2014年5月31日川崎富士見球技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アサヒビール・シルバースター SS 13 24 22 6 71
ハリケーンズ Hu 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 3:22  #7安藤→#23秋山 19Yard Pass   #11戸倉Kick
1 SS 10:36  #7安藤→381中村 16Yard Pass   #7安藤→#11戸倉Pass×
2 SS 1:13  #7安藤→#85渡辺2Yard Pass   #7安藤→#31松崎pass
2 SS 5:39  #7安藤→83林12Yard Pass#   #4濱田Run
2 SS 9:55  #7安藤→#83林9Yard Pass   #4濱田Run
3 SS 3:35  #3有馬39Yard Run   #3有馬→#17古川Pass 
3 SS 7:44  #4松崎26Yard Run   #3有馬→#83林Pass
3 SS: 13:37  #3有馬→#83林9Yard Pass   #35神代Run×
4 SS 4:53  #13高橋→#11戸倉 20YardPass   #13高橋→#83林×
4 SS 8:40  #4濱田21Yard Run   #7安藤Run×

素直に言うと、シルバースターが迷走しているという印象である。
というのも、言っては失礼かもとは思うが、すっごく雑なんだなあ、もう。

というのも……
・最初のTD以外のすべてのTDで2ポイント。
・最初のドライブから敵陣深くなると全部4thギャンブル
・5回のオンサイドキック(うち成功は2回だけ)
・ギャンブルや3rdロングを更新すると、たいてい次のダウンでつまらない反則やエクスチェンジミス
・後半になるとレシーバーの落球が目立つ

正直、キッカーが#11戸倉なので、キッカー負傷によるTFP戦術上の問題、という事はない。
明らかにTFPとギャンブルの問題は、何らかの指示による(というか、ベンチからの声で「こんなんで富士通やオービックに勝てるのか」という声がかかってからのチョイスだったのだが……)ものであり、なんともものすごく後味の悪いプレーだと思えて仕方なかった。
いやね、確かに戦力差考えてロングドライブの実戦練習とか言うことを見るとオンサイドで攻めさせて、というのもなくはない。なくはないけど、それって公式戦で点差がついてからやることかな。
全部2ポイントした意味ってなんなのかな。戸倉以外のキッカーの育成とか、ラインの育成とか、出来ることはいくらでもあったと思うのだけれど、これってどうなんだろう。
攻める気持ちは判るけれど、かえってそれなら反則なんか全くいただけない。というより、その反則(フォルススタートなど)が出ること自体がチームとしてシナリオが出来てない(心がかみ合っていない)証拠だと思う。
せっかくレシーバーが好調だったのに、評価がすごく下がってしまった。

で、そういう事をされたハリケーンズ。守備でLBとDBの間がパックリ開いてしまい、そこを徹底的にパスで狙われ、中途半端に下がると今度はラインのサポートが出来ずランでごっそり。
攻撃が攻めきれない以上、守備の負荷が高くなるのは仕方ないにしても、もう少し何か手を考えないと……。