファンブルロスト。
この機会を逃さずランでTDを奪う富士通は、次のシリーズで相手のパスミスをインターセプトに結びつけると、FG狙うも失敗。
しかし時間はしっかり使い切った富士通が、相手の攻撃をしのぎきり、ついに試合に終止符を打ったのである。
でね。まあこの試合、怪我人がねえ。
まず最初の頃に反則したあと出番がなくなった#4宜本兄、途中から出番がなくなった#29ジーノ・ゴードンは言うに及ばす、今季説不調の#30金、試合中に負傷した平本、終盤にハードヒットで相手を止めた時に退場してしまった#40アルリワン・アディヤミ、他にもラインで数名怪我していたけど、富士通大丈夫かいな。
とはいえ、3Qからの攻撃・守備のアジャストは見事と言うほか無くて。鹿島戦もそんな感じだったし。
※ただし、モトゥ対策には前例がある。昨年のライスボウル、関学がやったケヴィン対策。
なんか、今年は最後まで行けそうな気がする。
もしかしたら鹿島戦で怪我した選手が多かったのかも知れないパナソニック。しかしそうであろうとなかろうと、2Qは見事であったと思う。しかしその見事を堪え忍んだ富士通を褒めるべきか、は評価が分かれる所かも知れない。
それにしても、3Qから相手が手を変えたのに対して、アジャスト出来なかったのだろうか。あるいはそこからの次の一手が見つけられなかったのだろうか。
この所WRのエース級が離脱していた(長谷川の引退と栗原の移籍)事も影響したのかも知れないけれど、RBは#33横田が入り、ますます魅力的なチームになろうとしている。守備も相変わらず堅牢。来年再整備されれば怖くなりそうだ。
ただ、何か停滞感を感じてしまうのは何故だろう。特に#84吉田が押さえられたとたんにリズムが狂うのは、どうしてだ。
とにかく、いい試合でした。両チームの選手の皆さん、お疲れ様。